新型コロナウイルス感染症(COVID-19)緊急支援のお願い 難民を感染から守ってください 国連UNHCR協会

UNHCRは故郷を追われた人々を新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から守るため、
現地で保護活動を行っています

今すぐ、ご支援ください

連日報道されているように新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は世界保健機関(WHO)によってパンデミック(感染症の世界的流行)と宣言され、1,946万2,112人の感染者、そして72万2,285人の命が奪われたことが報告されています。(2020年8月9日現在 WHO発表)

ここ日本でも、家族や友人など大切な人を守るために、手洗いや衛生管理等のさまざまな対策を実施し、感染拡大を防ぐために尽力されているかと思われます。そして「大切な人を守りたい」という気持ちは故郷を追われ、厳しい環境下で避難生活を強いられている難民も同じです。
世界で7,950万人が迫害、紛争、暴力により故郷からの避難を強いられ、2,000万人以上いる難民の85%が保健や衛生システムが脆弱な中低所得国で受け入れられている中、故郷を追われ弱い立場に置かれた人々を世界中で広がる新型コロナウイルス感染症から守るために、皆様のご支援が不可欠です。

緊急支援にご協力ください

2019年、コンゴ民主共和国を襲ったエボラ出血熱の予防で手洗いをする親子

この新型ウイルスは誰もが感染する可能性があり、新型コロナウイルス感染症への全般的な準備、予防には、グローバルな対応が必要とされています。
UNHCRはこの世界的な緊急事態において、重症急性呼吸器症候群(SARS)、エボラ出血熱、インフルエンザといったこれまでの疾患の経験と、世界保健機関(WHO)が発表した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関するガイダンスに基づき、難民を守るため、そして地域社会において最も疎外された人々を含むすべての人々が保健サービスを利用できるようにするため、現地で予防・保護対策を実施しています。

UNHCRの新型コロナウイルス感染症対策

アフガン難民が多く避難するイランにて、救援物資の手配をするUNHCR職員

◎ 救援物資の手配
清潔な水、そして石けんや水汲み容器といった衛生用品の供給と廃棄物処理の徹底化
◎ 現金給付
社会経済的な影響の悪化を防ぐための現金給付の拡大
◎ 情報共有の強化
難民・避難民との衛生対策についての情報共有、WHOや難民受入コミュニティーとの感染に関する調査といった情報共有の強化
◎ 現場体制の強化
難民キャンプや居住地等における新型コロナウイルス感染症の予防、症状の発見、管理に備えた保健スタッフの訓練

UNHCRが世界各地で実施している主な取り組み

バングラデシュ:約85万人が密集して暮らすロヒンギャ難民キャンプの医療施設スタッフへのトレーニング。石けんや清潔な水へのアクセスの手配。隔離治療施設の設置を支援。

ギリシャ:清潔な水、衛生施設、衛生物資の配布。通訳、難民ボランティアを活用し、適切な情報へのアクセスを促進。定員の約6倍、3万5,000人の庇護申請者が滞在する地中海の島の受入センターの混雑解消に向けた移送への協議。

ヨルダン:ザータリ/アズラック難民キャンプの入り口で検温システムを導入。

エチオピア/ウガンダ:入国ポイント、受入センター、キャンプ等の医療施設に、手洗い場と検温システムを設置。

スーダン:26万人を超える難民、国内避難民、受入コミュニティーへ石けんを配布。他国連機関や保健省と連携し、大規模な啓発キャンペーンを多言語で実施。健康に関する注意事項や予防のアドバイスをハルツームで暮らす都市難民にテキストメッセージで約1万5,000通送信。

アフリカ・スーダンの避難民キャンプにて、UNHCRの指導の元、清潔な水で手を洗う母子

大勢のシリア難民が避難するイラク難民キャンプにて、手を洗う子どもたち

コンゴ民主共和国/ブルキナファソ:手洗い場の設置、石けんや衛生物資の配布。ポスターやチラシ、ラジオ、コミュニティーを通じた啓発強化。

ブラジル:感染の疑いがあるベネズエラ避難民のためにパートナー団体との連携で隔離エリアを設置。べレンとサンタレンの先住民に衛生キット1,000個を配布。

その他、製造ラインの停止、国境閉鎖に伴う物流の課題解決に向けて、他の国連組織と連携して、国・地域レベルでの物資調達の促進、備蓄拠点の確保に着手しており、チャドとイランに100トン以上の緊急医療支援物資の輸送を実施しています。

【動画】新型コロナウイルスの脅威に備える難民キャンプ

緊急支援に協力する

また、UNHCRは、この新型ウイルスによる世界的な混乱や不安によって、紛争や迫害で弱い立場に置かれている難民がさらに厳しい立場に置かれることを危惧し、国際的な連携を訴えています。

個人や社会には、いまだ深い恐怖と不安が巻き起こっています。不誠実にも、これを利用して情報を操作したり、不安をあおったりする人もいます。そのターゲットは、決して遠く離れたところにいる人ではありません。怒りや敵意が、すでに東アジアの発生地の人たちに向けられているという現実があります。

このままでは、ほかの集団、マイノリティ、社会の隅に追いやられている人、“外国人”とレッテルを貼られた人たちなど、非難や排除の動きはみるみるうちに広がってしまうでしょう。

ミッシェル・バチェレ国連人権高等弁務官
フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官
(英新聞『The Telegraph』寄稿より)

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、難民を守り、保護する国連の機関です。UNHCRはシリア・イラク・南スーダンなど世界中で家を追われた難民・国内避難民を支援・保護し、水や食糧・毛布などの物資の配布や、難民キャンプ等避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で援助活動に尽力しています。1991年から10年間、緒方貞子さんが日本人として初めてUNHCRのトップである国連難民高等弁務官を務めました。

難民への新型コロナウイルス感染症への準備、予防、対応といった緊急支援活動を強化するため、UNHCRは緊急援助資金として7億4,500万米ドル(約804億6,000万円)*を必要としています。(* 2020年5月11日現在)

新型コロナウイルスは世界中で猛威を振るい、ここ日本でも多くの方々の健康や生活に大きな影響を及ぼしています。そして私たちと同じように、難民も手を洗い、清潔な水を利用できるようにするため、この世界的な対応が必要とされる大きな課題に立ち向かうグローバルな輪に、故郷を追われた人々も加えていただけませんでしょうか。

難民とは、紛争や迫害、人道危機により生命の安全を脅かされ、他国に逃れなければならなかった人々です。また、避難民の約40%が18歳未満の子どもです。UNHCRは一人でも多くの難民の命と尊厳を守るため、どんな困難の中でも、支援活動を続けていきます。どうぞ、今すぐご支援ください。

今すぐ、寄付・募金する

皆様のご支援でできること

  • 11,000円で

    250gの石けん10家族分

  • 35,000円で

    新型コロナ対策セット 10セット

  • 87,000円で

    衛生施設の建設

※1ドル=108円換算

  • 皆様のご寄付は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の救援活動に充当させていただきます。
  • 当協会へのご寄付は、税控除(税制優遇)の対象になります。お送りする領収証は確定申告にご利用いただけます。
  • ご支援者の皆様にはメールニュース、活動報告等を送らせていただき、難民支援の「今」、そしてUNHCRの活動を報告させていただきます。
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