
世界難民の日とは?
2000年12月4日の国連総会で、毎年6月20日を 「世界難民の日」(World Refugee Day)とすることが決議されました。
この日はもとはOAU(アフリカ統一機構)難民条約の発効を記念する「アフリカ難民の日」(Africa Refugee Day)でしたが、1951年難民条約の制定50周年を記念してあらたに「世界難民の日」として制定されました。
「世界難民の日」は紛争や迫害から逃れることを余儀なくされた人々の苦境に立ち向かう勇気を称える日です。困難に立ち向かい乗り越えていく難民に共感と理解を深め、難民の保護と援助に対する世界的な関心を高めるためのさまざまなイベントが世界中で開催されます。難民当事者、受け入れ地域の人々、企業、政府関係者、著名人や一般市民など多くの人々が参加し、難民支援についての理解を深める機会となっています。
日本では、全国のモニュメントを国連ブルーにライトアップする啓発イベントや、「UNHCR WILL2LIVE」のテーマのもとに、音楽や映画を通じて難民への理解を深めるイベントを開催しています。
UNHCR WILL2LIVE ムーブメント
世界中で故郷を追われた人の数は8000万人を超え、
今この瞬間も、増え続けている。
祖国での迫害。生死をかけた避難。
たとえどんなに過酷な状況でも、絶対に、あきらめない。
難民は、「困難な状況を抱えている民」ではなく、
「困難に立ち向かい、乗り越えようとする民」だ。
難民の生き抜く意志は、
苦境に立ち向かう、すべての人に勇気をもたらす。
国連UNHCR協会は、
「UNHCR WILL2LIVE ムーブメント」として、
映画や音楽を通じて、難民の生き抜くチカラを発信し、
日本中に共感と支援の輪を広げてまいります。
WILL2LIVEムーブメント詳しくはこちら
募金つきオンラインシアター
UNHCR WILL2LIVE Cinema 2021

UNHCR駐日事務所ならびに国連UNHCR協会では、2006年から毎年「UNHCR難民映画祭」として、難民に焦点をあてた世界中の作品を上映してきました。
これまでに約240作品を上映し、10万人以上の方々にご来場いただきました。
2019年から「UNHCR WILL2LIVE Cinema」として生まれ変わり、難民の生き抜く力強さを描いた作品を上映しています。
2020年は初のオンラインイベントとして、 新作を含めた作品の中から選りすぐりの6作品を取り上げ、 期間中何度でも観られる「募金付きオンラインシアター」を開催しました。
2021年10月1日から「UNHCR WILL2LIVE Cinem 2021 募金つきオンラインシアター」を開催します。
今年は全5作品が日本初公開。そして期間中見放題。詳しくはこちらから。詳しくはこちら
WILL2LIVE パートナーズ

当初は9校参加が、2018年には32校へと拡大し、さらにその枠は企業・団体にも広がっています。
2020年からこの取り組みは、コンセプトと名称を進化させ、映画を通して難民問題への理解とポジティブな共感を広げるUNHCR WILL2LIVE Cinemaの取り組みに賛同してくださる学校・法人パートナーを募集しています。
国連UNHCR協会は後援として、上映作品のラインナップや広報ツール、パートナーズのロゴ提供などを通じて上映会をサポートします。
世界難民の日 特別配信
UNHCR WILL2LIVE Music 2021

「UNHCR WILL2LIVE Music」2回目の開催となる今年は、6月20日が1年で最も日が長い夏至の前日にあたることから、大地を守る会が主催する「100万人のキャンドルナイト」とのコラボレーションとして開催します。世界中が困難な状況に見舞われる中、ライブ、トークなど多数のゲストを迎え、難民への支援、世界平和や医療従事者への感謝、持続可能な社会の実現など、より厳しい状況に直面しながらも懸命に困難に立ち向かう人々へ思いを馳せる「100万人のキャンドルナイト」と「WILL2LIVEムーブメント=難民の生き抜くチカラ」のメッセージをオンライン配信でお届けします。WILL2LIVE Music詳しくはこちら