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「難民についての教材活用セミナー」
【2019年度秋実施報告】

概要

名古屋 市邨学園 難民 UNHCR セミナー 教材国連UNHCR協会が企画・運営している「難民についての教材活用セミナー」が、2019年秋には名古屋でも実施されました。

今回は、市邨学園にご協力頂き、これまで難民支援を継続的かつ実践的に行っていただいている市邨高等学校の生徒や教職員の皆様との連携によって実現しました。

学生団体SOARのメンバーも、当日までSkype等による遠隔サポートを活用して市邨高生をトレーニングし、当日も運営を担いました。

 

古屋 市邨学園 難民 UNHCR セミナー 教材当日は1部2部合計で、45名の方にご参加いただき、小学校、中学校、高校、大学で教壇に立っている方々だけでなく、高校生・大学生の参加も非常に多く、また、一般の方々で関心が高く、さらに学びたい方々も参加され、従来のセミナーからさらに多様性に富んだ交流や発見が多くあるセミナーとなりました。

 

今回より従来の進行に改良を加え、2部構成(どちらかだけの参加も可能)で展開しました。

第1部では、「いのちの持ち物けんさ」のワークショップの体験を行い、その後に「あるものないものワークショップ」の解説、難民問題の基礎知識の講義を中心に行いました。

また、市邨高等学校の松野至先生の実践報告に加え、参加者の方によるそれぞれの大学や団体での活動紹介などを行っていただきました。

第2部では、第1部のふりかえりを行い、ディスカッションで深める活動を行いました。

 

古屋 市邨学園 難民 UNHCR セミナー 教材「いのちの持ち物けんさ」の体験では、市邨高等学校の卒業生と在校生が前半と後半に分かれてファシリテーターを担当し、参加者の方々も「自分が実際に授業をしたらどう行うだろう」などと真剣に考えながらワークショップに参加してくださいました。

世代も背景も様々な方々が、ワークショップを通じて、ご自身の意見を積極的に交わす様子に今後のさらなる可能性を感じました。

 

ワークショップ実践後には、市邨高等学校の松野至先生のここまで長きにわたる実践報告が強い熱意と共に語られ、教育現場のさらなる可能性について会場中が考えるきっかけとなりました。

古屋 市邨学園 難民 UNHCR セミナー 教材また、愛知県内で難民支援の活動を行っている団体の方とW2L Cinemaパートナーズの大学の先生と学生の方による活動紹介も行われ、身近にある難民支援の機会活動の輪に共感が深まりました。

その後、協会職員の天沼が、難民についての教材と実践例の紹介や裏話を通じて、どのように学習効果を生んでいくのか、実際に生まれてきたのかということを伝え、その実践の土台となる難民問題とUNHCRの基礎知識についての講義を行いました。

 

今回は、第2部のみの参加者もいらしたため、動画等を用いて、第1部のふりかえりを異なる角度から行いました。

最後のディスカッションはこれまで以上に、世代や職業を超えて、積極的な意見が飛び交い、特に初めて出会う高校生同士が刺激を受け合っていたことが印象的でした。

以下にアンケートでいただいたお声の一部を抜粋し掲載させていただきます。

 

☆『いのちの持ち物けんさ』の実践
・聞くだけではなかなか実感が湧かないが、自分に置き換えることで気付けた
・実際の授業のように体験できたのが非常に良かった。思ったより難しく、声かけの仕方が大事だと思った
・ インターネットで見たことがあり、興味があったので、今日実際に体験できて勉強になった

 

☆『いのちの持ち物けんさ』の解説
・「青・黄・赤」の付箋にこういう声かけをすると書き出しやすいといのが大変参考になった
・ 色々な場面や教育現場での応用が見込める
・ 分かりやすかった。私の学校でもぜひ皆にやってもらいたいと思った

 

古屋 市邨学園 難民 UNHCR セミナー 教材☆『あるものないものワークショップ』の解説
・面白そうです。これも実際に体験したかった
・ 小 4 の担任をしているので、これはすぐにもやれそうだと思うことがいろいろあった
・すごく分かりやすかった。自分は高校生なので、小学生にもわかるようにと作られたこのワークショップは、自分の理解を深められた

