命が、危ない。 国連UNHCR協会

避難民、67%に飢餓が迫っています

イエメンを、助けてください。

ファティマちゃんは1歳2か月。体重は約5キロで、標準の半分ほどしかありません。「もう1週間も下痢が続き、かなり体重が減ってしまいました。一日中眠っていて心配です。誰か助けてほしいです」と、イエメンに避難するソマリア難民の父親、アブダラさんは言います。UNHCRが支援するクリニックで、「深刻な栄養不良でほとんど成長していない」と診断されました。アブダラさんは洗車の仕事をしていますが、新型コロナウイルス感染症の影響で、収入は全く足りません。「食料も買えません。家賃を払うために人からお金を借りています。一日に1回食事ができれば良いほうで、何も食べられない日もあるのです」。イエメンでは今、避難する家族の67%が飢餓の危機に瀕しています。栄養不良の子ども(5歳未満)の死亡率は通常の12倍です。ファティマちゃんのような子どもをこれ以上増やさないために、どうぞ今すぐUNHCRに力を貸してください。

イエメン人道危機
支援を必要とする人、2070万人

急性栄養不良で治療が必要な子ども(5歳未満)230万人 国内避難民400万人 国内避難民の女性と子どもの割合79% ソマリアなど近隣国からの難民12万6000人 出典:UNHCR Operational Update( 5 March 2021)など

今、「世界最悪の人道危機」で起こっていること

内戦が7年目に入ったイエメン。昨年2020年は戦闘で約2000人の市民が死亡し、その4人に1人は子どもでした。空爆と厳しい貧困、コレラや深刻な食料不足に苦しみ、「世界最悪の人道危機」と呼ばれるイエメンの状況は、かつてないほど悪化しています。今、世界は新型コロナウイルス感染症を恐れています。しかし、今のイエメンはそんな余裕すらありません。コレラやマラリア等にも常に脅かされる中、医療施設の半数は機能しておらず、水道もありません。手を洗おうにも子どもや女性が何キロも先まで水くみに行かなければならないのです。悪路を何キロも歩くか、感染のリスクを負うか。米を買うか、石けんを買うか。食事をするか、医者に行くか。そうした日々迫られる選択をあやまれば、生死にかかわります。人々は、その日一日を生き延びるだけで精一杯なのです。

緊急メッセージ 「イエメンには、あなたが必要です」

UNHCRイエメン事務所 ジャン・ニコラ代表

今、イエメンは悲惨な状況です。私はUNHCRで21年間活動し、シリアやスーダン、アフガニスタン等で支援にあたりましたが、イエメンは私が経験した最悪かつ絶望的な場所の一つです。避難民の約8割は女性と子どもで、世帯主の4人に1人が女性です。UNHCRの現金給付支援は彼らにとって最後の命綱です。受け取った人の97%が、そのお金で食料を買っているのです。今年、イエメンで命を救うために必要な資金の6%しか集まっていません。どれほどわずかな金額でも、すべてのご寄付が必ず意味を持ちます。イエメンはあなたの力が必要です。どうぞ今すぐご支援ください。 ※2021年3月現在

今すぐご支援ください。あなたのご寄付が命を守ります。

緊急援助物資の提供
毛布やソーラーランタン、調理器具等の物資の提供や、WFP等と連携し食料配布を行います。 ※国連世界食糧計画

シェルター支援
家族の命と安全を守る家族用テントや、破壊された家を修復するキット、雨風を防ぐ防水シートなどを提供します。

現金給付支援
食料や薬等の購入、家賃や医療費の支払いなど、命をつなぐためになくてはならない支援です。2021年は、約100万人への支給を目指します。

紛争から逃れた避難民の命を守り、未来を支えるために

UNHCRからの援助物資を受け取った避難民の父子

イエメン国内での新たな避難の波、そして長期間にわたって避難する人々に対応するため、UNHCRは最も弱い立場に置かれた人々へ、シェルター、家庭の必需品、現金給付を含む緊急援助を提供しています。こういった援助にも関わらず、数百万人がイエメンで苦しみ続けています。終わらない紛争は国中の生活状況を著しく悪化させているのです。
 
UNHCRは2015年に紛争が始まって以来、イエメンで避難を強いられた人々を支え続け、今も刻一刻と変化する戦況の影響により逃れてくる人々のため、現地で粘り強く援助活動を続けています。どうぞ、今すぐご支援ください。

UNHCRユーエヌエイチシーアール(国連難民高等弁務官事務所)は、難民を守り、保護する国連の機関です。

緒方貞子さん

ルワンダ難民を訪問する緒方元高等弁務官

UNHCRはシリア・バングラデシュ・南スーダンなど世界中で家を追われた難民・国内避難民を支援・保護し、水や食料・毛布などの物資の配布や、難民キャンプ等避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で援助活動に尽力しています。1991年から10年間、緒方貞子さんが日本人として初めてUNHCRのトップである国連難民高等弁務官を務めました。
この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う日本の公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。

難民とは?

難民とは、紛争や迫害、人道危機により生命の安全を脅かされ、他国に逃れなければならなかった人々です。また、国内で避難をしている人を「国内避難民」と呼びます。

皆様のご支援でできること - UNHCRは、あなたのご支援を必ず届けます

  • 毎月2,000円を1年で
  • 毎月3,000円を1年で
  • 毎月5,000円を1年で

※1ドル=106円換算

  • 当協会へのご寄付は、税控除(税制優遇)の対象になります。お送りする領収証は確定申告にご利用いただけます。
  • ご支援者の皆様にはメールニュース、活動報告等を送らせていただき、難民支援の「今」、そしてUNHCRの活動を報告させていただきます。
  • Webでご寄付いただく際の皆様の個人情報はSSL暗号化通信により守られております

*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。