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実践例:小学生と共に考える難民問題

2016年3月、東村山市立秋津小学校の6年生90名と共に、学生団体SOARが難民問題について考える授業を行いました。

小学生らしい元気いっぱいの子どもたちと共に行われた授業の様子を、出張授業を実践した学生団体SOARメンバーから報告いたします。

私たちも難民も持っているもの

授業が始まり、難民の人々の生活状況に関する写真を1秋津

いくつか見てもらいながら3つの質問をしました。

1つ目の質問では、【難民にないもの】を考えました。

2つ目の質問では【難民にはあって】【私たちにないもの】は何だろうと想像をさらに膨らませました。最後に【難民にも私たちにもあるもの】という質問を投げかけると「笑顔!」「夢!」など生徒の皆さんは、手を挙げてそれぞれの考えを時間制限ギリギリまで発表してくれました。

最初の質問の時にはまだ、難民と生徒の間に壁があるように感じましたが、共通の部分を見つけた瞬間、難民も一人の人間であり、未来を担う私たちと同じ仲間であることを、この授業を通して生徒たちが感じている様子がうかがえました。

 

難民と自分たちとの間に共通部分を見つけられた生徒たちは、授業の最後に【今の私にできること】【これからの私たちにできること】、そして【日本社会にできること】について3人グループで話し合い、その後、グループごとに出た意見を発表しました。グループの話し合いの最中には、「今の自分にできることは周りの人に今回の授業の話をすること」、そしてこれからの自分にできることとしては「今からたくさん勉強をして、将来UNHCRで働いて難民を助ける」という声も聞こえました。45分という授業時間の中で生徒たちは多くのことを想像し、学び、そして、これからできることを見つけることができました。

*授業に関する詳細(時間割配分)についてはこちら

多くの人々に『難民問題』を知ってほしい

今回の授業の最後に、担任の先生から1つの宿題が生徒たちに課せられました。

「今日聞いた話を周りの人に話してください。」

これは、周りの人に伝えることで、少しでも“支援の輪”を広げたいという考えのもと、生徒たちへ出された宿題です。

秋津小学校では、2015年の1月にも6年生2クラスを対象に難民問題授業が行われました。

*『教職員共済だより2015SUMMER vol.155』についてはこちら

将来を共有する

3秋津難民の中には大人ばかりではなく、多くの子どもたちがいます。例えば、戦争によって親を失った子ども、祖国から逃げる際に親とはぐれた子ども、十分な食事を取れず飢えと闘いながら生活している子ども…。

しかし、日本の小学生と生活状況は異なるとはいえ、難民の子どもたちも世界の未来を背負う大人となり、そして将来、この苦境の中を生き抜いた子どもたちも、世界を動かす1つの大きな原動力となります。つまり私たちは、未来を彼らと共有しています。将来を共有する私たちですが、ただ待っているだけでは良い未来を迎えることはできません。今私たちができることは、お互いを「知ること、受け入れること」です。

そのきっかけとしてSOARでは、「難民問題授業」だけではなく「いのちの持ち物けんさ」という難民の心を理解することに焦点を当てた出張授業も行っています。

難民問題は、遠い国の話ではありません。現在、難民である人も自分が望んで難民になったわけでありません。つまり、いくら平和な環境で今生活していても誰もが難民になりえるということであり、私たちにとっても身近な問題なのです。

*「いのちの持ち物けんさ」について詳しくはこちら

 

 

授業科目:社会

実践場所:東村山市立秋津小学校

実践対象:小学6年生90名

実践日:2016年2月29日

 

*「学生団体SOAR」について詳しくはこちら

*「学校・団体の皆様へ」について詳しくはこちら

*「ご寄付でできること」について詳しくはこちら

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