UNHCR、アフガニスタン地震の被災地に救援物資と人道支援スタッフを緊急手配

本稿はジュネーブの国連欧州本部(パレ・デ・ナシオン)で行われた記者会見におけるシャビア・マントゥー報道官による報告の要約です

公開日 : 2022-06-27

2022年6月24日 ―地震で被害を受けたアフガニスタン南東部にカブールの倉庫からテント等の救援物資が送られています。

UNHCRは、6月22日にアフガニスタン南東部で発生した大地震の救援活動をサポートするため、大量の救援物資と専門スタッフ数名を緊急派遣しました。

物資には、テント600張、毛布4200枚、水汲み容器1200個、バケツ1200個、ビニールシート1200枚、調理用器具600セット、ソーラーランプ1200個といった、シェルター及び家庭用品が含まれています。

これらの救援物資はカブールにあるUNHCRの備蓄倉庫から配送され、6月23日にトラック9台に積み込まれました。これにより数百人の死傷者と数千棟の家屋の破壊・破損に遭ったパクティカ州のギヤン、ベルマル、ゼロック、ニカ地区、ホスト州のスペラ地区で、被災者約4200人を支援する予定です。

この過去20年間で最悪の地震で、約800人の死者と、さらに多くの負傷者が確認されました。アフガニスタンでも最も人里離れた地域で、人々は泥土の家で寝ていたという事実は、その惨状をさらに致命的なものにしました。

パクティカ州の被害は最も大きく、アフガニスタン暫定政府はこれまでにベルマル地区で500人、ギヤン地区で238人が亡くなった、と報告しています。 ホスト州のスペラ地区では、6月23日の時点で、約29人の死亡が報告されました。また、最も被害が大きかった6地区のうち、バルマル(1000人)、ギヤン(393人)、スペラ(62人)の3地区で少なくとも1455人が負傷しており、その多くが重傷です。

アフガニスタン暫定当局の報告によると、6月22日夕方までにほとんどの捜索・救助活動がすでに終了していますが、被災地が遠隔地であることや6月23日に追加調査が実施されることから、死傷者数や建物被害は拡大する可能性があります。ここ数日、豪雨がこの地域を襲い、惨状をさらに悪化させているのです。

UNHCRは、被災して家を失った人々のためのシェルターを手配するスタッフを配備しました。UNHCRチームは、カブールから到着した人道的支援を被災したコミュニティへ迅速に配置できるよう、ギヤン、ベルマル、スペラの3地区に供給拠点を建設しています。被災地でのその後の人災を回避するために、さらなる支援が緊急に必要です。また、水に関わる伝染病のリスクも深刻です。

アフガニスタンでは、40年にわたる紛争と情勢不安により、何百万人もの人々が飢餓の危機に瀕しています。飢餓や経済危機、開発援助の不足、10か月前の政権交代の影響等により、すでにアフガニスタン人約2400万人が人道支援を必要としています。アフガニスタンには現在、紛争により避難を強いられた人が約350万人、気候変動により避難を強いられた人が約157万人います。ここ数か月、国内各地で爆発事件や暴力的な攻撃が繰り返されています。

UNHCRは、国内および近隣のパキスタン、イラン、中央アジアで数百万人のアフガニスタン人を支援しています。

UNHCRアフガニスタンによる6月24日のツイート

ツイート訳

今朝、国連機関間チームは地震被害調査のためカノーディン村を訪問。パクティカ州ゲヤン地区の被害が甚大です。地元住民は心に傷を負っています。

原文はこちら(英文)
UNHCR rushes relief supplies, humanitarian staff to Afghanistan’s earthquake-hit regions


アフガニスタン地震 緊急支援のお願い

今回の大規模な地震、そして干ばつや食料難、情勢不安に苦しむアフガニスタンの人々の命を守り、支える活動にご協力ください。

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