イエメン緊急支援のお願い 紛争、飢餓、貧困、コレラ…国際社会から忘れ去られたイエメン 中東の最貧国イエメンの難民・国内避難民をご支援ください 国連UNHCR協会

シリアやイラクが世界から注目を集めるなか、中東で同じように紛争に苦しみながら、国際社会から忘れ去られている国があります - その国は、イエメン
2015年3月紛争勃発以来、2,220万もの人々が人道支援を必要としている中東の最貧国の1つです(2018年1月現在) 。

イエメンと周辺国の地図

2年間の紛争により1,700万人以上が食糧難に陥り、1,500万人(総人口の半数以上)以上が清潔な水を得られず、46万人もの子どもが深刻な栄養失調に苦しんでいます。また、多くの人々が、コレラや下痢等の感染リスクが高い不衛生な地域での生活を強いられています。現在イエメンではコレラの感染が世界最悪の規模で拡大しており、国連の発表によると、2017年10月現在、すでに2,000人以上もの死者が出ており、70万人以上が感染している、と報告されています。
さらに、アフリカのソマリア、スーダンといった紛争国から28万人もの難民・庇護申請者が海を越えイエメンに押し寄せていましたが、戦況の悪化に伴い、再び避難を強いられたり自国へ帰還するなど、状況はさらに複雑化。人道危機を超え人道的「大惨事」と叫ばれるまでに至っています。

難民支援にご協力ください

貧困と飢餓に苦しむ国内避難民、そしてイエメンの人々

ファティマ(左から2番目)とその家族。爆撃で大やけどを負ったファティマは、苦難と飢えに直面する何百万ものイエメン人のうちの1人です

「私は子どもを1人、栄養失調で亡くしました」
妻を亡くし男手一つで4人の子どもを育てていた元電気技師のモハマドは、爆撃を逃れて避難しましたが、一番幼い息子を栄養失調により、わずか10歳の若さで失いました。モハマドは訴えます。「私たちはとても貧しく、十分な食糧もありません。人道支援機関に頼らざるを得ないのです。」
イエメン国内で避難生活を送る5人の子どもの母 ファティマは、2015年に爆撃で大やけどを負い、避難を決意しましたが、未だに適切な医療手当を受けられず、激しい痛みに悩まされています。ファティマは言います。「この状況に怯えていますが、私たちに何ができるのでしょうか?私たちが今住んでいるところにも、爆弾は落ちてくるのです。」

終わらない紛争の犠牲となる人々

爆撃で左足に重傷を負った元漁師のセイフ(27歳)

元漁師のセイフ(27歳)は、仕事帰りに空爆に遭い左足を負傷しました。「このような悲劇が家族や友だちに起こるかもしれない、と恐れていたその時に、私の足は引き裂かれてしまったのです。」セイフは海を越え、隣国であるアフリカのジブチという日本の約16分の1の面積の小国に避難しました。
紛争勃発以来、多くのイエメン人が家を失い、武力衝突や政情不安による公共サービスの弱体化により、経済的苦境に立たされています。また、人々の多くは、暴力行為や殺戮を目にし、体だけではなく心にも深い傷を負っています。

イエメンへ逃れ、命を落とすアフリカ難民

イエメンの海岸に打ち上げられたソマリア人、エチオピア人、スーダン人の遺体

多くの難民・国内避難民を生んでいるイエメンですが、イエメンの周辺国も紛争や迫害に苦しみ、多くの難民が危険な航海により避難を強いられています。
2013年以来、28万人もの難民がイエメンに逃れましたが、その多くがエチオピア、ソマリア、スーダンなどのアフリカの国々から来た人々です。彼らは、イエメンから他国へ逃れることを望んで海を渡りますが、密輸業者等による不法な密航での避難を強いられ、犯罪組織による強盗や暴行、そして時には命を落とす危険にさらされます。また、女性への性的虐待や人身売買の被害も多く報告されています。

寄付・募金する

窮地に立たされているイエメン難民・避難民をご支援ください

2015年3月の紛争勃発以来、多くのイエメン人が家を失い、苦境に立たされています。2017年10月現在、200万人が国内避難民となっていますが、その多くが、避難先での収入の確保や基本的なサービスへのアクセスが困難であることから、何の希望も選択肢もないまま、避難を中断して帰還しようとさえしています。また、多くの避難地域で深刻な食糧不足が報告されており、下痢やマラリアなどの発生も懸念されています。

イエメン西部での戦闘を逃れ、緊急援助物資を受け取る人々

多くの人々が悲惨な状況に耐え、一時的な避難所に過密状態で何か月も暮らすことを強いられている中、UNHCRは、緊急用シェルターやマットレス、毛布など、援助物資を届けるべく尽力しています。しかし、2017年11月現在、イエメン危機への支援に必要な資金1億1,460万米ドル(約129億4,980万円*)のうち、わずか47%しか集まっておらず、支援のための資金は圧倒的に不足しています。
* 1米ドル=113円換算

イエメンの難民・国内避難民は、
食糧・水、そして避難所を緊急に必要としています。
どうぞ今すぐ、支援の手を差し伸べてください。

当協会は認定NPO法人ですので、ご寄付は税控除(税制上の優遇措置)の対象となります

*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます