【アフガニスタン/ウクライナ】 ありがとう!届いています、あなたからのご支援

公開日 : 2022-09-21

2021年8月、アフガニスタンではタリバンが全土を掌握し、急速に緊急事態へと発展。
2022年2月には、ウクライナへの軍事進攻が始まり、今も予断を許さない状況が続いています。
それぞれの国や地域で、想定をはるかに超える人々が一気に避難し、治安が悪化し混乱する中で、UNHCRは現場にとどまり、家を追われた最も弱い立場にある人々への支援を続けてきました。
そして日本中の大変多くの方が、UNHCRの活動に賛同くださり、温かいご支援を寄せてくださいました。
職員一同、心より感謝いたします。
今回は、皆様への心からの感謝とともに、現地で今も続いているUNHCRの活動についてご報告いたします。

「皆様のご協力で、困難な状況の人々に支援を届けられます」

UNHCRアフガニスタン事務所  保護官 宮内博史

宮内職員

カブールよりお手紙で失礼いたします。日本もだいぶ秋めいてきた季節かと思いますが、カブールでも夜は10度前後に冷え込み、肌寒く感じるようになりました。この度、皆様のアフガニスタンにおける国内避難民、帰還民、及び難民の方々への温かいお心を預かることが出来まして心より感謝しています。皆様のご支援・ご協力により、困難におかれた多くの方々へ必要な支援を届けられていることを改めて身に染みて実感した次第です。本当にありがとうございます。
国民の大半が生活に困窮している中、地震や干魃、洪水等の被害も重なり、依然として厳しい状況が続いています。そのような中、少しずつではありますが、故郷に戻り、生活再建に携わる方々も増えてきています。皆様のご支援が、アフガニスタンの人々の明日の希望につながるようにしていきたいと思います。どうぞこれからも、温かいご関心とご支援をよろしくお願いします。

女の子も、男の子も。勉強をがんばっています!

西部ヘラート州にあるこの小学校は、2020年にUNHCRが建設した学校です。現在も、この州に避難している家族や国外の避難先から帰還してきた家族の子どもたちに、教育を提供しています。この地区には5万2000人が暮らしていますが、そのうち3万人が国内避難民です。
左の写真は、図画工作の授業で学んでいる小学校3年生の女の子たち。右の写真は、先生の言葉を熱心に聞く、同じく3年生の男の子たちです。

アフガニスタンの女子生徒たち
アフガニスタンの男子生徒たち

干ばつにあえぐ地域に、清潔な水を

このカブール近郊の村には、他国へ避難していた約47,000人が帰還しており、UNHCRが優先的に保護する地域です。アフガニスタンは長年干ばつに苦しんできましたが、昨年はこの40年でも最悪の干ばつとなり、水不足が深刻です。UNHCRは太陽光発電のコミュニティ水ポンプ施設を建設し、人々へ清潔な水を提供しています。今日も、水くみ容器を抱えたたくさんの子どもたちがやってきて、がんばって家まで水を運んでいます。

水ポンプ施設の様子
水をくむ少年

助産師をめざして。2年間のプログラム

この白衣を着た女性たちは、未来の助産師さん。UNHCRは、パートナー団体と連携して女性たちに2年間の助産師養成プログラムを提供しています。
コースを修了後、女性たちは地域で女性たちの妊娠・出産時や産後に不可欠な支援を提供し、母子の健康を支える大切な役割を担います。

自動三輪車による自立生計支援

国内避難民のヘズブラさん(20歳)は、以前は井戸を掘る仕事をしていましたが、仕事の機会がなくなってしまいました。
しかし、UNHCRの自立生計支援プロジェクトにより自動三輪車の提供を受け、人や荷物を運ぶなどの仕事で、今では一日に200~400アフガニ(約320円~650円)を稼ぎ、家族を養えるようになりました。

地震の被災地への緊急支援

2022年6月22日、アフガニスタン東部のパクティカ州などで大規模地震が発生。多くの家が倒壊し死傷者を出すなど、過去20年で最悪の被害となりました。UNHCRは直ちに支援を開始、家族用テントや毛布、防水シート、ソーラーランプなど緊急援助物資を提供し、被災した人々の保護にあたりました。

ウクライナにおける援助活動

2022年2月にウクライナへの軍事侵攻が始まって以降、大変多くの皆様から多くのご支援をいただき、心より感謝申し上げます。皆様の温かいご協力は、避難生活が長引くウクライナの人々を、今日も支え続けています。

数字で見るウクライナ国内でのUNHCRの活動*(2022年8月10日現在)

ウクライナ難民の家族とUNHCR職員
ウクライナからポーランドへ逃れ、UNHCRの現金給付支援の登録を受ける家族

破壊された家を訪問するUNHCR職員
ウクライナキーウ州ブチャなどで破壊された家を訪問し調査するUNHCR職員。調査に基づき、家屋の修理用の資材や工具、防水シート等の配布を行っている
ウクライナ南部ヘルソンスカ州の解放された地域で、国内避難民1000人以上へマットレスや寝袋、家屋の修理キットなどの援助物資を提供

家を追われ、助けを必要とする人々のために。
UNHCRはこれからも現地で活動を続けます

皆様のUNHCRへの温かいご協力に、重ねて感謝申し上げます。皆様のご支援に支えられ、UNHCRは人道危機の最前線で命を守り、人々の避難生活を支える活動を休まず続けてきました。皆様のご支援がなければ、こうした多岐にわたる大規模な活動を行うことはできませんでした。
しかし残念ながら、難民や国内避難民の数は増え続け、こうしている今も助けを待っている人々がいます。UNHCRはこれからも、アフガニスタンやウクライナをはじめ、世界各地で支援を必要としている、家を追われた人々への支援を続けていきます。
どうぞ引き続き、温かいご関心とご支援をお願いいたします。

2022年8月、アフガニスタン・ダ-イクンディー州で住民の女性と話す、高嶋由美子UNHCRアフガニスタン事務所副代表

UNHCRの難民支援 避難を強いられる人の数は1億人

こうしている今も、多くの人々が家を追われています。そして紛争や迫害のみならず、気候変動による自然災害や新型コロナ感染症(COVID-19)のパンデミックによる貧困の深刻化・食料難も避難の大きな要因となっています。これからもUNHCRの支援活動にご協力いただければ幸いです。

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