難民についての授業の広場
公開日 : 2017-11-27
本ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
こちらでは、難民やUNHCRについて授業で活用したいと思われている教職員の方々や、高い興味・関心を持って調べ、さらなる学習を行いたいと思われている児童・生徒・学生のみなさまの参考になるような情報を公開しております。
随時更新してまいりますので、みなさまの授業内容の向上やアクティブラーニングにぜひご活用ください。
※昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、直接お伺いしての出張授業や学習訪問の実施が困難な学校には、オンラインでも対応を行っておりますので、ぜひご相談くださいませ。
また授業にお使いいただける映像資料等の情報についても、本ページ中段にございますので、
ぜひご確認ください。
・国連UNHCR協会教育プログラムフライヤーPDF(ダウンロード/388KB)
3つの参加型ワークショップ

いのちの持ち物けんさ
【喪失の疑似体験】を通じて生まれる【自分への気づき】を元にして、難民の人たちの心の痛みに寄り添うために「自分にできることは何か」を考えるきっかけをつくること、難民について知ってもらうことを目的としたワークショップ。付箋とワークシートを使用したグループワークで、中高生以上推奨。幅広い気づきを生むことができます。
⇒ 詳しくはこちら
・「いのちの持ち物けんさ」学習指導案PDF(ダウンロード/399KB)
・「いのちの持ち物けんさ」ワークシート~持ち物リスト~PDF(ダウンロード/48KB)
・「いのちの持ち物けんさ」ワークシート~できること・感想~PDF(ダウンロード/51KB)
・「いのちの持ち物けんさ」スライドショー
⇒ご希望の方は、学校担当([email protected])までご連絡ください。
あるものないものワークショップ
難民の人々の現状に関する写真から、【難民にないもの】【難民にはあって私たちにないもの】【難民にも私たちにもあるもの】について考え、自分たちや日本の社会が、現在そして未来においてできることを導き出していくワークショップ。小学校高学年から中学生推奨。課題への出会いを創出できます。
⇒ 実践例 はこちら
・「あるものないものワークショップ」学習指導案PDF(ダウンロード/376KB)
・「あるものないものワークショップ」ワークシートPDF(ダウンロード/90KB)
・「あるものないものワークショップ」用資料プリント(ダウンロード/1.21MB)
⇒『資料請求』ページにて他資料を含め、資料請求及びダウンロードが可能です。
・「あるものないものワークショップ」スライドショー
⇒ご希望の方は、学校担当([email protected])までご連絡ください。

サトちゃんの大切なもの
アニメ「難民「サト」のものがたり」の登場人物の動きや表情から、当たり前のように感じている日常が戦争によって奪われていることを知り、自分たちにできることを塗り絵などのツールをとおして考えていくワークショップ。
幼稚園年長から小学校中学年推奨。
・「サトちゃんの大切なもの」学習指導案PDF(ダウンロード/420KB)
・「サトちゃんの大切なもの」塗り絵データPDF(ダウンロード/68KB)
・「サトちゃんの大切なもの」スライドショー
⇒ご希望の方は、学校担当([email protected])までご連絡ください。
※学生団体SOARについて
上記2つのワークショップの出張授業を全国で展開する学生団体です。
年齢的にも身近な人生の先輩が授業を行うことにより、児童・生徒のみなさまにとっても新鮮な刺激と学びが生まれます。
◆学生団体SOAR
http://soar4refugees.wixsite.com/soar
(2017年7月9日の「第2回学生団体総選挙」キャリア・教育部門でグランプリを受賞!)
出張授業/学習訪問

国連UNHCR協会では、学校の授業や行事を対象にしたUNHCRや難民、国際協力についての「出張授業(出前授業)」を行っています。
また、社会科見学や修学旅行、研修旅行などの一環としての「学習訪問」で当協会においでいただき、学びを深めていただくこともできます。
難民のことをより身近に自分事として捉え、アクティブラーニング等さらなる学習につなげていただくために、ぜひご活用ください。
⇒詳しくはこちら
各地での実践例
すでに多くの学校で、ワークショップや出張授業をきっかけにした発展的な授業展開やアクティブラーニングの実践例が生まれています。
過去事例を参考にしていただき、ぜひ現場での教育活動に役立ててください。
また、新たな事例も随時募集しております。自分の学習活動が公開されることは、児童・生徒のみなさまの意欲にもつながります。
実践例をご提供いただける先生方は、学校担当([email protected])までご連絡ください。
Youth×UNHCR for Refugees プロジェクト

