国連難民サポーターの村上雅則さんが第25回チャリティーゴルフコンペを開催

公開日 : 2020-03-23

日本人初のメジャーリーガーであり野球評論家、また国連UNHCR協会の国連難民サポーター(※)である村上雅則さんが、2019年11月28日(月)に第25回チャリティーゴルフコンペ「マッシー村上杯」を開催し、国連UNHCR協会へご寄付をお寄せくだいました。村上さんの呼びかけにより、野球界や芸能界などから多くの方々にご参加いただき、難民支援へ大きなご支援をお寄せいただきました。

今回いただいたご寄付は、たとえば避難生活に欠かせない家族用テント約30張分に相当します。避難を強いられ、長期に及ぶ避難生活を送っている難民の人々にとって、命やプライバシーを守る上でとても大きな支えとなります。

また「マッシー村上杯」当日は、村上雅則さん自身が登場し、巻末インタビューも掲載されている小説『マイ・フーリッシュ・ハート』を販売し、多くの方にご購入いただきました。その売り上げの一部も今回ご寄付いただきました。

2020年2月13日 感謝状贈呈式の様子(左から村上雅則さん、国連UNHCR協会事務局長 星野守)©国連UNHCR協会

村上さんはこれまで25年にわたり難民支援をはじめ様々な社会貢献活動をされています。長い間支援活動をされている背景には、ロベルト・クレメンテという一人の野球選手の存在があり、現在もMLB(メジャーリーグベースボール)で慈善活動を精力的に行っている選手に毎年贈られる、「ロベルト・クレメンテ賞」の由来になっている選手です。村上さんは1964~65年にメジャーリーグのサンフランシスコ・ジャイアンツで活躍されていた際、ピッツバーグ・パイレーツのプエルトリコ出身のクレメンテ外野手と出会い、ボランティア活動に関する熱い思いに強く影響を受けました。クレメンテさんは1972年にニカラグアで起きた大地震の現場へ、自ら支援物資を届けるため飛行機に乗り、墜落事故に遭い38歳という若さで亡くなりました。村上さんはクレメンテさんの遺志を継いで、25年にもわたり難民支援をはじめ様々な支援活動を続けてこられています。


(※)「国連難民サポーター」とは:国連UNHCR協会では、寄付を通じて難民支援に参加くださる支援者の皆様とともに、UNHCRの日本国内での広報・募金活動拡大のためにご協力くださる著名人の方に「国連難民サポーター」として活躍いただいています。
国連難民サポーターは現在、村上さん以外にも、ヴァイオリニストの川井郁子さん、横浜DeNAランニングクラブエグゼクティブアドバイザーの瀬古利彦さん、バレリーナの吉田都さんにご協力いただいています。

 

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