第17回難民映画祭2022

2022年に17回目を迎えるこの難民映画祭は、難民をテーマとした映画を通じて難民問題への関心を高めるこの取り組みで、これまでに世界各地から集められた約250作品を上映し、10万人以上が参加しています。

公開日 : 2022-10-25

昨今、さまざまな報道等で耳にするようになった、「難民」という言葉。
紛争や迫害で故郷を追われた人たちは、日本の人口にほぼ近い、1億人を超えました。
難民と呼ばれるようになった人たちも、私たちと同じように、
一人ひとり、愛する家族や友人、大切なそれぞれの人生があります。
たとえ、明日が約束されない状況でも、生き抜いていく。
困難に立ち向かう意志、その力強さを、ぜひ映画を通して感じてください。

第17回難民映画祭2022の公式サイトはこちら

 

オンライン開催

日本初公開の2作品を含む6作品を期間中お好きなときに何回でもご視聴いただけます。
視聴期間: 2022年12月1日(木)~14日(水)
申込受付期間: 2022年11月1日(火)~12月12日(月)
形式: オンライン配信
料金: 下記いずれかの料金を選択。匿名募金は難民問題の啓発活動に役立てられます。
2,000 円(視聴料2,000 円)
3,000 円(視聴料2,000 円 + 難民のための匿名募金1,000 円)
5,000 円(視聴料2,000 円 + 難民のための匿名募金3,000 円)
主催:国連UNHCR協会、ユナイテッドピープル株式会社
協力:国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
パートナー:独立行政法人 国際協力機構(JICA)
詳細・お申込みは、公式サイトから 

オンライン上映作品

物語は終わらない~難民芸術家たちの革命~

シリアの若い世代のアーティストは、芸術をささえとして難民生活に耐えている。
平和、正義、表現の自由のための闘いを反映したこのドキュメンタリーは、彼らが芸術を通して現実に立ち向かう姿を描く。

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地中海のライフガードたち

シリア難民を救出しようと、自らギリシャのレスボス島へ向かい奮闘するスペイン人ライフガードたちの姿を描く実話に基づくドラマ。海で溺れる者は救わなくてはならないという海の掟が、彼らを突き動かす。

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マイスモールランド

日本で暮らしてきたクルド人の女子高校生サーリャ。家族が在留資格を失い、当たり前だった生活を奪われてしまうが、ある少年との出会いを通して、悩みながらも成長していく姿を描く青春ドラマ。

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FLEE フリー

アフガニスタンに生まれた少年アミンは「難民」として過酷な旅を余儀なくされる。30代半ばとなったアミンが半生を語る。ゲイの青年が自分の未来を救うために過去のトラウマと向き合う物語を描く。

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UPROOTED

ウクライナからドイツに逃れた難民が自らの境遇を演じ、戦争がもたらすトラウマを描いた。

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リスト:彼らが手にしていたもの

迫りくる命の危険の中、わずか10分たらずという時間の中で持ち出したものとは? 

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東京開催

 

上記オンライン開催に含まれない3作品を5回上映します。
日時:2022年12月4日(日)・5日(月)
場所:文京シビックホール・小ホール【定員:300名】
(東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター内)
主催:国連UNHCR協会/文京区
協力:国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
パートナー:独立行政法人 国際協力機構(JICA)
参加:無料、事前申込不要(各回、上映45分前から先着順で整理券配布します。一人一枚)

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広島国際映画祭と初のコラボレーション

日時:2022年11月19日(土) 12:30~14:50(予定)
上映作品:「地中海のライフガードたち」(109分)
               「リスト:彼らが手にしていたもの」(9分)
場所:横川シネマ【100名】(広島県広島市西区横川町3-1-12)
主催:広島国際映画祭実行委員会 http://hiff.jp/
特別協力:第17回難民映画祭2022
参加:横川シネマでの19日上映は1日券 2000円でご覧いただけます。
1日券とは19日の上映作品はどれでも鑑賞可能です。
詳細はお申し込みはこちら(広島国際映画祭)

難民映画祭パートナーズ

難民映画祭で上映する作品の上映イベントを学校が主催者となって開催する取り組み「学校パートナーズ」がスタートしたのは2015年。当初は9校参加が、2018年には32校へと拡大し、さらにその枠は企業・団体・自治体にも広がっています。国連UNHCR協会は後援として、上映作品のラインナップや広報ツール、パートナーズのロゴ提供などを通じて上映会をサポートします。
詳細はこちら

 

 

難民映画祭とは

2006年~2018年に開催してきた「UNHCR難民映画祭」は、2019年に「UNHCR WILL2LIVE 映画祭」 に改称し、難民が困難を乗り越えようとする力強さをより社会に伝えるためにコンセプトを再定義しました。 2020 年と 2021 年は、コロナ禍により全面的にオンライン化し、「募金つきオンラインシアター UNHCR WILL2LIVE Cinema 」として開催しました。2022 年は、「難民映画祭」に名称を戻します。難民をテーマとした映画を通じて難民問題への関心を高めるこの取り組みでは、これまでに世界各地から集められた約250作品を上映し、10万人以上が参加しました。
公式サイトはこちら
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