イエメン緊急支援のお願い 命ひとつで逃れた先で、食料も水もない 夜さえ、安心して眠れない 国連UNHCR協会

イエメンで人道支援を待ち続ける人 2,410万人超

「爆撃が怖い。でも、どうしても学校に行きたいの」
2015年の内戦勃発以来、365万人以上が避難を強いられているイエメン。終わらない紛争と食料難、そして悪化する飢餓により国内で人道支援を待ち続けている人は2,410万人に及びます。(2020年5月現在)それでも、戦火をぬって学校に通いたいと願う子どもたちがいます。行き帰り、そして学校にいる間さえ命の保障はありません。その日の食べ物や飲み水、眠る場所の心配などせずに、ただ一心に学び遊ぶ毎日。そんな当たり前の幸せを、子どもたちが手にすることができる世界の実現は、今この時代を生きる私たちの手にかかっています。

難民支援にご協力ください

「毎晩、お腹が空いたまま眠り、食事をしている夢をみるのです」(ファテマ 11歳)紛争から逃れても、11歳の少女ファテマの生き残りをかけた闘いは続いています。彼女は、イエメンの内戦で避難を強いられた国内避難民のうちの一人です。ファテマのように、今イエメンで、飢えに苦しむ子どもたちは後を絶ちません。

さらなる攻撃の激化と新型コロナウイルスの脅威

数千人が逃れてきているイエメン・マリブの避難所の外に立つイエメンの少年(5歳)

今年2020年3月から新たに攻撃が激化している上、豪雨・洪水といった自然災害も重なり、さらに多くの人々が2回、3回と度重なる避難を強いられているイエメン。暑い季節を迎え、コレラなどの感染症のリスクはますます高まります。
多くの人々が住む場所にすら事欠く中、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のさらなる脅威が避難民を襲っています。すでに国内では287件の感染者、そして66人の命が奪われたことが報告され(2020年5月現在)、今すぐの緊急支援が必要です。
この状況下で、もっとも犠牲になりやすいのは栄養不良に陥り、抵抗力の弱い子どもたちです。しかし食料や水、安全な避難場所、トイレなどの衛生設備……。何もかもが不足しています。イエメンでのUNHCRの援助活動に必要な資金が不足しているからです。
UNHCRは紛争が始まって以来、イエメンで避難を強いられた人々を支え続けている数少ない団体であり、今も刻々と変化する戦況の影響により逃れてくる人々の元で援助活動を続けています。

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ジャン・ニコラ・ブーズUNHCRイエメン事務所代表からの現地レポート

避難民の命を守り、未来を支えるために

UNHCRが現地で実施しているイエメン支援

UNHCRが提供した援助物資を受け取るイエメン国内避難民モハメドの一家

  • シェルター支援
    逃れて来た人々の命と尊厳を守り、雨風を凌ぐ緊急用テントのみならず、爆撃で破壊された家を補強するための修繕キットも支給
  • 救援物資の支給
    家族の生活を支える調理器具や寝台用マット、毛布、給水用バケツ等を提供
  • 生活支援
    紛争で生活手段を失った人々への現金給付の実施
  • 保健・衛生管理
    豪雨の際に急増するコレラのみならず、新型コロナウイルス(COVID-19)への緊急対応 など

UNHCRユーエヌエイチシーアール(国連難民高等弁務官事務所)は、難民を守り、保護する国連の機関です。

緒方貞子さん

ルワンダ難民を訪問する緒方元高等弁務官

UNHCRはシリア・イラク・南スーダンなど世界中で家を追われた難民・国内避難民を支援・保護し、水や食料・毛布などの物資の配布や、難民キャンプ等避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で援助活動に尽力しています。1991年から10年間、緒方貞子さんが日本人として初めてUNHCRのトップである国連難民高等弁務官を務めました。
この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う日本の公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。

難民とは?

難民とは、紛争や迫害、人道危機により生命の安全を脅かされ、他国に逃れなければならなかった人々です。また、国内で避難をしている人を「国内避難民」と呼びます。

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2019年、洪水に見舞われた国内避難民の居住地の様子

紛争が始まってから約5年が過ぎても政治的解決の目途が立たない今、イエメンの人々は何を思うのでしょう。紛争前のイエメンは、多くの難民を周辺国から受け入れ、困っている人々を支援してきました。それにも関わらず、今この国では約2,410万人が人道支援を待ち続けています。世間に顧みられることの少ないこのイエメンの人道危機は、しばしば“忘れられた危機”と呼ばれます。だからこそ誰一人として決して置き去りにせず、一人ひとりに支援の手を差し伸べなければ。その思いでUNHCRは、現地で粘り強く援助活動を続けています。どうぞ、今すぐご支援ください。

皆様のご支援でできること - 皆様のご支援が今、必要です

  • 毎月2,000円を1年で
  • 毎月3,000円を1年で
  • 毎月5,000円を1年で

※1ドル=108円換算

  • 当協会へのご寄付は、税控除(税制優遇)の対象になります。お送りする領収証は確定申告にご利用いただけます。
  • ご支援者の皆様にはメールニュース、活動報告等を送らせていただき、難民支援の「今」、そしてUNHCRの活動を報告させていただきます。
  • Webでご寄付いただく際の皆様の個人情報はSSL暗号化通信により守られております

*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。