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大規模な洪水によりコンゴ民主共和国キヴ南部で8万人が被災、数十人の死者

本稿はジュネーブの国連欧州本部(パレ・デ・ナシオン)で行われた記者会見におけるアンドレイ・マヘシックUNHCR報道官による報告の要約です

コンゴ民主共和国のキブ南部ウヴィラにて、水浸しになった道を渡ろうとする男性

2020年4月21日 ― UNHCRは地元当局、パートナー団体と協力し、コンゴ民主共和国南キブ州にて大規模な洪水により被災した約8万人を迅速に援助するため尽力しています。

 
4月16日から18日にかけて、激しい豪雨が南キヴの町とその周辺を襲い、難民を含む避難民を受け入れているこの町とその周辺の村々の人口密集地に大洪水をもたらしました。

 
洪水により1万5,000棟以上が被災。地元当局と人道支援団体が現地の全容を調査していますが、政情不安と紛争がすでに数年続いているこの地域から、さらに多くの被害が報告されています。

 
この進展状況は、切迫するもうひとつの危機、新型コロナウイルスのパンデミックに備える住民の困惑をさらに深めることになります。

 
第一報では、この洪水により25人以上が死亡、40人以上が負傷し、さらに多くの人々が水に流された恐れがあると示唆しています。ウヴィラの貧困地帯の1つにある診療所は破壊され、混み合った町の水・衛生施設も被災しました。

 
UNHCRは緊急のシェルターを提供するために特に必要となるビニールシート、マット、調理器具、毛布、蚊帳を含む救援物資を、ウヴィラの地元にある倉庫から至急供給しています。

 
UNHCRは、家が流された人々の苦難を緩和する支援をするため、近日中にシェルター用品を提供します。地元/州当局は、国連コンゴ民主共和国ミッション(MONUSCO)からの援助を得て、対応を指揮しています。

 
UNHCRは多くの人々がこの洪水により家を失い、病気や伝染病にさらされることを懸念しています。まだ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は報告されていませんが、この地域の風土病であるコレラ発生のリスクが高まっています。

 
地元当局は最適な場所にある土地を提供し、UNHCRのシェルター専門家はパートナー団体と共に、コレラを防ぎ、新型コロナウイルス感染症への注意喚起と準備を進める機会を得る手助けをするために、シェルター、トイレ、水/衛生施設を建設しています。

 
また、UNHCRは特にリスクの高い人々やコミュニティを特定し、心理社会的な対応を実施しています。

 
この洪水によって多くの橋が破壊され損傷し、キヴ南部周辺の脆弱な道路網に大きな被害を与えています。これにより避難民や難民を含む被災者へのアクセスがさらに難しくなっています。UNHCRは、この洪水により困難となっている、新たに到着したブルンジ難民をすでに過密した一時滞在所から移動させる活動を再開することを望んでいます。

 
キヴ南部では、政情不安と紛争により大規模な避難が続いています。現在、この地域では、コンゴ民主共和国にいる500万人以上の国内避難民のうち100万人近くを受け入れています。

 
さらに、南キヴ州では合計50万人いるブルンジ難民のうち約5万人を受け入れています。

 
原文はこちら(英文)
Massive floods in DRC’s South Kivu impact 80,000 people, kill dozens

コンゴ、南スーダン 忘れられた難民危機

2017年から大幅に増加しているコンゴ難民。 資源がとても豊かな国ですが、実に25年以上も戦闘が続いていることを、ご存じでしょうか。隣国ウガンダには多くの難民が押し寄せ、支援が追いつかず、人々は大変な苦境に追い込まれているのです。

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