UNHCR民間連携スタディーセミナーおよび交流会報告:難民支援の輪を拡げるためにできること

公開日 : 2018-12-21

©UNHCR/セミナーの様子

長年にわたり、UNHCRは企業・団体の皆様と様々なパートナーシップの下、難民支援を行ってきました。一方、難民をとりまく世界情勢の変化とともに、難民支援のニーズやアプローチは多様化し、複雑化しています。企業や民間の皆様からのSDGsを通じた国際的な課題への貢献が高まる昨今、官・民のみならず様々なアクターによる包括的な難民支援の新たな枠組みである「難民グローバル・コンパクト」が2018年12月17日に国連総会によって採択されました。

本スタディーセミナーでは、世界の難民・避難民の現状や課題と支援のニーズをお伝えするとともに、具体的な難民支援の事例や国際的な議論も紹介しつつ、企業・団体の皆様とUNHCRがどのように連携していけるかについてお伝えしました。

 

セミナーには70名を越える参加者が集まり、交流会では参加者の所属する組織や各個人が行っている難民支援や今後取り組みたい支援のアイデアなどについて活発に意見交換が行われました。イベント開催後のアンケートには「民間企業としてできることが具体的にわかりました」、「自分の会社の領域でできることは何かを考えるきっかけになり、今後色々な方法を模索していきたいと感じました」、「多くの民間企業様が参加され、機運が盛り上がりつつあると感じました。自社内の説明・説得に役立ちます」、「UNHCRと各社様の1対1の関係にとどまらず、集まった企業様間のマッチングにご留意いただければ、各社様とも色々なことに風穴が開くのではないかと思いました」など、様々なご意見を頂きました。

 

このような声にお応えしながら、今後もUNHCR・国連UNHCR協会は日本における企業・団体の皆様との様々な連携を中・長期的に考え、実行していける機会を創出し、日本における難民支援を輪を拡大してきます。

©UNHCR/交流会の様子

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