南スーダン、ソマリア…アフリカ緊急事態 200万人が食糧難に直面 国連UNHCR協会

南スーダンからケニアに避難し、診断を受けるゼカリア(3歳)

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とWFP(世界食糧計画)は共同声明を発表し、南スーダンでは飢饉が宣言されるなど、アフリカ10か国で200万人もの難民が深刻な食糧難に陥っていることを警告しました。また、新たな支援が得られない場合、この食糧難はさらに悪化し、紛争や迫害から避難した多くの子どもたちの命が危険にさらされる可能性があります。

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過去5年で倍増したアフリカの難民

アフリカにおける難民の数は、2011年から約2倍に増え、2016年には約500万人を超えました。UNHCRとWFPは食糧供給をはじめとする緊急支援の必要性を訴えてきましたが、難民急増による食糧需要の増加により、支援のための資金は大きく不足しています。

「食糧支援の削減は、何千もの難民の家族の栄養状態に致命的な影響を与えます」
-フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官
(写真)
2016年12月カメルーンに避難するナイジェリア難民を訪れたグランディ国連難民高等弁務官

深刻化する資金不足 最大で50%の食糧削減

ナイジェリアの武装勢力から逃れてきたタニ(24歳)はカメルーンの難民キャンプで出産をした

UNHCRとWFPは南スーダンやソマリアといった紛争が続く国々から避難する人々の食糧事情を懸念しています。
カメルーン、チャド、ケニア、モーリタニア、南スーダン、ウガンダでの食糧配給は最大で50%の削減を強いられ、ブルキナファソ、ジブチ、ブルンジ、エチオピアでも、栄養補助食の供給の削減を余儀なくされている状況です。そんな中、ソマリアからエチオピアのドロ・アド難民キャンプにたどり着いた子どもの75%以上が栄養失調に苦しんでいます。UNHCRとWFPは、この緊急事態によって、多くの難民が食事が取れず、難民の子どもが学校に行かないで労働せざるを得ない状況に陥っていることを憂慮しています。

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ウガンダの一時滞在センターで治療を受ける南スーダン人の家族

今、アフリカでの食糧危機により紛争や迫害で家を追われた難民・国内避難民が危機に瀕しています。UNHCRはWFPとともに、この食糧支援の削減により、難民の栄養状態が悪化することを懸念しています。
UNHCRは食糧のみならず医療や避難所といった人道支援を実施していますが、増え続ける難民への資金は大きく不足しています。
今すぐに支援の手を差し伸べなければ、多くの命が失われてしまいます。どうか、皆様の温かいご支援をお願いいたします。

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