2020年、『Youth×UNHCR for Refugees プロジェクト』が、難民支援に関わる日本中の学生団体のメンバー有志によって発足しました。
参加団体は、2020年6月時点で以下の18団体です。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、世界中の人々が困難に立ち向かっているなか、彼らは平和への祈りを込め、難民となった人々をはじめ、誰もが取り残されない世界を創るために連帯し、このプロジェクトを運営しています。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
国連UNHCR協会内特設ページ
Youth×UNHCR for Refugees プロジェクト
UNHCR駐日事務所内特設ページ
「難民について伝えるスキルアップセミナー」

2017年の夏から日本各地で開催し、ご好評いただいております「難民についての教材活用セミナー」(2019年秋実施の様子はこちら)が、今年の秋から「難民について伝えるスキルアップセミナー」として生まれ変わり、まずはオンラインで実施致しました。
このセミナーは、難民問題や国際協力に関心をお持ちの若い世代の方々、教育現場で教材として活用したいと考えられている教職員の方々、そして関心はあるけれども、なかなか学ぶ良い機会がないと思われている皆様方を対象としたものです。
教育現場では、総合的な学習及び探求の時間や社会科をはじめとした各教科の教科指導、人権教育、キャリア教育などを通して、グローバル人材の育成やアクティブラーニングにご活用いただけます。
今回は3日間構成となっており、それぞれの日に当協会が開発したワークショップ『いのちの持ち物けんさ』、『あるものないものワークショップ』、そして『サトちゃんの大切なもの』の実践方法の伝達を行い、難民問題やUNHCRについての基礎知識の解説や、日本のユースの活動の紹介、特別ゲストの講演なども行われました。
⇒報告はこちら
2021年3月も実施予定です。ご期待ください。
本書は、現場の教職員のみなさまに、難民についての教材をより広く効果的に活用していただくことを目的として制作されました。
第1章では、難民の現状とUNHCRの働きを、第2章では、国連UNHCR協会が開発した2つのワークショップ『いのちの持ち物けんさ』と『あるものないものワークショップ』を紹介し、第3章においては、みなさまの授業に広がりをもたせるために役立つ資料や要点などを記しております。
本書についてのお問い合わせは、学校担当([email protected])までご連絡ください。
写真・動画資料について
写真について
UNHCRと難民に関する写真は、UNHCR写真・動画貸出サイト「Refugees Media」からご覧いただけます。
キャプションとクレジットが記載されているので、授業や発表等に活用しやすいものとなっております。
【ご案内】UNHCR写真・動画貸出サイト「Refugees Media」(UNHCR駐日事務所サイト)
https://www.unhcr.org/jp/22197-info-190123.html
使用される際は、映像借用申請書(Wordファイル)をダウンロードして、必要事項をご記入の上、メール(不可能な場合はFAX可能)でお申し込みください。確認次第折り返しご連絡させていただきます。
お申込先は、[email protected] (FAX:03-3499-2273)
「映像借用申請書フォーム」Wordファイル(ダウンロード/32.0KB)
動画について
UNHCRと難民に関連する動画は、以下のサイトからご覧いただけます。
◆UNHCR駐日事務所
https://www.youtube.com/channel/UCiG4dK6TaS_5-nao6YCd7ZA
◆国連UNHCR協会
https://www.youtube.com/user/JapanforUNHCR
◆「人を守る人の手」
https://www.youtube.com/watch?v=9zbCleFz9Ak
◆「難民とともに」
https://www.youtube.com/watch?v=cJaz7RuKO70
上記2つの動画につきましては、ご活用いただける場合は無償で寄贈いたします。
ぜひ、担当([email protected] )までご連絡くださいませ。
写真パネルの貸し出しについて
学校内行事やその他イベント時における写真展実施の際にご活用いただける写真パネルを貸出致します(発送時着払指定)。
UNHCRの働きについて学びを深め、広める活動を行うことで、アクティブラーニングの可能性が広がります。
「展示用パネル:UNHCRの活動セット」
写真パネルの内容はこちら
貸出申込はこちらから
「展示用パネル:UNHCRの教育支援」(A2ラミネート版)
申込は学校担当([email protected])まで
※「グローバルフェスタJAPAN2017」にて展示致しました。
⇒その時の様子はこちら
『毎日新聞東京社会事業団』難民写真パネル無料貸出
長年に渡って難民支援にご協力いただいている公益財団法人毎日新聞東京社会事業団が、
海外難民キャンペーンで毎日新聞に掲載した写真パネルを無料で貸し出されています。
詳細・お問い合わせにつきましては以下のウェブサイトをご覧ください。
◆公益財団法人毎日新聞東京社会事業団-海外難民救援
https://www.mainichi.co.jp/shakaijigyo/kaigainanmin.html
※パネルの貸出については最下部参照
募金箱の提供について

