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支援の現場から/最新ニュース

あなたのご支援が、今日も命を守っています

新しい命に。助けが必要な若い母親に。家と希望を失った人々に。
あなたのご支援が、大きな力をくれました
「温かいご支援、本当にありがとう!」

2020年、私たちは新型コロナウイルスという未知の感染症に直面し、あっという間に世界各地に広がったパンデミックとの闘いを強いられました。日本でも緊急事態宣言が発令され、想像もしていなかった生活の変化と感染への不安が続いた一年だったかと思います。
そんな中で、「世界に見過ごされている」難民危機への支援のお願いに対し、多くの方が自分事としてとらえてくださり、温かいご支援を寄せてくださいました。
「こんな大変な時だからこそ、難民の力になりたい」― そうした温かい思いに、私たち職員も大変勇気づけられました。心からの感謝を込めて、皆さまからのご支援の成果の一部をご紹介させていただきます。

「これでミルクとおむつを買えます」

ソマリア難民の母子ソマリア難民のファルトン(21歳)は2019年、夫と共にトルコとの国境沿いの川を渡り、ギリシャへたどり着きました。その後、女の赤ちゃん・ナシンを出産。
昨年12月、生後2か月のナシンを連れUNHCRの現金給付の受け取りに訪れました。
「このお金でミルクとおむつを買えます。本当に大きな支援です。このお金がなければどうすれば良いのか分かりませんでした。この支援は、誰か私たちを気にかけてくれる人たちがいる、という証拠です。」

「学校に戻ってこられてうれしい!」

学校で学ぶ難民の少女マリアムマリアム(10歳)はソマリアからイエメン・サナアに避難してきました。新型コロナウイルスのため休校していた学校が昨年10月にようやく再開し、うれしくてたまりません。
「学校にたくさん友達がいるし、一緒に遊んだりアートを作ったりするのが好きなんです。学校は昨日始まったばかりなの。将来学校の先生になりたいです。」UNHCRが支援する教育プログラムで、5歳~13歳までの120人が学んでいます。

「現金給付がなかったら、どうなっていたか分かりません」

イエメン国内避難民のサフィア「家賃が140ドルから200ドルに値上がりしました。苦しい生活です。」
イエメン・アデンに暮らすシングルマザーのサフィア(50歳)は言います。夫を亡くし、自身の6人の子ともう一人難民の子どもも育てている彼女。ちょうどこの日の朝にUNHCRから現金給付を受け、子どもたちの朝食の卵と野菜を買うことができました。「この現金給付がなかったらどうなっていたでしょう。家賃を支払ったら、残りのお金で食料を買います。」

火災ですべてを失った難民への支援

2020年9月、ギリシャ・レスボス島のモリア難民受入センターで起こった大火災は、2,000人の女性と4,000人の子どもを含む計12,000人もの難民から住む場所を奪い、人々は野宿に追い込まれました。UNHCRはギリシャ当局と連携し、緊急シェルターや毛布など緊急物資を提供。防寒対策も支援するとともに、教育支援やドイツなどへの第三国定住支援も行っています。

火災で住まいを失い、UNHCRから家族用テントなどの提供を受けた家族。UNHCRはお湯の出るシャワー施設やトイレの設置も進め、難民のギリシャ本島の宿泊施設等への移転も支援している

UNHCRが支援する学習センターで、宿題を見てもらうアフガン難民の女の子。ヒオス島などエーゲ海諸島に避難する学齢期の子どもは推定約6,000人(4歳~7歳)だが、公式の学校に通うのは少数。このセンターでは毎日ギリシャ語・英語・算数を教えており、約200人が通っている

「UNHCRの支援を通じて学んだことを、すべて生かします!」

帰還民イブの一家救命具をつけてカヌーに乗り、母国中央アフリカ共和国へ出発間際のイブ(写真右・26歳)。コンゴ民主共和国に避難していましたが、故郷に帰る日がやってきました。「とてもわくわくしています。両親や姉たちに会うのが待ちきれません。新しい家族を早く見せたいです。まだ私の夫にも子どもたちにも会ったことがないのです。コンゴでは、UNHCRの支援でヘアスタイリストの訓練を受けて自分の店を持ち、農業や家畜の育て方も学びました。今後学んだすべてを生かしていきます。今後は生活がずっと良くなると確信しています。」この日、UNHCRの支援で233人が母国へ帰還を果たしました。

「日本の皆様、ご支援をありがとうございます」

UNHCRジュネーブ本部 上席緊急コーディネーター 白戸純

モザンビークの国難避難民キャンプにて(左奥が白戸職員)

コンゴ民主共和国、イエメン、ギリシャ(地中海ルート)の3つの危機「サイレントクライシス」にお寄せいただいたご協力とご関心に深く感謝申し上げます。

ワクチン開発をはじめとした対応策が進展しつつも、なお新型コロナウイルスの猛威は収まらず、皆様におかれましても不安な日々をお過ごしのことと思います。現場においても新型コロナウイルス蔓延への対応を、支援対象者への衛生用品の配布から、「新型コロナウイルスは外国人が持ち込んだもの」と主張する人々から難民を保護するための広報キャンペーンなど、様々な努力をすすめております。 昨年9月には、ギリシャのモリア受入センターで大規模な火災が発生しました。イエメンとコンゴ民主共和国における紛争が終息する気配はありません。

しかしながら、皆様の温かいご支援を糧に、微力ながら「一番弱い立場にある人びとの保護」を実施することができました。皆様の温かいご支援に改めて感謝申し上げますとともに、どうぞ今後とも、温かいご関心とご支援をよろしくお願いいたします。

UNHCRの支援物資を受け取るイエメン避難民の父子

あなたのやさしさと温かいご支援に、心からの「ありがとう」を。
どうぞこれからも、UNHCRと一緒に難民をご支援ください

紛争が続き食料難が深刻化するイエメン、過密し不衛生な住環境が改善されないギリシャ・エーゲ海諸島、政情が不安定な中で中央アフリカ共和国などから多くの難民の流入が続くコンゴ民主共和国。皆さまの温かいご支援に支えられ、今日もUNHCRは命を守るための活動を続けています。ぜひこれからも、UNHCRと一緒に難民をご支援ください。

難民を守る。難民を支える。

UNHCRは、難民が故郷を追われた日から始まる長い避難生活の間、水・食料の供給から住居、医療そして教育にいたるまで、全てにわたり、支援します。今、目の前の命のために、そして未来のために。これからもUNHCRの難民支援にご協力ください。

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