横浜女学院学習訪問
公開日 : 2016-12-09

2016年11月15日(火)、横浜女学院から20人の高校生が国連UNHCR協会を訪問しました。
まず、4つの班が次のプレゼンテーションをしてくれました。
「シリア難民とその受け入れ」
「紛争と子ども兵士」
「難民の教育」
「国連の活動と子ども難民」
その後、高校生の視点らしい質問を多くいただきました。
その中からいくつかをご紹介します。
「難民キャンプにお墓はあるの?」
―例えばケニアにあるダダーブ難民キャンプの地図にはお墓の場所が示されています。葬儀や埋葬方法はそれぞれの慣習に則って行っているようです。
「難民はどうやって数えるの?」
―難民キャンプに新規に難民を受け入れる際には、登録作業を通じて全体の数を把握しています。それ以降は、例えば年に1回、キャンプ内の人数確認作業が行われています。
「お金を寄付する以外に私たちに出来ることは?」
―自分の100円を難民のために使うことはそんなに難しいことではないと思いませんか?募金というものは最も簡単に難民問題に貢献できる方法です。その他には今日学んだことをさらに深く調べて、自分から情報発信していくこともできるでしょう。
ユニクロの「服の力 プロジェクト」への参加とともに、難民問題について学習しているという横浜女学院の生徒さん。
今回の学習訪問で募金の大切さをご理解いただき、難民支援により一層の関心を寄せて頂く良い機会となりました。
「今日学んだことをもとに、私たちにできることに今から積極的に取り組んでいきたい」
生徒さんからは前向きな感想を多く受けました。
今後の彼女らの活躍に期待ですね!