国連UNHCR協会では、難民支援のための募金活動にご活用いただける募金箱を提供させていただいております。
サイズは、奥行8.5㎝×幅18.4㎝×高さ12.6㎝となります。
学校・団体の施設内における常設や、イベント時の募金活動にご使用ください。
また、この募金箱が皆様の近くにあることにより、世界の人道危機に関心を持ち、難民の人々に心を寄せていただくことができます。
UNHCRの活動を支え、多くの難民の人々を助けるためにぜひご活用ください。
この募金箱についてのお問い合わせは、学校担当([email protected])まで。
みんなで取り組む『難民と進む20億キロメートル』(学校・団体等)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、2019年1月に世界27か国でグローバルキャンペーン『難民と進む20億キロメートル~命を守るワンステップ~』を開始致しました。
これは、歩く、走る、自転車に乗るという事などを通して難民の現状に思いをはせ、平和への願いと意識を高めていく取り組みです。
この取り組みを通じて、日本中の多くの人々に難民問題について考え、一歩でも多く難民とともに進むアクションを起こしていただくしくみづくりに務めてまいります。
学校や団体の皆様方にご活用いただけるガイドラインを以下に記載しております。
力を合わせて難民問題の解決のためにアクションを行うアクティブラーニングのツールとして、このキャンペーンをぜひご活用ください。
⇒「みんなで取り組む『難民と進む20億キロメートル』(学校・団体等)」はこちら
難民アスリートについて

2016年のリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックにおいて、歴史上初の難民選手団が結成されました。
彼らは逆境に負けない強さを発揮し、世界中の人々に勇気を届けました。
2020年に日本で開催されるオリンピック・パラリンピックにおいても難民選手団が結成されることが決定しました。
オリンピック・パラリンピックは2021年に延期となりましたが、この平和の祭典を機に、難民問題について学びを深め、私たちにできることを考えてみませんか。
「2016年リオ五輪に出場する10人の難民選手団」
「リオパラリンピックで、避難しているアスリートが歴史的なデビューを飾る」
※NHK国際報道(BS1)「世界がわかる 明日が見える」内で「難民アスリートの挑戦」放映
⇒詳細はこちら
参考一覧
UNHCR駐日事務所のパートナー
UNHCRは多くのパートナー組織とともに活動しています。
難民についての学習を深める際、リンク先に示されている団体やその団体から発信される情報を調べることで、さらなる学習の広がりが期待できます。
◆パートナーシップ
http://www.unhcr.org/jp/partner
日本の難民受け入れについて
難民について学習するにあたり、特に中学生以上の生徒の関心は日本の難民受け入れについて向けられることが多くなります。
以下のウェブサイトを、日本の難民受け入れについて学習するきっかけとして確認してください。
◆UNHCR駐日事務所
http://www.unhcr.org/jp/u_protection
◆法務省
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri01_00010.html
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri03_00122.html
◆外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/nanmin/main3.html
◆難民支援協会
https://www.refugee.or.jp/refugee/
◆難民事業本部(RHQ)
書籍について
当協会のウェブサイトに難民についての本一覧が紹介されています。
◆「難民についての本をご紹介します」(国連UNHCR協会)
映画について
難民についての映画は数多く制作されています。映画は、難民状態に置かれた人々の人生や葛藤を知るために、非常に有益なツールとなります。
過去の難民映画祭及びWILL2LIVE映画祭で上映された作品が、定額見放題の企画がございます。ぜひお一人おひとりの理解をさらに深めるためにご活用くださいませ。
※授業での活用はできません。
◆『募金つきオンラインシアター UNHCR WILL2LIVE Cinema 2020』
https://unhcr.will2live.jp/otwd2020-01/
その他
※「学校・団体の皆様へ」について詳しくはこちら
※「ご寄付でできること」について詳しくはこちら