新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応につきまして

事務局長・星野より新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応を ご報告申し上げます

公開日 : 2020-04-13

 

 

平素より、国連の難民支援にあたたかなご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。国連UNHCR協会事務局長の星野守です。

 
世界的に拡大を続ける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響は日本国内でも深刻度を増し、2020年4月7日以降、政府が東京など複数の都府県を対象に緊急事態宣言を発令する事態となりました。皆様におかれましても、ご家族ご友人など大切な人を守るため、手洗いや衛生管理を心がけ外出を控えるなど、感染拡大を防ぐために尽力されていることと存じます。 そして何より、このような困難な状況のなか、世界の難民・避難民にあたたかな支援の手を差し伸べていただいておりますことに、深甚なる感謝と敬意の念を表します。

 

世界各地におけるUNHCRの緊急支援

新型コロナウイルスの感染拡大が加速する中、紛争や迫害により故郷を追われた7000万人を超える人々は、非常に高い感染リスクに直面しています。UNHCRは長年にわたる難民キャンプでの感染症対策の経験を最大限に活かし、世界約135か国の難民支援の最前線で職員の安全に万全の注意をはらいながら、新型コロナウイルス感染症対策を進めています。このような緊急支援が可能となるのも、支援者の皆様のお力添えがあるからこそです。皆様のお力で命と将来への希望をつなぐことのできる難民・避難民の方々、そして国連UNHCR協会職員に代わり、重ねて心から御礼を申し上げます。

画像イラクのバルダラシュ難民キャンプにて。子どもたちも安全な水で手を洗うことの大切さを学んでいます。

『UNHCRの新型コロナウイルス感染症緊急支援』寄付受付を開始しました

日本でも緊急支援の寄付受付を開始しております。

 
詳細はこちらから https://www.japanforunhcr.org/lp/covid-19

 

当協会の日本国内における活動につきまして

国連UNHCR協会では、支援者の皆様と職員の安全確保を第一に考え、難民支援へのお呼びかけを行う商業施設や街頭でのキャンペーンを当面の間休止し、在宅での業務に切り替えるなどの緊急措置をとっております。
また本年、日本各地で予定しておりました難民支援への認知向上のためのイベントについても、密集を避ける形での開催などの安全策の検討をすすめております。今後の開催状況につきましては協会HP上などで随時ご報告をしてまいります。

 
ご不自由な毎日と存じますが、どうぞ皆様にはご自愛のうえ、苦境でも笑顔を忘れない難民の子どもたちのように、生き抜く意志、そして希望を持ってお過ごしください。
ご支援者様、ご家族皆様のご健康と安全を心からお祈りしております。

 

国連UNHCR協会 事務局長

星野守

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