国連UNHCR協会は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の公式支援窓口です。 《寄付は税控除の対象になります。》

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支援の現場から/最新ニュース

「日本の皆さんが大変な時に、本当にありがとう!」
あなたのご支援が、たくさんの笑顔につながっています

2020年、世界は新型コロナウイルスという世界規模の深刻な危機に直面してきました。一方で、シリアでは紛争が10年目へと突入。当協会は、2011年のシリア危機ぼっ発からシリア難民への支援をお願いしてきましたが、ここ日本でも新型コロナウイルスが猛威を振るい、感染拡大を防ぐために皆様が大変な思いをしている中、「難民へ思いを寄せてくださる方は少なくなってしまうのでは…」という懸念がありました。

しかしこうした状況にもかかわらず、大変多くの方がシリアの人々のためにご寄付をお寄せくださいました。温かいご支援に、当協会職員一同心より感謝申し上げます。
今回は、シリアの人々へ温かい思いを寄せ、実際に行動を起こしてくださったあなたへ心からの感謝をこめて、どのような支援が行われているかご報告いたします。

※ご支援で可能になっているUNHCRの援助活動の一例としてご紹介いたします

難民キャンプなどで新型コロナウイルス対策を強化

ウイルスの感染を防ぐための衛生用品の配布

難民や避難民の暮らす地域では、清潔な水も十分になく過密した住環境も多いうえに、マスクなどの衛生用品も入手が困難です。シリア・ハマでは4月、パートナー団体と連携して衛生キットを配布しました。中にはアルコール消毒液、石鹸、ティッシュ、手袋、マスクなど、家族を新型コロナウイルスから守るための必需品が入っています。

新型コロナ対策の様子 新型コロナ対策援助物資

また、イラク北部では、ダラシャクラン難民キャンプで、シリア難民約13,000人に衛生キットを配布しました。配布を行う保健スタッフなどには、感染予防のために必要な装備を提供しました。

衛生対策の様子1 衛生対策の様子2

リーフレットを配布してウイルスに関する情報を周知

シリア難民の家族UNHCRから受け取った、新型コロナウイルスに関するリーフレットを見せてくれた母親のナジャと3人の子どもたち。
一家はシリアから、イラク北部のガウィラン難民キャンプに避難しています。UNHCRは世界保健機関(WHO)、イラク保健省と協力し、感染予防対策として、こうしたリーフレットを配布しています。また、職員やボランティアが各避難民キャンプや居住地で家庭訪問し、最新の情報がくまなく伝わるよう活動しています。

すべての人に必要な情報がいきわたるよう、家庭訪問を実施して口頭で説明(シリア・ハサケ)

「手はこうやって洗うんだよ」子どもたちに教えるUNHCRスタッフ。この共同シェルターのあるシリア北東部ハサケでは、3,000以上の家族が避難している

ATMが車に乗ってやってきた!
「ステイホーム」の中での現金給付支援

現金給付を実施するためのUNHCRの自動車多くの難民が、避難生活を送る上で現金給付支援は必要不可欠だと語ります。
しかし、新型コロナウイルスのために難民も外出が制限され、現金を受けとるために以前のように銀行のATMへ行くことができなくなりました。そこでUNHCRは車にATMを設置し、難民の暮らすヨルダン北西部・イルビッドのコミュニティへ。困窮するシリア難民が現金を受け取れるよう支援しました。

ヨルダンに避難するシリア難民のナディア(12歳)とアベド(5歳)。コロナの影響で収入が全くない一家にとって、この3か月UNHCRから受け取った現金給付支援は、かつてないほど重要です

「破壊された家に、屋根や窓を」住居の補修支援

住居の修繕の様子 破壊された町のの様子

大きな穴があいたままの女性の家。シリアでは、9年以上にわたる激しい戦闘で、このように多くの人々の家が破壊され、実に560万人が住居に関する支援を必要としています。UNHCRは、各家庭を訪問して被害を確認し、人々がプライバシーと尊厳をもって暮らせるように、住居の補修支援を行っています。

イドリブに戻ってきた人々へ、日常生活に欠かせない物資を提供

シリア北西部イドリブやハマでは、昨年末から激しい戦闘で多くの人が避難していましたが、少しずつ住民は帰還しています。UNHCRは今年5月、帰還してきた人々へマットレスや毛布など日常生活に不可欠な物資を提供。配布の際もコロナ予防対策を徹底しながら、生活再建のための支援を行っています。

救援物資配布の様子1 救援物資配布の様子2

難民への温かいご支援に、心から感謝いたします。
どうぞこれからも、シリアの人々に温かいご関心とご支援をお寄せください

未だに日本でも、新型コロナウイルスの感染拡大は続き、厳しい情勢が続いています。改めて、皆様のご支援に心から感謝申し上げます。
シリア難民をはじめ多くの難民は、「自分たちは国際社会から忘れられ、支援も届かなくなってしまうのでは」という大きな不安を抱えています。日本でも予断を許さない状況が今後も続くことが予想されますが、どうぞこれからも、家を追われ苦しい避難生活を続ける難民へ関心をお寄せいただき、ご支援をいただきますよう、心よりお願いいたします。

フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官がレバノンで出会った、片目を失ったシリア難民の少女

ベイルート爆発事故で片目を失ったシリア難民の少女サマは「お医者さんになりたい」と語ります。

(動画の設定で字幕をオンにしていただければ、日本語字幕が表示されます)

毎月の支援がますます重要になってきています

UNHCRは、難民が故郷を追われた日から始まる長い避難生活の間、水・食料の供給から住居、医療そして教育にいたるまで、全てにわたり、支援します。今、目の前の命のために、そして未来のために。毎月のご支援を、ぜひご検討ください。

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