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「難民についての教材活用セミナー」
【2019年度春実施報告】

セミナー 教材 難民 UNHCR 教員

概要

難民 セミナー 教材 UNHCR国連UNHCR協会が企画・運営した「難民についての教材活用セミナー」を、2019年3月26日には東京で、27日には初となる山形で開催しました。

当協会と連携して活動している学生団体SOARのメンバーも、各会場にてワークショップのファシリテーターを務めました。

また、山形会場では、東北公益文科大学の学生を中心に結成された学生団体LIGAのメンバーがボランティアとして運営に協力してくださいました。

 

難民 セミナー 教材 UNHCR2日間合計で、54名の方にご参加いただきましたが、参加者の多くは小学校、中学校、高校、大学で教壇に立っている方々で、専門の教科は社会科や英語科を中心に多岐にわたっておりました。

また今回も、国際問題に関心のある大学生だけでなく、国際協力分野での活躍を目指す高校生の方々や、関心の高い一般の方々にも参加していただきました。

 

構成としては、「いのちの持ち物けんさ」のワークショップの体験を行い、その後に「あるものないものワークショップ」の解説、難民問題の基礎知識の講義、そしてそれを踏まえてのディスカッションを実施しました。

難民 セミナー 教材 UNHCR「いのちの持ち物けんさ」の体験では、参加者の方々は“難民を自分事として捉える”という意識のもと、真剣にワークショップに参加してくださいました。

世代もバックボーンも様々な参加者の方々が、共にワークショップを通して共感の輪を形成する様子に、このワークショップのさらなる可能性を感じました。

ワークショップ実践後に、協会職員である天沼が、難民についての教材の紹介と、難民問題とUNHCRの基礎知識についての講義を行いました。

講義においては質疑応答の時間をとりましたが、各会場で多くのするどい質問が寄せられ、学びを深めることができました。

難民 セミナー 教材 UNHCRまた山形会場では、学生団体LIGAのメンバーが、団体として取り組んでいる世界の難民問題について考えることのできるボードゲームの作成についての発表を行いました。

このボードゲームは、プレーヤーが各国の代表になり、より多くの難民を助けて世界平和を目指すもので、非常に多層的な構造からなり、深い学びを得られるものです。

まだ試作段階中ながら、地元の大学生が一生懸命取り組んでいる活動の発表に、参加者の方々も非常に興味深く耳を傾けられていました。

 

最後のディスカッションでは、教員、学生、一般の参加者ごとにグループを作り、最後には垣根を超え、学校現場においてワークショップを活かして学びを深める時間つくるにはどのようにすればよいのか、難民の問題を日本社会で考えていくにはどうすればよいのかということをテーマに意見交換がなされ、非常に充実した内容となりました。

以下にアンケートでいただいたお声の一部を抜粋し掲載させていただきます。

 

☆『いのちの持ち物けんさ』の実践
・だんだん深刻な状況になり、心が痛くなることがあったが、実際の体験の一部でも感じることができたと思いました。
・普段考えることができない視点からみることができました。
・前回受けたときとは価値観が変わっており、自分の人生が変わっていると感じた。

 

☆『いのちの持ち物けんさ』の解説
・初めて知ることができた。そのバックボーンを知ることができてよかった。
・学生が作成したことに驚いた。
・よく考えられていて、ねらいも明確でわかりやすかったです。

 

難民 セミナー 教材 UNHCR☆『あるものないものワークショップ』の解説
・視覚的な支援があり、考えやすいと思いました。
・フォトランゲージとして、生徒たちが飛びつくワークショップだと思う。
・写真だけで深掘りすることが楽しそうなワークショップだと感じました。

 

☆その他解説と質疑応答
・教材として活用できるツール。アクセスについて教えていただき、ありがたかったです。
・やりたいことがどんどん増えてうれしいやら困ったやら。
・意見が活発に飛びあい、活気があった。

 

☆「難民問題とUNHCRの基礎知識」
・難民にとってほぼ無知な私としては、驚きと「へぇー」の連続であった。
・内容が濃い部分ですが、わかりやすくもう一度じっくり読みたいと思います。
・国連の存在意義を生徒と共に共有したい。

 

☆「学習を深める視点と質疑応答」
・活用する気合が、今、みなぎっている。
・とても開放的で使いやすい教材を広く開示してくれている。
・いろんな方の質問が考えてもみなかった視点だったので、聞くことが出来てよかったと思います。

 

難民 セミナー 教材 UNHCR☆「ディスカッション」
・大学生の方に実際に話を伺って刺激を受けた。
・小中高それぞれの学校現場の現状と今後やれることは異なるが、可能性が見えてきた。
・他の学校の先生方と分かち合えたのはとても良かった。

 

☆『難民についての授業の手引き』
・参考になる。実施しやすい。こういうものが欲しかったです。
・すぐに授業実践可能なようにワークシート、スライドなども略さずに掲載してくださった点です。
・本日学んだことを友人に伝え、仲間を増やしていくことで、難民について一緒に考える機会ができると感じました。

今後の展望

2019年も、さらに多くの先生方にワークショップなどの教材を活用していただき、多くの児童・生徒の皆さんが難民について考え、行動していただけるような時間を創出できるよう活動してまいります。

特に2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックでは、難民選手団が結成され、活躍が期待されます。

日本で開かれる平和の祭典に向けて、平和についてさまざまな場面で考えることができる機会をつくって参りますので、是非ご関心をお寄せいただけましたら幸いです。

 

現在も、ワークショップやツールを活用した授業が多数実現しております。

今後も、新たな実践例のご報告が寄せられましたら、『学校などでの実践例』としてご紹介していきますので、ご覧くださいませ。

様々な事例を皆さんに知っていただき、より多くの教育現場において難民やUNHCRについての実践的な授業が実現していくよう努めますので、授業を実践された先生方や、これから実践を考えられている先生方は、ぜひご連絡ください。

【参考】

※「学生団体SOAR」について詳しくはこちら

※「学校・団体の皆様へ」について詳しくはこちら

※「難民についての授業の広場」はこちら

※「出張授業/学習訪問」について詳しくはこちら

※「みんなで取り組む『難民と進む20億キロメートル』(学校・団体等)」はこちら

※「学校などでの実践例」について詳しくはこちら

※「ご寄付でできること」について詳しくはこちら

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