国連UNHCR協会は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の公式支援窓口です。 《寄付は税控除の対象になります。》

  • 0120-540-732(平日10:00-19:00)
  • メニューを開く

支援の現場から/最新ニュース/資料

2018年、紛争や迫害により家を追われた人の数は約7,080万人を記録しました

UNHCR Global Trends 2018より

(動画右下の設定で字幕をオンにしていただければ、日本語字幕が表示されます)

紛争や迫害を逃れ、家を追われた人の数は過去最多

紛争や迫害を逃れ、家を追われた人の数は約7080万人 難民は約2590万人 国内避難民は約4130万人 庇護申請者は約350万人

7,080万人という人数は、タイの人口に匹敵し、2018年だけで約13万6,000人、1分に25人(1日に約3万7,000人)が避難を余儀なくされたことになります。迫害、紛争、暴力、人道危機により避難を強いられた人は、前年より約230万人増加、過去最多を記録した前年をさらに上回る形となりました。
また、難民の約50%が18歳未満の子どもです。そのうち、家族や保護者とはぐれて1人で避難を強いられている難民の子どもは約11万1,000人(親や保護者とはぐれた子どもは13万8,600人)います。

主な難民の出身国

主な難民の出身国グラフ:シリア(670万人)アフガニスタン(270万人)南スーダン(230万人)

シリア、アフガニスタン、南スーダン、ミャンマー、ソマリア。この5か国だけで、世界の全難民の67%を占めており、出身国の上位10か国は、前年と変わらない状態です。
また、難民の61%は都市で避難生活をしています。

主な難民受入国

主な難民受入国グラフ:トルコ(350万人)パキスタン(140万人)ウガンダ(140万人)

シリアの近隣国であるトルコが、前年に続き最大の難民受入国となりました。その数も前年の約350万人から約370万人に増加しており、8年続くシリア危機の長期化・深刻化が垣間見られます。
高所得国は、人口1,000人毎に平均2.7人の難民を受け入れているのに対し、中低所得国は5.8人の難民を受け入れており、難民受け入れにおいて、発展途上国が大きな役割を果たしている状況が続いています。

2018年、新たに難民となった人々はどこへ逃れたのか?

グラフ:主な難民出身国 シリア、ベネズエラ、南スーダン、コンゴ民主共和国など⇒受入国 トルコ、ペルー、スーダン、ウガンダなど

2018年に新たに他国へ逃れた難民・庇護申請者は、約280万人(国内に避難した人を合わせると1,360万人)。2018年は、政情不安、食糧難により国外に逃れた南米ベネズエラ、そして中米エルサルバドル、グアテマラ等のからの難民・庇護申請者が急増しています。
そして、約80%の難民が近隣国に逃れています。

国内避難民が最も多い10か国

国内避難民グラフ:コロンビア(780万人)シリア(618万人)コンゴ民主共和国(360万人)

2018年、国内で避難を強いられる人の数は大きく増加し、過去最高を記録しました。前年に続き、国内避難民が最も多いのは南米コロンビアで、約780万人が国内で避難を強いられています。東グータやアフリン等での戦闘によりシリアも引き続き多くの人々が国内で家を追われ、その数は約618万人となりました。また、コンゴ民主共和国やナイジェリア等、アフリカ中部でも国内避難民が急増しています。

無国籍者

無国籍者グラフ

各政府が集計しているデータとUNHCRに報告された無国籍者数は約390万人となりました。しかし、集計は78か国でしか実施されておらず、UNHCRはさらに多くの無国籍者がいると推計しています。
無国籍者が約100万人を記録したロヒンギャ等、無国籍の問題は大きな注目を集めており、UNHCRは無国籍をなくすための #IBelong キャンペーン を10年間続けるとともに、各国政府に無国籍者のデータ化の迅速化を促しています。

帰還者

多くの人々が故郷を追われる中、帰還する難民もいます。しかし、2018年に国内外から帰還した難民は約290万人(難民:約60万人、国内避難民:約230万人) ― 約500万人が帰還した前年よりも帰還民は減少しました。避難を強いられる人の数の増加に、帰還民の数が追いついていない状況が続いています。
また、難民の5人に4人が5年以上の避難生活を送っており、5人に1人が20年間以上の避難生活を強いられています。

第三国定住

避難した国やさらに他の国へ定住できる(第三国定住)ような選択肢も、未来のための解決策のひとつです。2018年には約8万1,300人の難民がUNHCRの支援で第三国定住により新たな生活をスタートしました(UNHCRの支援以外も含めると約9万2,400人)。
また、約6万2,600人が、避難先の国に帰化しています。


紛争・迫害で故郷を追われた難民は、こうしている今も増え続けています。
苦難の旅を強いられる難民に、ご寄付・募金をお願いいたします。

※当協会は認定NPO法人ですので、ご寄付は税控除(税制上の優遇措置)の対象となります

一覧ページへ戻る

国連UNHCR協会について
UNHCRを知る
UNHCRを支援する