「学校へ通っているよ!」ご支援くださったあなたへ、心からの“ありがとう”

公開日 : 2021-10-22

春を迎えた今年4月、日本では入学や進学の季節になってもコロナ禍は収まらず、厳しい社会情勢が続きました。そんな中、当協会からお送りした「難民への教育支援に力をお貸しください」というお願いに対し、大変多くの方が支援をお寄せくださいました。
その力強いご支援を支えに、今日もUNHCRは世界各地で難民の子どもたち、若者たちに教育支援を継続して行っています。「家を追われ愛する家族を失い、傷ついた子どもたちから教育だけは奪われることのないように。彼らの未来をつなぐことができるように」。そうした願いにご賛同いただき、行動を起こしてくださり本当にありがとうございます。
また、イエメンの深刻な人道危機にご寄付くださった皆様にも、命を守るための支援へのご協力に、心より感謝申し上げます。
今回は皆様お一人おひとりへ感謝を込めて、世界各地から届いたご報告をお届けします。

路上で働いていた少女が、もう一度学校へ!

イエメン

サラさん

サラさん(13歳)は戦闘下のイエメン・タイズからアムランに逃れてきた国内避難民です。路上でペットボトルを集めて働き、家族の生活を助けていました。
しかし、UNHCRの支援で出生証明書を手にすることができ、学校に戻れることになったのです。
学校へ行っていなかったサラさんは、2年生からの再スタートになります。でも、やり直すのに決して遅すぎることはありません。

ふるさとから遠く離れても、夢を叶えたい

コンゴ民主共和国

ジャスティンさん

ジャスティンさん(18歳)はブルンジからコンゴ民主共和国・ゴマに避難してきました。
父親は亡くなり、残された母親はジャスティンさんを含む3人の子を抱えて仕事もなく、子どもたちを学校に通わせるのは困難でした。
厳しい状況にあったジャスティンさんですが、UNHCRのサポートで奨学金を受け、学校に戻ることができました。ジャスティンさんは言います。「故郷から遠く離れていますが、普通の生活に戻れるように、ビジネスマンになるという夢を実現するためにがんばっています。その夢を叶えるためには、土台となる良い教育を受けることが必要です。だから僕は経済とビジネスを学ぶことが重要だと思っています。UNHCR、ご支援をありがとう!」

破壊された学校を修復

イラク・モスル

モスル近郊の学校

過激派組織 ISISの支配下にあったイラク第二の都市、モスル近郊の村。この地域では住居も道路も破壊され、学校も損傷したままでした。しかしイラクの国内避難民キャンプの多くは閉鎖となり、復興の進まないこの地域に帰還するほかなかった人々が多くいます。
UNHCRはこうした人々に聞き取り調査を実施し、最優先のニーズから対応して道路などインフラを整備するとともに、学校の修復も行いました。
新しい机も運び込まれ、子どもたちが戻ってくる日がいよいよ近づいています。

シリア難民とイラクの子どもたちが共に学ぶ教室

イラク・エルビル

難民キャンプの教室

イラクのクルディスタン地域・エルビルにあるカウェルゴスク難民キャンプでは、子どもたちのためにアラビア語教室を行っています。この教室では、難民だけでなく受け入れ地域の子どもたちも一緒に勉強することができます。一つの教室で席を並べ、お互いに理解と親交を深める役割も果たしているのです。
この地域には10か所の難民キャンプがありますが、今年7月末現在、シリア難民約8000人が避難しており、UNHCRはシェルターや教育など様々な支援を提供しています。

避難していた学校から、新しいシェルターへ

エチオピア

2020年11月に戦闘が勃発し、約200万人が家を追われたエチオピア北部・ティグレ州。
多くの人々が学校など公共の場所へ逃れ避難生活を続けてきたため、学校では授業を行うことができずにいました。そこでUNHCRはそうした国内避難民のために625棟のシェルターを設置、国内避難民の居住地として整備しました。UNHCRの支援で最初に移転したグループは、小学校で避難生活を送っていた約500世帯です。新学期には学校を再開し、子どもたちが授業を受けられるように準備を急いでいます。 

中学校
ティグレ州メケレで2000人以上が避難している中学校
学校から移転する人々
UNHCRスタッフのサポートで学校から移転する人々

イエメンの3きょうだいに届いた支援

イエメン

ラフィフさんと兄弟

ラフィフさんと兄弟は、イエメンで避難生活を送っています。彼女たちは両親と、持ち物をつめる時間すらなく着の身着のまま避難してきました。
すべてを失った一家ですが、UNHCRから現金給付支援を受け、食料を買って家賃を支払い、子どもたちに必要なものを買うことができました。
ラフィフちゃんが見せてくれたのは、ラマダン(断食月)が明けたお祝いに買ってもらった服です。
日頃からたくさんの我慢を強いられている子どもたち。1年に1度の大切なお祝いに、素敵なプレゼントをもらえました。

どうぞこれからも、 UNHCRと一緒に世界の難民をご支援ください。

改めて、皆様お一人おひとりの温かいご支援に感謝申し上げます。
皆様のご協力なしに、UNHCRはこうした支援を届けることはできませんでした。
しかし残念ながら、まだ世界には教育を受けられない子どもたちが多くいます。
また、イエメンのように緊急事態が続き、命の危険にさらされながら避難生活を強いられている家族がいます。
どうぞこれからも、ぜひ温かいご関心をお寄せいただき、UNHCRと一緒に難民をご支援いただきますよう、心よりお願い申し上げます。


※当協会は認定NPO法人ですので、ご寄付は税控除(税制上の優遇措置)の対象となります。

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