【UNHCRの防寒支援のご報告】あったかい気持ちを、ありがとう。

公開日 : 2018-05-01

シリアの紛争が始まってから何度目の冬を数えたことでしょう。去る冬は、長期にわたる避難生活を送るシリア難民にとって、もっとも過酷なものだったはずです。皆様のご支援のおかげで、UNHCRは厳しい寒さから命を守るために、多くの人が避難するシリアとその周辺国で住居の防寒や修復、補強、冬に必要な物資の支援を届けることができました。現地から届いた「ありがとう」の声と、ヨルダンとレバノンでの防寒支援の成果をお届けいたします。

レバノン
「防寒支援がなければ、とても厳しい冬を迎えていたことでしょう。 仮設住居は冷え込み、この小さなアマニを温めることさえできなかったはずです」

写真:難民の母子

レバノンでとりわけ冷え込むベッカー高原で避難生活を送る一家は、仮設住居の防寒・補強キットの支援を受けたほか、出費のかさむ冬季の生活を支える現金の給付支援を受け、暖房費や食糧に充てたといいます。無事、冬を越すことができた一家には、6月に新しい家族が生まれます。

ヨルダン

UNHCRは、ヨルダンの都市に紛れるように暮らしている人々の家庭を一軒一軒訪れ、各々の家族の置かれた状況を把握。苦しい立場にある家族それぞれが、冬に備えて必要なものを自身で入手できるよう、現金の給付支援を実施しました。またキャンプでも、仮設住居の防寒・補強や暖房用ガスボンベの提供に加え、家族ごとのニーズに沿った細やかな支援ができるよう、現金の給付を実施。計8万家族に支援を届けました。

「支援があったからこそ、冬の間、この部屋にいることができました」

ヨルダンに住むあるシリア難民の家族の言葉です。現金の給付支援を居住費に充てて、なんとか寒空の下に放り出されずにすんだといいます。皆様の温かいご支援により、このように多くのシリア難民が冬を越すことができました。本当にありがとうございました。
シリアの状況が混迷を極め、避難生活に終わりが見えない今、シリア難民の置かれた状況は過酷さを増しています。UNHCRはその避難生活が続く限り、苦境に立たされた人々の近くに寄り添い、援助活動を続けていきます。今後とも皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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