緊急 難民の命を守る防寒支援が急務 388万人が支援必要 シリア、ヨルダン、レバノン…中東北部に激しい冬が到来。国連UNHCR協会

あたたかい家に帰るしあわせ。 ― 日一日と寒さが深まるこの時期、そんなしあわせを、帰り道でふと実感する方も多いのではないでしょうか。ささやかだけれど、なんでもない日々の中でこそ感じられる、確かなしあわせ。そのしあわせを、ある日突然、紛争によって奪われた難民の家族たちは、今、ふたたび中東で厳しい冬を迎えています。今日という日を、どう乗り切るか。そんな思いを日々抱えながらの避難生活は、すでに数年におよびます。冬はとりわけ、気温が氷点下になる厳しい寒さの中、多くの家族が極限の生活を強いられています。避難生活の中で、厳しい寒さに直面している人々が今、もっとも必要としている支援は、どのような支援なのか。中東ヨルダンの冬のある一日の援助活動を記録したUNHCR職員リタ・タラーウネの手記を通してお伝えします。

UNHCRが現地で行っている防寒支援は、この冬、難民の方たちの命を守りつなぐ支援です。
難民の家族たちが、凍える冬を過ごすことのないように、皆さまのご支援が、今、必要です。日本からあたたかい冬を届けていただけませんか?

難民支援にご協力ください

ヨルダン・アンマン。冬のある一日 UNHCR職員 リタ・タラーウネの日記

某月某日 5:30 雪に包まれた町
8:20 毛布の配布
10:14 Zeeziaでの防寒支援
 14:26 私たちなしでは、取り残されてしまう人びと
18:30 本部へ戻る
20:00 どうか、今夜また雪が降りませんように

難民支援に協力する

2018 – 2019 UNHCRの防寒支援の現場から
豪雪や洪水に見舞われた谷へ、包囲された地域で支援を待ち続ける人びとのもとへ。

豪雪に見舞われたベッカー渓谷の様子 洪水により、多くのシェルターが浸水被害にあった 状況を把握するため難民に聞き取りを行う職員

レバノンの地図

レバノン
多くの難民が避難生活を送るベッカー渓谷は、年末年始、大雪と洪水に見舞われました。
UNHCRは計画していた防寒支援に加えて、冬季の緊急事態にも出動しダメージを受けたシェルターの支援などにも日夜対応。

シリアの地図

シリア
包囲され支援が届かないルクバンでは、避難民4万人以上がそこから動くこともできず、ありあわせの材料で作ったテントで寒さをしのいでいました。
国連とパートナー団体は、食糧や医療・栄養関連用品、防寒支援物資をトラック100台以上で届ける大規模な人道支援輸送を実施しました。

(動画)レバノン:2019年1月、冬の嵐に襲われたシリア難民

UNHCRは今年も防寒支援を難民の方たちに届けます

難民を支援する

人々がこの冬もっとも必要としている支援をご紹介します。

あったかい冬を贈ろう。

この冬、遠くにいる家族たちが、凍える日々を過ごすことのないように。

いつも、もしもの時もあったかい保温性の高い毛布 13枚 10,000円
あったかいおうちに帰るしあわせ ストーブと専用ガス 15,000円
今、一番必要なものを手にできたらきっとすごく、ほっとする 冬季の暮らしをつなぐ現金の給付支援 21,000円

今すぐ、寄付する

― 現金の給付支援を考える ―
もしも避難生活を5年送っていたら、という状況を想像してみる。

「避難してどのくらいですか?」とたずねると、多くの人が「5年」以上と答えるのでした。

シリアとその周辺国で避難生活を送る人々の境遇を想像し、たとえばそれが5年以上におよぶとき、この冬、どんな支援が必要でしょうか。テントや寝袋、マットレスなど。着の身着のまま逃れてきた当初、皆が一様に必要としていた支援とは異なるはずです

  • 病気がちな家族のいる家
  • 居住費の不足分を工面しなければならない家族
  • 住まいの防寒対策・補強が必要な家族
  • 子どもの成長に合わせた冬服が必要な家族

長期にわたる避難生活の中で、家族は、それぞれ異なる試練に直面しています。現金の給付支援は、それぞれの家族がこの冬を越すために、今、もっとも必要としているものを選び、手にすることができる支援です

冬季の現金の給付支援を受けた家族と支援の使い道

子どもの医療費 家賃や食糧 ストーブ用ガスと子どもの冬服

※ヨルダンで現金の給付支援を受けた家族の多くが、居住費や食糧、医療費、冬服などに支援をあてたことがわかっています。

21,000円のご支援で、シリアと周辺国で避難生活を送る家族がこの冬必要なものを購入し、
その暮らしをつなぐことができます。
― 皆様のあたたかいご支援をお待ちしております ―

今すぐ防寒支援に協力する

UNHCRは世界中の難民の保護と支援を行なっています。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は1950年に設立された国連の難民支援機関です。紛争や迫害により故郷を追われた難民・避難民を国際的に保護・支援し、水や食糧・毛布などの物資の配布や、難民キャンプなどの避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で援助活動に尽力しています。この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う日本の公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。

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*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。