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【2015夏休みスペシャル!高校生が訪問にきました~第1日目~】

国連UNHCR協会を高校生が訪問

Highschool day1-1暑い夏もいよいよ本番となってきましたね!

今週は夏休みを利用して国連UNHCR協会に高校2校が、学習訪問へ来てくださいました。

高校生と協会職員、そして協会の学生インターンによる有意義なセッションとなりました。

8月5日(水)には、兵庫県立兵庫高校から1年生8名、2年生2名、引率教員1名の計11名が足を運んでくださいました。兵庫高校は、生徒たちが文化祭で募った寄付金を国連UNHCR協会へ毎年寄付してくださっている学校の1つです。

兵庫高校は今年、文科省からスーパーグローバルハイスクールとして採択され、新たに始まったプログラムの一環として、難民問題について事前に学習をしてこられました。そこで、当協会の中村職員が高校生からの質問にお答えする形でセッションを行いました。
(中村職員の紹介記事はこちらから→【UNHCRからこんにちは~職員インタビューvol.1/中村恵さん~】

高校生からの質問

Highschool day1-2

その中からいくつかの質問をご紹介したいと思います!

1、日本の難民受け入れ数は現在非常に少ないという現状があります。なぜですか?

日本が初めて難民を受け入れたのは、1970年代後半、ベトナム、ラオス、カンボジアから避難してきたインドシナ難民を受け入れた時です。その結果、1981年に、難民に関する国際条約である「難民条約」に日本も加入しました。

移民の多いアメリカでは、難民の人々と似た背景を持つ民間の方々がたくさんいると思います。すると、難民として受け入れた人々に対して、「どんな手助けが必要か、どんな対応が適切か」を政府だけではなく民間の人も理解しているでしょう。日本には、そのような人々が少なく、受け入れ国として、政府の力だけでは対応しきれないことがあります。それが、少ない受け入れ数の原因の一つだと考えられます。

難民となってしまう可能性は日本にいる私たちもゼロではありません。また、難民受け入れのための民間の力は、とても重要です。そのため、日本の難民受け入れ体制の問題は、政府だけではなく、みなで考えていかなければならない問題ではないでしょうか。

2、2011年以降、難民の人数が急増した理由としてどのような背景があるのですか?

2011年3月以降にシリアで内戦が深刻化したことが挙げられます。政府と反政府組織、また様々 な組織の争いが続き、2000万人ほどと言われたシリアの人口の約20%(400万人)が周辺国に避難しています。

最大の避難先はトルコで、続いてレバノン、ヨルダン、イラク、エジプトに多くの人々が避難しています。トルコには180万人のシリア難民が避難しており、また人口が400万人ほどのレバノンにも、100万人を超す難民が避難しています。

3、難民となった人々は、避難先でどのような生活をするのですか?

難民の人々は、難民として認定されると受け入れ国で様々な権利を享受できるようになります。日本では、難民として認定された人には日本での在留権、日本語の教育を受ける機会などが与えられ、難民事業本部が日本の難民保護の一端を担っています。しかし、難民として認定されていない人々は、避難国で不法滞在として扱われてしまうため、不安定な立場が続きます。

難民の人々の置かれている状況は受入れ国の法律や状況によって千差万別ですが、UNHCRが一番大切にしていることは、受入れ国政府と連携しつつ、難民となった人々の人権、つまり人間としての権利を守ることです。

インターン生からのメッセージ

最後に、参加した学生インターンたちから高校生へ応援メッセージを送りました。

「高校生活の間に、自分の得意なこと、興味のある専門分野をぜひ見つけてください。自分の得意なことを活用して人のために活躍できる人材になることを期待しています。また、大学や、国際機関でのお仕事には英語は必須です。高校生のうちからしっかりと学んでおくことは、将来の強みになります。将来の夢に向かって頑張ってください、応援しています。」
短い時間でしたが、参加してくださった高校生からは

「UNHCRついて、まだまだ知らないことが多く、今日は勉強になった。」、「日本のUNHCRの認知度の低さを痛感した。私たちももっと勉強して、日本の人にもっと難民問題について知ってもらいたい。」、「インターンの先輩方のお話を聞けてよかった。自分の得意なこと、専門分野をみつけて、将来国際機関で働きたい。」

Highschool day1-3

などのご感想をいただきました。

兵庫高校のみなさん、ありがとうございました。

 

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