巧みな道筋を作り上げるコンゴ難民女性の溶接工

公開日 : 2024-03-29

意欲的かつ積極的、自信にあふれ、インスピレーションに富み、粘り強い - これがマリアム・スレイマンさんの性格を決定づける資質です。

カクマ難民キャンプ(ケニア)2024年3月8日 ― 「女性または男性だけに特化した仕事などありません。誰にも自分自身を証明する機会が与えられるべきです」と、このコンゴ民主共和国から来た23歳の溶接工は語ります。

「私にはお金を稼ぐ方法を見つける必要がありました。たとえ1日200ケニア・シリング(約228円)だったとしても」と彼女は言います。

まだ18歳だった彼女には、仕事を見つけることがどれほど難しいことなのか分かりませんでした。彼女の母親は亡くなる前、サロンを経営していました。彼女にはまったく興味がなかった仕事です。だから彼女が就職活動を始めた時には、溶接のイロハを理解することはおろか、職探しのために溶接の工房に身を置くことになるとは思ってもみませんでした。

事の初め

「溶接ができるようになるなんて想像もしていませんでした」と彼女は笑いながら言います。「工房に着いて仕事がないかと聞くと、オーナーは溶接ができるかと尋ねました。私は溶接の経験はないと答えました。」

そして彼は、塗装はできるかと尋ねました。彼女は自問しました。「それってどれだけ大変なのだろうか?」

こうしてマリアムさんの人生は変わり、溶接とのラブストーリーが始まりました。

たった3日で、彼女はドア枠を組み立てることができました - それは彼女にとって驚異でした。

「昔は火が怖かったですが、今は大好きです。金属に当たった後の熱の様子を見るのが好きです」と彼女は説明します。

溶接は女性を見つける可能性が最も低い場所だと彼女は付け加えます。または、少なくとも彼女はそう思っていました。そして今、溶接が他に行き場のなかった自分を受け入れてくれた場所であることに、彼女は気づきます。

「溶接は自分と家族を養ってくれた場所です。そのパワーを活用できる若い男女を訓練し、彼らにより良い人生を送ってもらいたいのです」と彼女は付け加えます。

彼女は訓練で優秀な成績を収め、溶接の免状を取得するための奨学金を得ました。彼女は試験に合格して資格を取得し、国際労働機関(ILO)でトレーナーとして働くオファーを受けました。

彼女の旅路に困難がなかったわけではありません。伝統的に男性中心の業界において、マリアムさんは自分自身を証明するために同僚よりも努力しなければなりませんでした。

「私が屋根の溶接の仕事に現れると、私が女の子であることを理由に、人々は私を雇うのを恐れました。でも私はいつも、彼らが間違っていることを証明します。屋根に登り、自分にはそれができることを見せつけます」と彼女は微笑みます。

難民キャンプを歩き回るマリアムさんは自信に満ち溢れ、誰とでも友好的です。このコミュニティには彼女に対する誇りがあり、彼女は一躍有名になりました。特に、カクマ難民キャンプにあるクリニック4という治療室は、彼女が作った頑丈な鉄の門が自慢です。

「これは私が最も勇気づけられる作品です」と彼女は笑います。

女性であり、かつ溶接工であることは容易なことではないと彼女は認めています。しかし彼女は、他の人々のために巧みな道筋を作り上げているという事実に誇りを持っています。

将来への大きな夢

マリアムさんは南アフリカでさらに教育を受け、水中溶接を学び、訓練所を兼ねた製造会社を設立することを目指しています。

「スキルを身につけることの素晴らしさは、誰もそれを奪うことができないことです。そして生計を立てるためにいつでも利用できること。スキルがあれば、飢えることはありません。」

男性中心の職業である溶接の世界に、もっと多くの女性が加わることができると彼女は信じています。

「女性たちはパワフルで、スキルがあります。男性にできるあらゆる仕事は、女性にもできるのです。」

Charity Nzomo

原文はこちら(英文)
Congolese welder forges a formidable path

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