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「難民についての教材活用セミナー」
【2019年度夏実施報告】

概要

UNHCR セミナー 難民 教材 ワークショップ国連UNHCR協会が企画・運営している「難民についての教材活用セミナー」が今年の夏は、東京を皮切りに、札幌、石川、岡山、広島の5か所において行われました。

当協会と連携して活動している学生団体SOARのメンバーも、各会場にてワークショップのファシリテーターを務めました。

また、東京会場では、東京学芸大学附属国際中等教育学校の中学2年生と聖心女子学院高等科1年生が、ワークショップのファシリテーターとして活躍されました。

 

UNHCR セミナー 難民 教材 ワークショップ5日間合計で、68名の方にご参加いただき、例年よりも少々少ない参加ではありましたが、小学校、中学校、高校、大学で教壇に立っている方々を中心に、中高生や一般の方々で関心が高く、さらに学びたい方々も参加され、多様性に富んだ交流や発見が多くあるセミナーとなりました。

 

構成としては、「いのちの持ち物けんさ」のワークショップの体験を行い、その後に「あるものないものワークショップ」の解説、難民問題の基礎知識の講義、そしてそれを踏まえてのディスカッションを実施しました。

UNHCR セミナー 難民 教材 ワークショップ「いのちの持ち物けんさ」の体験では、参加者の方々は“難民を自分事として捉える”という意識とご自身が実際に授業を行うためにはどう行ったらいいのかという考えのもと、真剣にワークショップに参加してくださいました。

世代も背景も様々な方が、ワークショップを通じて、ご自身の意見を積極的にかわす様子には、今後のさらなる広がりの可能性も感じました。

ワークショップ実践後に、協会職員である天沼が、難民についての教材の紹介と、難民問題とUNHCRの基礎知識についての講義を行いました。

難民問題とUNHCRの基礎知識の時間においては、難民問題の過去から未来に至るまで、日本と海外の動きについて、過去実施とは違う形で進めてまいりました。

 

最後のディスカッションについては、世代や背景を超えて、積極的な意見が飛び交い、特に若い世代からの意見には、今後の世界に期待の持てるものも多くあり、運営だけでなく参加者の皆様も刺激を受けていました。

 

UNHCR セミナー 難民 教材 ワークショップ

また、東京以外の会場では、上記に加え、それぞれの地域で、どのようにしたら難民問題を考えるワークショップやアクティブラーニングを広めていくことができるかについて、ディスカッションを通じて鋭いご意見を多数いただき、今後の展開について、重要な示唆をいただきました。

 

以下にアンケートでいただいたお声の一部を抜粋し掲載させていただきます。

 

☆『いのちの持ち物けんさ』の実践
・あってあたりまえのものがなくなったらと考えたことがなかったので、勉強になりました。
・中学生、大学生、社会人2年目、社会人17年目という様々なメンバーでお互いの価値観の違いを知ることができた。
・とても参考になります。「じぶんごと化」するにはとてもいい教材だと思います。

 

☆『いのちの持ち物けんさ』の解説
・教材作成の背景はあまり知ることがないので良かったです。
・先入観なしで行うことが大切だと分かった。
・WSの背景がわかってイメージしやすかったです。

 

UNHCR セミナー 難民 教材 ワークショップ☆『あるものないものワークショップ』の解説
・実践例もあり、わかりやすかったのと、いのちの持ち物けんさと合わせてアレンジして、授業の教材の中に埋め込んでいければと思います。実践もやりたかったです。
・フォトランゲージの要素も取り入れた感じで分かりやすかった。
・授業の流れがよくできていて、最後の調べ学習に向かうのもよい。

 

☆その他解説と質疑応答
・様々なツールを教えていただけてありがたかったです。
・説明がわかりやすかったです。

 

☆「難民問題とUNHCRの基礎知識」
・生徒に伝えるためにはまず自分が正しい知識、現状を知る必要があると感じた。
・なかなか自分ではわからない近年の情報も得られました。
・写真が多くわかりやすかったです。日本の難民の受け入れについて知ることができて良かったです。

 

☆「学習を深める視点と質疑応答」
・知らないことも多くあったので勉強になりました。
・指導案がついていて、とても参考になりました。
・調べ学習のトピック例は総合等でやってみたい。

 

☆「ディスカッション」
・様々な職種の方のお話を聞けて興味深かったです。
・参加者と交流ができて良かった。
・いろんな人のさまざまな視点から意見を聞けたので良かった。

 

☆『難民についての授業の手引き』
・実践(授業)につなげられそうな資料が多いので良かったです。
・冊子になっているので使いやすい。持ち運びやすい。なくしにくい。
・すぐ実践できる形式になっているところが素晴らしいです。

今後の展望

2019年も残りわずかですが、11月も名古屋での実施を行い、さらに多くの先生方にワークショップなどの教材を活用していただき、さらに多くの方々が難民について、世界での出来事について自分事として考えることのできる機会を創出していきます。

また、名古屋の実施からは、セミナーの内容もさらに改良してまいりますので、ご期待くださいませ。

2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックでは、難民選手団が結成され、活躍が期待されます。

日本で開かれる平和の祭典をとおして、さまざまな角度から平和と自分たちにできることについて考えることができればと考えております。

2020年以降も日本各地でこのような取り組みを行ってまいりますので、皆様方と広がりをつくることができましたら幸甚です。

 

現在も、ワークショップやツールを活用した授業が多数実現しております。

今後も、新たな実践例のご報告が寄せられましたら、『学校などでの実践例』としてご紹介していきますので、ご覧くださいませ。

様々な事例を皆さんに知っていただき、より多くの教育現場において難民やUNHCRについての実践的な授業が実現していくよう努めますので、授業を実践された先生方や、これから実践を考えられている先生方は、ぜひご連絡ください。

【参考】

※「学生団体SOAR」について詳しくはこちら

※「学校・団体の皆様へ」について詳しくはこちら

※「難民についての授業の広場」はこちら

※「出張授業/学習訪問」について詳しくはこちら

※「みんなで取り組む『難民と進む20億キロメートル』(学校・団体等)」はこちら

※「学校などでの実践例」について詳しくはこちら

※「ご寄付でできること」について詳しくはこちら

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