あなたのご支援に、心からの「ありがとう」を。

現地からのThank You レポート

公開日 : 2024-03-01

この度はUNHCRにあたたかいご支援をお寄せいただき、誠にありがとうございます。いま世界の74人に1人が、紛争や迫害、自然災害などで家を追われていると言われています。また世界の難民の76%は中低諸国で暮らしているため貧困に苦しむ難民も多く、医療や教育、就労支援など多方面にわたる支援が求められています。
そんな中、皆様からお寄せいただきましたあたたかいご支援のおかげで、UNHCRは世界で家を追われた難民と国内避難民のために多岐にわたる援助活動に取り組むことができています。本紙では、皆様のご支援で形となったUNHCRの援助活動の一部をご紹介します。

緊急支援【アルメニア】

UNHCR職員から救援物資を受け取る女性

「毛布やタオルなどの援助物資を受け取りました」

2023年9月に発生したアルメニアの南コーカサス地域における暴力行為で、1週間で約10万人が避難を強いられました。1日に約1万5000人が避難する緊急事態となり、中には高齢者や子ども、障がいをもった人など脆弱な立場にある人々も多くいました。UNHCRは政府と連携し、避難をしてきた人々へ毛布やシェルター、食料などの援助物資を届けるなど、緊急支援に尽力しています。避難を強いられた一人であるザリンさん(45歳・写真右)は、アルメニアの街マシスの仮設シェルターで暮らしており、毛布やタオルなどの援助物資を受け取ることができました。

自立支援【シリア】

仕事をするシリア女性

「仕事のおかげで、娘が再び学校に通えるようになりました」

5人の子どもたちを育てるタグリードさん(53歳)は、シリア危機で2014年にシリアのアレッポの自宅からタルトゥース県への避難を余儀なくされました。避難生活の中で、夫が脊椎の手術を受け働けなくなったため、学費を払うことができずにタグリードさんの娘は学校を退学しなければなりませんでした。UNHCRは、自立支援としてタグリードさんに小規模事業立ち上げのための助成金を支給し、タグリードさんは自身の手でコーヒーショップを立ち上げることができました。現在では自身の店の売り上げ金で家族を養うことができるようになり、また娘も再び学校に通えるようになりました。

現金給付支援【ポーランド】

ウクライナから逃れた母子

「支援がなければ、月末まで生活するのも難しいでしょう」

ウクライナのドニプロ市出身のイリーナさん(35歳・写真中央)は、ポーランドで14歳と9歳と生後6か月の3人の子どもたちと共に、UNHCRやパートナー団体からの支援を受けながら避難生活を送っています。一家は2022年3月に2日かけて、ウクライナからポーランドの国境まで命からがら逃れました。「列車は人でいっぱいでとても困難な旅でした。でも出発するしかなかったのです。ドニプロはひっきりなしに爆撃を受けていましたから」。イリーナさんは幼稚園で働いていましたが、現在は子育てで仕事ができていないため、支援の重要性をこう語ります。「子どもたちに衣類を買う十分なお金もなく、食料も高いです。支援がなければ、月末まで生活するのも難しいでしょう」。UNHCRはイリーナさんを含むウクライナから子どもと共に避難してきた女性たちの生活を包括的に支援するため、現金給付支援や衣類、衛生用品の提供などの援助活動に取り組んでいます。

帰還支援【アフガニスタン】

アフガン帰還民の父子

「家族でゼロからの第一歩を踏み出します」

アブドゥルさんは長年住んだパキスタンを去り、故郷のアフガニスタンのサマルケルにあるUNHCRの受入センターで支援を受けています。2023年10月にパキスタン政府が発表した正規の滞在許可証を持たないアフガン人を送還する計画のため、パキスタン国内にいるアフガン人に対する逮捕・拘留が急増。アフガン難民のアブドゥルさんは、パキスタンで布製品を販売する店を営んでいましたが、今回のことで全てを捨ててゼロからの第一歩を踏み出す決意をしました。すでに49万人以上のパキスタンにいるアフガン人が帰還しています(2024年1月4日時点)。UNHCRは帰還民の支援に尽力しており、アブドゥルさん一家も受入センターで現金給付支援や予防接種、健康チェックなどの支援を受けることができました。

教育支援【ケニア】

女学生とUNHCR職員

「女の子は、何にでもなれるのです」

そう語るのは、ケニアの難民キャンプに住むミクセラさん(15歳)です。彼女は学校で最も優秀な成績を収めたことで表彰され、地元の教育機関で中等教育を受けられることになりました。「私は男女平等を重要視しています。女の子は、なりたいものなら何にでもなれるのです。男の子と同じように教育を受け、同じようなチャンスを与えられるべきです」。ケニアのカクマ難民キャンプでは、無償で初等教育を受けることができます。難民の子どもたちは学期中いつでも最寄りの小学校に入ることができ、学用品や制服が支給されます。UNHCRは難民の子どもたちが将来母国に帰還したり、第三国に移住した時でも自立ができるよう教育支援に力を入れております。

UNHCRがこれまでに届けた支援

現金給付支援
3万5623人:
ポーランド国内で現金給付支援を受けたウクライナからの難民の数

難民の保護
6万1600人:
パキスタンからアフガニスタンに帰還し、保護や現金給付などの支援を受けた人の数

緊急支援
6万6539人:
アルメニアで緊急援助物資を受け取った人の数

※2023年12月時点

世界の難民・国内避難民の命を守るため、ぜひ引き続きUNHCRの活動にあたたかいご支援を賜りますようお願い致します。


難民の未来のために国連難民サポーターになってください

月々一定額のご寄付を続けていただくことにより、常に物資を準備して、緊急事態に備えることができるだけではなく、長期の資金計画が必要な、水・食料の安定供給や、学校教育や自立支援など難民の支援を進めることができます。ぜひ、毎月のご寄付をご検討いただき、難民の命と生活を守る「国連難民サポーター」になってください。

※当協会は認定NPO法人ですので、ご寄付は寄付金控除(税制上の優遇措置)の対象となります。

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