 

☆その他解説と質疑応答
・他の団体さんの紹介は勉強になった。「難民になったねこ」の本は読んでみようと思った
・ とても分かりやすく、質問することもないくらいだった
・ とても丁寧に解説してくれて満足

 

☆「主体的で対話的な授業の現場から 〜市邨高校難民支援報告〜」
・ 企業だけでなく、教育者も変わろうとしていることが理解できた
・ これまでの授業とは全く違う、すごいことをやっているのでは!?もっと詳しくお話を聞きたかった
・ 松野先生がまず自分で動かないとと考え、一歩踏み出し、活動を続けているのが素晴らしい

 

☆「難民問題とUNHCRの基礎知識」
・遠いことのように感じられる問題だったが、今起きているという実感が湧いた
・ 短い時間でしたが要点を分かりやすく教えて頂けた
・ 最新の情報や現場でしか分からない話が聞けて良かった

 

古屋 市邨学園 難民 UNHCR セミナー 教材☆「学習を深める視点と質疑応答」
・この場だけではなく、私の学校や様々なセミナーで伝えていきたい内容だと思った
・ 調べ学習と絡めて考えられる事が魅力的
・ 生徒たちと使って、深く知りたい

 

☆「第1部ふりかえり」
・ 映像資料も含めた振り返りでとても分かりやすかった
・ 1 部に加えて説明がなかった点が分かりやすく理解できた
・ 内容をうすめることなく伝えられていて良かった

 

☆「ディスカッション」
・南山国際の方々の話を聞いて、「思っているだけではだめ。行動が大事なんだ」と痛いほどに感じた。すごく刺激が大きかった
・ 世界の現実と結び付けられる視点の取り組みで、とてもやりがいの意義深いことだと思った
・ 他の先生から、色々な実践の例を聞くことができ、参考になった

 

☆『難民についての授業の手引き』
・ 指導案・展開案・参考資料についても書かれており、授業に使うときにとても役に立ちそう
・ これからどうしていきたいかが明確で、皆に同じセミナーを受けてほしいと思った
・ こういう資料が欲しかった。もっと学校現場に普及させてほしい

今後の展望

2020年が始まりましたが、今年の春も各地での実施を計画しております。

多くの先生方にワークショップなどの教材を活用していただき、さらに多くの方々が難民について、世界での出来事について自分事として考えることのできる機会を創出していきます。

東京オリンピック・パラリンピックでは、再び難民選手団が結成され、活躍が期待されます。

日本で開かれる平和の祭典をとおして、さまざまな角度から平和と自分たちにできることについて考えることができればと考えております。

今後も日本各地でこのような取り組みを行ってまいりますので、皆様方と広がりをつくることができましたら幸甚です。

 

現在も、ワークショップやツールを活用した授業が多数実現しております。

今後も、新たな実践例のご報告が寄せられましたら、『学校などでの実践例』としてご紹介していきますので、ご覧くださいませ。

様々な事例を皆さんに知っていただき、より多くの教育現場において難民やUNHCRについての実践的な授業が実現していくよう努めますので、授業を実践された先生方や、これから実践を考えられている先生方は、ぜひご連絡ください。

 

最後になりましたが、本セミナーの実施にご協力いただいた市邨学園の皆様方をはじめ、後援いただいた愛知県教育委員会とJICA中部の皆様、ご参加いただいたすべての方々にこの場を借りて深く御礼申し上げます。

【参考】

※「学生団体SOAR」について詳しくはこちら

※「学校・団体の皆様へ」について詳しくはこちら

※「難民についての授業の広場」はこちら

※「出張授業/学習訪問」について詳しくはこちら

※「みんなで取り組む『難民と進む20億キロメートル』(学校・団体等)」はこちら

※「学校などでの実践例」について詳しくはこちら

※「ご寄付でできること」について詳しくはこちら

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