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約400名の難民がリビア沖での難民詰め込み漁船沈没から救助される

ヨーロッパへの移動で命を落とす難民たち

2014年に難民と移民で埋め尽くされたボートを地中海で救助したイタリア海軍。2015年に入ってからこれまでに、2100人以上の人々が、混み合いすぎたもろい船でヨーロッパへ渡ろうとして、命を落とした。

2014年に難民と移民で埋め尽くされたボートを地中海で救助したイタリア海軍。2015年に入ってからこれまでに、2100人以上の人々が、混み合いすぎたもろい船でヨーロッパへ渡ろうとして、命を落とした。

UNHCRによれば、難民と移民約600人を乗せ、地中海を渡ろうとしていた際に、リビア沖で沈んだ船から、これまでに約400人が救出されました。

 

UNHCRはさらに、25人の遺体は回収されているものの、多くの人は未だ救出されておらず、8月5日に起きた悲劇の中で死の危険にさらされていると述べていました。この悲劇が起こる以前にも、2015年に入ってからこれまでに、2100人が地中海を渡ってヨーロッパにたどり着こうとして、命を落としています。

 

「もう一つの悲惨な惨事は、リビア沿岸から15マイル離れた地中海で起きたので、明らかにそのボートは出発してすぐでした。難民や移民たちは決して死ぬべき人々ではありません。彼らはただ、より良い人生を手に入れたかったのです」とメリッサ・フレミングUNHCR報道官は話しています。

 

生存者の話では、どのように船に押し詰められていたのかということ、そして、彼らが救命ボートが近づいてきたときにパニック状態に陥り、片側に押し寄せ船がひっくり返ってしまったと話していたとフレミングは述べました。

 

「これらの船は40人から50人用であり、600人もの人々が乗れるものではありません。人々は、肩と肩、足と足を可能な限り隅から隅まで詰め込まれていました」と彼女は付け加えました。

 

救命ボートに乗っていた人々によれば、そのもろくて混み合いすぎていた漁船はものの数分で沈んでしまいました。人の体、ライフジャケット、瓦礫が水の中にありました。救助にあたった人は、パニック状態でおびえている人々を救うために、力を尽くしました。

 

問題解決のために

「誰一人として、安全なヨーロッパにたどり着く間に命を落としてしまうべきではありません。地中海を渡ってヨーロッパにたどり着く大半の人々(2015年には20万人) は、戦争や紛争、迫害から逃れてきます。この方法は大変危険で、2015年に入ってからこれまでに2000人が死亡しています」とフレミングは述べました。

 

フレミングは、これほどまでに多くの人々を、それに見合わない船に乗せた、密輸業者の「無慈悲と金儲け主義」を批判し、このような危機に対処し、この危険な人々の流れを食い止めるためのより多くの資金援助を呼びかけました。

 

「残念ながら、難民が最初に避難した近隣国家において、望ましいレベルまで援助されておらず、彼らに『私はここでは生きていけないから、ヨーロッパへ行こう。』と言わせてしまうようなシステムになっているのです」と彼女は述べました。

 

詳細はこちらから。(英文)

 

 

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