街角の青い旗から
公開日 : 2015-12-29
コートを着用しても、冷たい風が手や顔を凍てつける12月初旬。
帰宅途中の学生や、買い物を楽しむ人など多くの人が行き交う街の一角で、青い旗が風になびいています。この旗や横断幕、ポスターの前で、国連UNHCR協会の難民支援キャンペーンをおこなっています。

今回はアトレ吉祥寺、久我山駅近くでの活動をご紹介いたします。
(開催場所は随時変更されます。)
―午後3時半、久我山駅。
本日あるひとりの方が、横断幕のインパクトある写真をみて興味を示してくださり、ご寄付をくださいました。最初に立ち止まったときは急いでいたようですが、用事を済ませた後に、わざわざ戻ってきて下さったそうです。
「ぱっと目に入ったけれど、今は急いでる!」そんな方も、キャンペーンはその場所で1日中、さらに1週間ほどおこなっているので、少しでも時間があるときに是非お越しください。
しかし、長い時間立っている職員も大変なのでは・・・?そんな声に職員のひとりは「難民の人々の方が大変でしょ?だからそれに比べれば、私は帰る家だってあるし、どうってことない。」
そう話してくれました。

―午後4時半、アトレ吉祥寺。
年末の商業施設特有の賑わいをみせ、老若男女、ショッピングを楽しんでいます。そんな中、本日5人の方からご寄付をお寄せいただきました。さらに立ち止まって話をきいてくださる方も多くいます。
「難民問題に関心があった。」「他の団体に寄付をしたことがある。」「ボートに乗る難民の写真をみて。」など、その動機は様々。共通するのは立ち止まる勇気です。
「是非、少しでも気になったら立ち止まってみてください。」
まずは話を聞いてみるだけでも、職員は喜んでお話しさせていただきます。
壁を感じず気になることを気軽にきいてみて下さい。