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ゆず 北川悠仁さん 難民キャンプ訪問報告

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ゆずと国連UNHCR協会は、WONDERFUL WORLD基金と国連UNHCR協会に寄せられたご寄付を合わせて、カクマ難民キャンプの植樹事業を応援しました。2009年3月15日~27日、ゆずのファンの皆様、UNHCR支援者を代表して、ゆずの北川悠仁さんと国連UNHCR協会事務局長の根本かおる、および、職員の奥村亜紀はケニア・カクマ難民キャンプを訪れました。

この訪問の模様を追ったドキュメンタリーがNHKで放送されました。

また、北川さん自らがケニアで感じた強い思いや感動から生まれた楽曲「はるか」が携帯電話向けに配信されました。
売上の一部は、国連UNHCR協会を通じ、今回訪れたアフリカの難民キャンプ、そして世界中の若者が、音楽など自分の夢を実現するための教育プロジェクト活動に活かされました。

課題認識と活動目標

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苗木育成-どんな木を植えるの?

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カクマの厳しい環境で育つ種

苗木の種は、難民キャンプ およびナイロビにある森林研究所から調達されます。アカシア、ニームなど在来種、外来種がありますが、厳しい 環境で育つ種を選んでいます。

少ない水で育つ種

木が育成するために必要な水は、難民や地域住民が生活していくためにも必要な水です。 人の手をかけることなく、雨水 だけで育つ種を選んでいます。

3本まとめて植樹

一本の苗木を植えるだけでは、枯れてしまう可能性が高くなります。
そのため、3本の苗木をまとめて植樹します。

苗木の生存率は、グリーン ベルトで90%、家庭で60%を 目指しています。

植樹活動-どこに木を植えるの?

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キャンプを囲む合計50ヘクタールのグリーンベルトによって、森林の再生を目指し、3万9000本の 苗木を植えます。

難民や地域住民の家庭や施設

キャンプ周辺の世帯や施設に3万6000本の苗木を配布します。

難民がふるさとに帰った跡地

カクマ難民キャンプでは南部 スーダン出身の難民たちが故郷のスーダンに帰りつつあります。 難民たちが帰還した跡地は再生が必要です。10ヘクタールの土地を蘇らすことを目標とします。

『ゆずパーク』

難民たちが収入創出活動を行う施設の隣、2~3ヘクタールの土地が『ゆずパーク』と名づけられ、難民の憩いの場になります。

“日差しの強いカクマでは、木陰が大切。『ゆずパーク』には、難民たちの憩いの場所として、ベンチを置きたい。”(GTZ代表)

環境教育-活動は続いていくの?

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難民と地域住民が実際に環境保全の大切さを感じられるように、環境教育を3つの地元組織と、若者1500人、女性1000人を対象に行います。また、環境教育の担い手として教師200人と学生300人を対象に環境教育についてのトレーニングを行います。

プロジェクト体制

天然資源の管理体制について定期的な会議を設定しています。プロジェクトは、UNHCR、ドイツの援助団体であるGTZに加え、ケニア政府や地元団体と連携しながら運営してます。

“植樹はひとつのゴールだけど、木が成長して
いくのと同じように、活動も続けていくことに
意味があると思います。”(ゆず、北川悠仁さん)

プロジェクト概要・予算

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ゆず 北川悠仁さんからのメッセージ

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ワンダフルワールドの楽曲制作にあたって、 UNHCR関係者から話を聞く機会がありました。
そこで、今世界で起こっている様々な問題、そんな困難な状況にありながらも力強く生きる人々の姿に 感動し曲を書きました。

何かをしてあげるという上から目線ではなく、 どんな環境であっても夢を描く難民たちの強さから僕自身が 元気をもらったから、感謝の気持ちを伝えたかったのです。

支援活動は現地に赴かなくても日本で行うこともできる かもしれません。
でも、難民キャンプを訪問して、自分の目で見て、心で感じて、 握手をし肌に触れて話をすること、それがとても大切でした。
本やインターネットなどの情報だけではわからないことを たくさん学びました。

WONDERFUL WORLD基金の結果としてケニアの難民キャンプで植樹を行ったことはひとつのゴールだけど、植樹した木が成長していくのと同じように、僕らの活動も続けていくことに意味があると思います。

水、食糧、生きていくために必要なものの支援はもちろん重要だけれども、僕はミュージシャンとして、音楽を通じて、どんな困難な状況にあっても、人々が希望を持ち続けられるような活動を行っていきたいと考えています。過酷な環境の中でも希望を見失わず力強く生きる若者たちに少しでも多くのチャンスの機会を与えられるように、これからも音楽を通して様々な活動を続けていきたいです。これからの若い世代に、このアフリカの大地に、音楽で得たものを還元していきたいです。

UNHCRカクマ事務所所長 モハメド・カシム からのメッセージ

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遠い日本から、このカクマに来てくれて本当にありがとうございます。音楽を通じて、難民について考え、伝えてくれたことに感謝しています。
ワンダフルワールドの歌詞を読むと、あなたがどれだけ人や地球を大切にしているかがわかります。ワンダフルワールドで歌われているように生きていく中では、悲しみも喜びも両面ある。難民たちの希望や強さなどポジティブな面を感じてくれたこと、そして、地球の仲間として共感してくれたことをとてもうれしく思います。
UNHCRとして、カクマの環境プロジェクトへのご支援に感謝し、物質面だけでなく、精神的に支えてくれることを大変歓迎しています。

UNHCRカクマ事務所  メンベレ・ダウィット コミュニティー・サービス担当官からのメッセージ

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今回の北川さんの訪問は、日本の若く感性豊かなアーティストにとって、10カ国もの国々からやってきた、難民として生きることを強いられている少年少女や若者たち、女性そして男性たちと出会い、語らい、ともに踊る機会となりました。
難民たちにとっては、体験を通して喜びや生きるということを共有しようという姿勢にあふれるアーティストと一緒に音楽を奏で、語らい、そして踊るという特別な機会となりました。北川さんは、難民たちと日本の人々とがともに理解し合い、人生の両面を知るためのきずなとなることでしょう。

国連UNHCR協会事務局長 根本かおるからのメッセージ

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WONDERFUL WORLD基金に寄せられたゆずのファンの皆様のお気持ちと国連UNHCR協会に寄せられた支援者の皆様のお気持ちが一緒になって、将来に緑を育む素晴らしいプロジェクトを立ち上げることができました!
北川さんには、この訪問を通じて感じたことを、いろいろな形で日本の若者たちに伝えていってほしいと願っています。

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