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イラクの大規模な援助としてエルビルへの100トンの空輸を開始

アルビルに物資を運ぶUNHCRの空輸機

イラクのクルド人自治区にあるエルビルに到着後、重要な救援物資が運び出されるUNHCRのチャーター機ボーイング747

イラクのクルド人自治区にあるエルビルに到着後、重要な救援物資が運び出されるUNHCRのチャーター機ボーイング747

8月20日の午後、100トンの緊急救援物資を積んだ貨物機がイラクのクルド人自治区にあるエルビルに着陸し、イラクで悪化する人道危機にみまわれた数十万もの人々への、大掛かりなUNHCRの救援事業が始まりました。

 

ヨルダンのアンマンから、テント3300張、ビニールシート2万枚、キッチンセット1万8500個、水汲み容器1万6500個を乗せたボーイング747は、現在から9月初めまでに2410トンの物資の運び込みを目指し、最初の輸送を行いました。

 

この地域に避難した約50万人を対象に援助が行われる予定で、彼らの多くが道端や公園にある作りかけの建物で粗悪な生活を送っています。

 

8月20日水曜日の輸送後に3機が続き、ヨルダンから木曜日、金曜日、土曜日にそれぞれ100トンを運ぶ予定です。援助は陸路や空路でも同様に行われます。この地域や欧州にあるUNHCRの倉庫から、トルコ、ヨルダン、イラン国境を経て、テント、毛布、防水ビニールシート、日用雑貨をトラック175台が運んでいます。

過去最大の援助作業

「これはいのち以外突然全てを手放し、過酷な状況下で必死に生き延びようとしている何十万人もの避難民を救うために、空路、陸路、海路によって救援物資を運び込む大掛かりな物資輸送作戦です」とアントニオ・グテーレス国連難民高等弁務官は述べました。

 

「これは私たちが10年以上に渡って着手してきたなかで最大の援助活動です」とグテーレスは述べ、イラクへの緊急救援物資の総合量は1万1306立方メートルだと付け加えました。

 

現在イラク北部のクルド人自治区では、イラクの紛争悪化によって8月始めよりシンジャル地方から逃げてきた20万人以上を含む60万人を超える避難を強いられた市民を受け入れています。UNHCRは援助を行うために、クルド人自治区当局や人道協力者と密接に協力しています。

 

到着後、空輸されたテントの多くはドホーク行政地区にあるBadjet Kandela, Khanke、Zakhoの各キャンプへと運ばれます。Badjet Kandelaキャンプは拡大されており、他の2つはここ最近流入している避難民を受け入れるために設立されました。他の緊急救援物資はエルビルやスレイマーニヤー行政地区にある他の避難所同様、数日中にもドホーク市、Zakho、Semel town、Akre、 Zawitaにある、まにあわせの定住地に留まっている人々に配られる予定です。

各国からの支援と増える避難民

この援助や更なる援助物資提供への支援は、サウジアラビア、トルコ、アメリカ、イギリス、日本、デンマーク、クウェート、ルクセンブルク、ノルウェー、スウェーデン、そして企業パートナーのIKEA財団から来ています。

 

イラク全体では、アンバー地区にて1月に始まった紛争から逃れてきた50万人以上や、(6月より続く)モスル周辺や近頃のシンジャーでの紛争から避難してきた60万人以上を含む推定120万人が今年になってから避難を強いられています。新たに避難してきた大部分の人々はイラク北部のクルド人自治区にいます。

 

詳細はこちらから(英文)

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