難民援助活動の資料を請求した方に画家・いわさきちひろさんの「キャンペーンカード」をプレゼント
公開日 : 2021-11-11
難民のことを思うとき
数ではなく 1人の「ひと」を思えたら どんなに素敵でしょう
~シリア難民への緊急支援キャンペーン~
THINK ABOUT A REFUGEE
子どもを生涯のテーマとして描き、9600点を超える作品を残した、いわさきちひろさん。生前の代表作のひとつが今回キャンペーンカードのメインビジュアルとなっている「戦火のなかの少女」です。いわさきさんがベトナム戦争に巻き込まれた子どもたちに心を痛め、描いた絵本『戦火のなかの子どもたち』に収録されている作品です。
ちひろ美術館は今回のコラボレーションにあたって以下のコメントを寄せています。
「いわさきちひろは、世界中の子どものしあわせと平和を願い、絵を描き続けていた画家です。
今回、このような形で難民援助活動に関わらせていただけること、大変うれしく存じます」
いわさきちひろ (Chihiro Iwasaki)
画家。1918年、福井県に生まれ、東京で育つ。東京府立第六高等女学校卒業。藤原行成流の書を学び、絵は岡田三郎助、中谷泰、丸木俊に師事。子どもを生涯のテーマとして描き、9600点を超える作品を残す。1974年、55歳で没。代表作に『おふろでちゃぷちゃぷ』(童心社)、『あめのひのおるすばん』『ことりのくるひ』(至光社)、『戦火のなかの子どもたち』(岩崎書店)など。1977年、アトリエ兼自宅跡に、ちひろ美術館・東京開館。1997年、安曇野ちひろ美術館開館。
chihiro.jp
この冬も多くのシリア難民の命が危機にさらされようとしています。長引く避難生活で困窮しているシリア難民の多くが劣悪な住環境にあり、冬は命の危機が迫ります。
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、シリア難民を受け入れているトルコやレバノン、ヨルダンなどで今年も難民が冬を無事乗り越えられるように防寒支援を行います。
防寒支援の対象地域の中でもとりわけ深刻な状況にあるのがレバノンです。
レバノンのシリア難民は、避難生活の長期化に加えて、レバノン経済の悪化・金融危機、コロナ禍、昨年8月のベイルート港で起きた爆発事故などにより、累積的に極度の貧困に追い込まれています。2020 年の調査によればレバノンで避難生活を送るシリア難民世帯の89%が極度の貧困状態にあり、前年の55%から大幅に増加しています。
シリア難民が直面している現状と、UNHCRのシリア難民への援助活動を広く知っていただき、支援の輪を広げることを目的に、国連UNHCR協会は難民援助活動の資料を請求した方に、画家のいわさきちひろさんのキャンペーンカードをプレゼントする『THINK ABOUT A REFUGEE』キャンぺーンを展開します。
『THINK ABOUT A REFUGEE』には「難民のことを思うとき、数ではなく1人の『ひと』を思ってほしい」という願いがこめられており、今回は、一昨年の美術家・奈良美智さん、昨年の現代美術家・JUNICHI さんのデザイン協力による同キャンペーンに続く、『THINK ABOUT A REFUGEE』キャンペーン第三弾となります。
国連 UNHCR協会 『THINK ABOUT A REFUGEE』キャンペーン
難民援助活動の資料を請求した方に「キャンペーンカード」(大小2枚セット)をプレゼントいたします
※お申込み先着500名様 (お1人様1セットのみ/無くなり次第終了)

[大] 2つ折りカード(サイズ:縦105×横200mm)
※中面に、いわさきちひろさんが『戦火のなかの子どもたち』に
寄せたメッセージが印刷されています
[小] ミニカード(サイズ:縦46×横90mm)
※裏面にはキャンペーンメッセージが印刷されています