【UNHCRからこんにちは~職員インタビュー / 国連UNHCR協会 山崎玲子~】

「なでしこリーグのパートナーシップ」に今までにない手ごたえ

公開日 : 2015-11-02

「なでしこリーグのパートナーシップ」に今までにない手ごたえ

企業・団体のファンドレイジング担当企業・団体のファンドレイジング担当

国連UNHCR協会に入るきっかけは?

私は学生の頃、非暴力を推進したガンジーやマザーテレサの生き方に共感し、人種差別問題に取り組んだマーチン・ルーサー・キングなども、大きな影響を受けた一人です。大学在学中に1年イギリスに語学留学。大学では教育学部でしたし、そのまま先生になる道もあったのですが、もっと世界を感じたいと、思い切って海外での仕事にチャレンジしました。

香港で5年ほど民間企業に勤めました。異文化の背景を持った人々とのビジネスを通じて国際感覚を磨くには良い経験だったと思います。その後帰国して女性や子どもへの暴力の問題を考える団体に入りました。

いろいろな社会問題を啓発する難しさを感じる一方で非常にやりがいを感じていました。その経験を活かせる仕事はないか探していたところ、求人広告をみつけ協会に飛びこんだわけです。
 

今の仕事でやりがいを感じる点は?

私の主な仕事は、企業や団体から、UNHCRが実施する様々なプロジェクトを推進するための支援を集めることです。支援の決定に至った時の達成感は格別です。それによって、難民の中に着実に生活が改善される人がいるわけですから、賛同者が増えることの力と新しい輪の広がりを実感する瞬間でもあります。また、UNHCR本部(スイス・ジュネーヴ)や各国のフィールドオフィスと連携し、共通の目的に向かってそれぞれの持ち場で最善を尽くした結果、案件が一歩一歩前進していくときに特にやりがいを感じますね。

最近の「日本女子サッカーリーグとのパートナーシップ」の手ごたえは?

手ごたえは十分あります。パートナーシップ締結の前に、なでしこリーグ10チームの選手の皆さんに、UNHCRの活動を知っていただくための説明会を開催させていただきました。

選手の方々に心から興味を持っていただき、今後どのように発展していくのか大きな可能性を感じています。選手としてはもちろんですが、一人の女性の視点で難民問題を捉え行動を起こし、ファンの方へも浸透していく過程にわくわくしています。

私にとっては、一人一人の共感を生む努力の大切さをあらためて見つめ直す機会にもなりました。個人個人のネットワークは、想像以上の伝播を可能にしています。
イベントに出展し、難民支援を呼びかけるイベントに出展し、難民支援を呼びかける

ワークライフバランスをどう捉えていますか?

二人の息子を抱える主婦でもあるので、当然時間に制約があるのですが、大事なのは健康管理と集中力。よく食べ、よく笑い、よく寝ることが大事ですね。そして、早起きを心がけています。ひとりで静かに1~2時間ほど書斎のパソコンに向かいます。空が明けてくるのを窓から眺めながら過ごすこの時間は、とにかく集中できますし、忙しい1日に突入する前には欠かせません。そのあと家族の朝食を作って、7時すぎには家を出ます。電車に乗ったときから仕事モード。帰りの電車に乗ったら、夕食の献立を考えながら家庭モードです。このスイッチをぱっとやるよう努めています。

将来の夢は?

息子たちとあちこち旅したいですね。世界の国には様々な文化があり、いろいろな常識があります。大人になってから知るのではなく子どもの頃から、そうした違いを面白いと感じながら成長できればよいと思っています。

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◆山崎玲子プロフィール◆
1992年新潟大学教育学部卒業。卒業後、民間企業、女性やこどもの暴力の問題に取り組む非営利組織での勤務を経て、2006年より国連UNHCR協会職員。

 

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