中央アフリカ共和国 世界で最も貧しい国の難民危機 国連UNHCR協会

武装勢力の衝突により隣国コンゴ民主共和国に逃れた中央アフリカ難民のフェリエ(5歳)

1人当たりの国民総所得 (GNI)わずか390米ドル(44,070円)*の国で
紛争の激化により全人口の4分の1が避難を強いられています

* 世界銀行 2017年調べ 1米ドル=113円換算

難民支援にご協力ください

2018年1月、隣国チャドに押し寄せる中央アフリカ難民

2017年5月、武装グループ間の新たな紛争により、破壊と流血、そして新たな移動の波が起きている中央アフリカ共和国。
2019年2月には、中央アフリカ政府と反乱軍の間で和平合意が署名されましたが、今も混乱が続いています。人口の約半分が人道支援を必要としている状況が続いている中、多くの避難民にとっては帰還は困難であり、人々は今も安定しない治安の下で生きることを強いられています。

中央アフリカ難民:59万3,000人 国内避難民:60万人*

(*2019年10月31日現在)

人々の避難生活が数か月以上にも及ぶと、彼らは種まきの時期を逃してしまいます。それは、その年の穀物の収穫ができず、深刻な食糧不足に陥ってしまうことを意味します。
政情不安と暴力の中、何千もの人々が生きる糧を失い、何週間も、食べ物も飲み物もなく、森の中を隠れながら避難を強いられています。

戦火を逃れ、国境を越える人々

家を焼かれ、カヌーで国境を越えた人々

国境を越えた川向うから、燃え尽きる家々を見る人々

「武装グループが全ての家を焼き払いました」と泣きながら語るローズ(30歳)は、着の身着のまま戦火から逃れ、カヌーで川を渡り、隣国のコンゴ民主共和国へ逃れました。「もし平和が戻ってきても、帰る場所はありません。」
2017年後半、ローズのように川を渡って避難した難民は6万人以上。川からわずか1キロメートルしか離れていない彼女たちの故郷の村からは、未だに銃声が聞こえてきます。

動画:川の向こう側、遠き故郷を想う難民

何十万もの人々が、時には水も食事もなく、森の中に潜み、川を渡り、何週間も歩き続け、必死で逃げています。避難場所へたどり着いた人々は、トラウマとなるような暴力を目撃し、高い確率で栄養失調にも苦しんでいます。UNHCRはこのような難民・避難民を支援するため、現地での活動を続けています。

寄付・募金する

UNHCRの支援活動

UNHCRは命の危機にさらされた難民・避難民をいち早く保護し、テント、毛布、水、食糧、医療、生活用品の供給といった緊急支援を実施しています。また、紛争や迫害で全てを失い、時には何年にも及ぶ避難生活強いられる難民・避難民のために、難民の生活再建や教育支援、自立支援にも尽力しています。

難民キャンプで農園を手伝いながら通学するジェジット(6歳)

難民キャンプ郊外の父親の農場で遊ぶジェジット(6歳)

ジェジット(6歳)の両親は2003年、故郷での戦闘を逃れ、隣国チャドに逃れました。避難後に誕生したジェジットは難民キャンプで育ち、今はキャンプ近くの学校にも通っています。そんな彼の楽しみの1つは、父親の農業のお手伝いです。ジェジットの父親コパン(36歳)は、UNHCRの自立支援プログラムにより、今は農夫として働いています。ジェジットにとって、父親から農業の基本を教えてもらうことが、大きな喜びのようです。

夫を失いながら、助産婦として人生を再スタートしたアミナ(38歳)

チャドの難民キャンプに暮らし、地元のヘルスセンターで働くアミナ(38歳)

19歳の息子と10歳の娘の母親アミナ(38歳)は、中央アフリカの紛争の中、夫を殺害され、隣国チャドに逃れました。UNHCRとパートナー団体の連携により、彼女は助産婦としてのキャリアを身につけます。
今、彼女は今、チャド南部の難民キャンプで家族とともに暮らし、とある村にあるヘルスセンターで難民と地元チャドの人々のために働いています。彼女は、自分の新たなキャリアをとても誇りにしているようです。

今すぐ、支援する

増え続ける難民、支える資金が足りません

逃れて来た人々を難民登録し、手助けをするUNHCRスタッフ

UNHCRは避難民と受入国を支援するため、人命保護、緊急援助物資の提供等の支援を実施していますが、中央アフリカ危機に対する資金は、UNHCRの活動資金の中で最も不足しているものの一つとなっています。この緊急事態の中、多くの人々は生き延びるために必要な援助を受けることができていません。食糧、医療、シェルター、そして水と衛生設備は、多くの難民、そして難民を受け入れる地域社会にとって、最重要課題となります。
UNHCRは、中央アフリカと周辺国での支援拡大のため、緊急事態を訴えています。

UNHCRとともに、人道危機に瀕した中央アフリカ共和国をご支援ください

UNHCRユーエヌエイチシーアール(国連難民高等弁務官事務所)とは?

国連UNHCR協会ロゴ

1950年に設立された国連の難民支援機関です。紛争や迫害により故郷を追われた難民・避難民を国際的に保護・支援し、水や食糧・毛布などの物資の配布や、難民キャンプなどの避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で援助活動に尽力しています。
この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う日本の公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。

私たちの活動に力をお貸しください

「最貧国」と呼ばれ、世界で最も援助資金が不足しているこの国の人々は、生き延びるための必要最低限な物資も受けられず、厳しい避難生活を送っています。どうぞ、彼らの命と希望を、私たちと一緒に支えてください。あなたの支援は、UNHCRが必ず届けます。

あなたのご支援でできること

  • 毎月3,000円を1年で

    調理器具セット18家族分

  • 毎月4,500円を1年で

    医薬品48人分

  • 毎月12,000円を1年で

    テント2張

※1ドル=113円換算

  • 当協会へのご寄付は、税控除(税制優遇)の対象になります。お送りする領収証は確定申告にご利用いただけます。
  • ご支援者の皆様にはメールニュース、活動報告等を送らせていただき、難民支援の「今」、そしてUNHCRの活動を報告させていただきます。
  • Webでご寄付いただく際の皆様の個人情報はSSL暗号化通信により守られております

*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。