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UNHCRはラマディから逃れているイラク人が直面している困難を懸念

UNHCRはアンバール県と首都バグダードの境界となっているユーフラテス川を橋渡ししているBzabz橋での対応について懸念しています。

UNHCRはアンバール県と首都バグダードの境界となっているユーフラテス川を橋渡ししているBzabz橋での対応について懸念しています。

ジュネーブ、4月21日‐UNHCRは、ラマディにおいて紛争から逃れているイラク国民が、減り続ける必要な資源、検問所、入国制限、安全な場所への旅へと導くセキュリティに関する手続きなどを含む数多くの困難に直面していると報告しました。

 

イラクのアンバール県における難民の動向

緊張状態にあるイラクのアンバール県では、ここ2週間以上にわたって政府軍と過激派間の紛争が激化しており、11万4000人ものイラク人がラマディを逃れたと推定されています。このうちおよそ3万9000人が県内に留まっており、多くがより遠くへと逃れられない状態となっています。

 

およそ5万4000人はバグダードへ、1万5000人はイラクのクルド人地域であるスライマニヤへ、2100人はバビロンへと逃れています。他の人々は安全な地域への避難途中であり、少なくとも900人がディヤラ県に到着しています。

 

アンバール県内では、難民の人々はカリッディヤ、アルハバニヤ、アムリヤットアルファルジャなどの地域において、シェルターを探し求めています。彼らは親戚やホストファミリーのもとで滞在しているかモスクや学校にシェルターを求めています。アルハバニヤにあるコミュニティセンターにおいては、今までの紛争によって難民となった人々が新たな難民と場所を共有し、超過密状態となっています。1つのテントを4家族が共有しているという事例もあります。

 

ユーフラテス川を渡ることができない難民は困難に直面

「我々はまたバグダードの西65kmにあり、アンバール県と首都バグダードの境界となっているユーフラテス川を橋渡しているBzabz橋で現在行われている対応について懸念しています」とジュネーブにおいてエイドリアン・エドワードUNHCR報道官は記者に答えました。

 

ここにおいて、アンバールを逃れている市民は、バグダードに受け入れられる、またはスライマニヤに向けてさらに旅をするために、保証人となる支援者を立てることを求められています。国連が19日に視察したところ、およそ1200人(200家族)が橋を渡るのを待っており、橋を渡っている人々はほんのわずかとなっています。

 

アンバール側の岸で待っている人々にはシェルターがなく、日々悪化する環境に直面しています。新たに避難して来た人々は疲れ切っており、安全な場所へと移動することを切望しています。長い道のりを飲まず食わずの状態で歩いてきた人もいます。

 

UNHCRによる支援

ここ数日でUNHCRはマットレスや毛布、調理器具、衛生用品、扇風機、クーラーをアメリヤットアルファルジャやバグダードの8000人余りに配給しています。援助物資の配給は続いており、UNHCRはさらに緊急の支援が必要な1万2000人に数日中に緊急キットを届けられるとしています。UNHCRフィールドチームはアクセス可能な難民を受け入れている場所の状況把握に努めています。

 

「私たちはイラク政府と連絡を取っており、安全な地域への人々の移動の制限を緩和するよう求めています。ここ数日でより多くの人々がバグダードへ移動できるようになった一方で、昨晩のレポートでは多くの難民は現在ディアラでイラクにクルド人地域に入るために待っていると報告しています」とエドワード報道官は述べました。

 

イラクにおける国内避難民およそ270万人

2014年1月以降およそ270万人のイラク人がアンバール県の40万人を含め、イラク国内で国内避難民となっています。彼らは、10年以上に及ぶこれまでの紛争で避難を余儀なくされた、100万人以上というイラク人に加えられています。

 

 

詳細はこちらから(英文)

 

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