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シリアの変遷

 

 近日ヨーロッパに移動する難民が話題になっていることを受けて、2015年9月、国連UNHCR協会は公式のTwitterとFacebookを通して、シリア危機の変遷についてお伝えしてきました。

 

 世界には多くの人々が、紛争や暴力から逃れ避難生活を送っていますが、その中でも特に深刻なのは、シリアの難民問題です。現在、資金難によりUNHCRも十分な支援をシリア難民に届けられずにいます。

 

FB20150715地中海で起こる命がけの航海2

シリア危機の勃発

  今年7月、シリアから隣国に避難した人々の数は400万を超えてしまいました。一つの紛争が原因で起こった難民問題としては、過去25年で最大級の難民問題になっています。2011年に始まった紛争により、国外に避難する人が増え始め、2015年7月に400万人が、UNHCRによりシリアからの難民として登録されました。

 

 最大の避難先はトルコで、続いてレバノン、ヨルダン、イラク、エジプトに多くの人々が避難しています。トルコには190万人のシリア難民が避難しており、また人口400万人のレバノンには、100万人を超す難民が避難しています。シリアから逃げられて一安心。安全に暮らせると思いきや、あまりにも多くのシリア難民が一度に移動したために混乱は避けられませんでした。受け入れ国において混乱・暴動がおこることは想像に難しくありません。

 

 2013年には必要な資金の35%しか集まらなかったことが災いし、避難民への飲み水・食糧や医療サービスの提供を十分に行うことができなかったのです。

やっとの思いで逃げ出してきたにも関わらず安全が保障されない。

こんなにも理不尽なことはあるでしょうか。

安全な場所へ

 シリアから隣国、更に安全な場所へと逃れる難民。ぎゅうぎゅう詰めのボートに乗り込んだ彼らの目的は、欧州連合国(EU加盟国)へ逃れることです。危険な航海を乗り切り、疲弊しきった大勢の難民を受け入れるため、UNHCR職員や地元ギリシャのNGOの奔走が始まりました。

 

欧州連合国を目指す人々の最初の関門となったギリシャへの入国。

UNHCRはヨーロッパ諸国にもギリシャを援助するよう要請し対応を続けました。

しかし、漂着したシリア難民の人数はギリシャの受け入れ許容範囲をはるかに超え、全員に十分なケアをすることが難しくなっていきました。

 

一見、一つの地域ごとで難民となってしまう状況が生まれてしまっているのかのようにみえがちですが、実はいろいろな場所へと繋がっています。

 

詳しくはこちらをご覧ください国連UNHCR協会 Facebook

  

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