アフガニスタンの人々へ手を差し伸べてくださった皆様へ

混乱のアフガニスタンから逃れる人々をご支援いただき、本当にありがとうございます

公開日 : 2021-09-02

激変する歴史的岐路の中で、暴力や迫害から逃れようとする人々…数々のメディアがアフガニスタンの状況を伝える中、その切迫した人々の姿に目を向け、そして支援の手を差し伸べてくださり、本当にありがとうございます。UNHCRは40年続くアフガン危機の中で、国内外に逃れた避難民、庇護希望者、帰還民等を支援してきました。
このたびは、皆様からのご支援で形になった援助活動の一例として、今まで実施されてきたアフガニスタン支援活動等をご紹介します。

UNHCRが実施してきた主なアフガン支援活動

戦闘やテロが絶えず、干ばつ等の自然災害が多発し、常に貧困と食料難の危機にあるこの国の内外で、UNHCRは逃れて来た人々の保護から保健・教育・自立支援等、様々な支援にあたってきました。特に、女性と子どもは難民・避難民の最大多数を占め、暴力や搾取、または権利を否定される等、極めて危険な状況に直面しています。UNHCRは女性や子どもたちの保護も、任務の大きな柱の一つとして最優先してきました。

避難民の保護
避難先のパキスタンで難民登録されたアフガン難民のサタールさん一家。隣国パキスタンとイランには約220万人*のアフガン難民・庇護希望者が登録されており、1人でも多くの難民を守るため、両国政府と協力して難民支援活動を実施しています。(*2020年12月時点)
シェルター支援
2020年11月、UNHCRの支援で建てられたシェルターの中で糸を紡ぐマヒーロさん(40歳)と3人の娘たち。安全かつ尊厳ある生活を保つためには、プライバシーが守れるシェルターが欠かせません。UNHCRは電力の共有や家の修繕のための現金支給を含むシェルター支援を実施してきました。
女性支援
2020年11月、アフガニスタンでトマトを育てるフレシタさん(23歳)。女性が弱い立場に置かれることが多いこの国で、UNHCRはアフガン女性と少女たちの教育や仕事をする権利を守るため、女子教育のみならず、女性の自立支援にも力を注いできました。
新型コロナウイルス感染予防
UNHCRは、開発途上国でも深刻な脅威となっている新型コロナの感染予防対策を実施。受け入れ施設の確保やマスク、消毒剤等の配布、感染リスクが高い密集した難民居住区に暮らす難民世帯へ石けん等の配布といった施策を実施してきました。

そして今も、UNHCRは現地に残り、支援活動を続行しています

UNHCRは8月16日、「アフガニスタンへの帰還に関するUNHCRの見解」を発表。申請が拒否された庇護希望者を含むアフガン国籍者の強制帰還を停止するよう要請しました。
加えて、UNHCR職員は、国際、現地スタッフを含めてアフガニスタンの現場にとどまり活動を続行。今年に入って、現金給付、シェルター、衛生キット、その他緊急支援物資の支給などの緊急支援を33万2000人に対して行っています。さらに、避難民の保健・教育対策の継続も重要課題です。UNHCRは19の学校、若者のための学習センター、女性たちのためのカフェの他、メンタルヘルスや社会心理サービスも備わった診療所を建設中です。

カーレド・ホッセイニUNHCR親善大使からのメッセージ

皆さんは映画『君のためなら千回でも』(2007年)をご覧になったことがあるでしょうか?1970~2000年代のアフガニスタンの激変の中で翻弄される人々の姿を描いたこの作品は、映画『007 慰めの報酬』のマーク・フォスターが監督し、ドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』を共同プロデュースしたデイヴィッド・ベニオフが脚本を手掛けています。そしてこの原作者が、アフガニスタン出身、アメリカ在住の作家/医師であるカーレド・ホッセイニUNHCR親善大使です。常にSNS等で難民支援を訴え続けているホッセイニ親善大使が、今回のアフガニスタン危機に関してメッセージ動画を寄せています。

誰ひとり、置き去りにしない ― UNHCRの難民支援

UNHCRは流動的かつ不確定な状況の中、アフガニスタンを逃れる女性、女子、そして民間人を守り、支えるため、現地で援助活動を続けていきます。

そしてUNHCRはアフガニスタンのみならず、シリアやバングラデシュ、エチオピア等で、紛争や迫害等により故郷を追われた人々を国際的に保護・支援し、難民問題の解決へ向けた活動を行っています。支援対象者は、9190万人。全人類の1%が紛争や迫害、そして暴力等により、避難を強いられる中、皆様からのご支援が、難民の未来を支える大きな力となっています。皆様からの安定したご支援・ご寄付があることで、UNHCRは支援計画の展望を描くことができます。どうぞこれからも、世界の難民をご支援ください。


世界でUNHCRの支援を待つ人、9190万人

紛争、迫害のみならず、気候変動による自然災害、そして新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による貧困・食料難等によって多くの人々が故郷を追われている中、今ほど人道支援が必要とされる時代はありません。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、この状況に対し、世界各地で救援活動を行っていますが、資金が圧倒的に足りない状況が続いています。皆様からのご寄付によって多くの命が助かります。彼らを支えるため、ぜひ継続的なご支援をお願いいたします。

※当協会は認定NPO法人ですので、ご寄付は税控除(税制上の優遇措置)の対象となります。

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