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支援の現場から/最新ニュース

移動式チームが紛争下のシリアの子どもたちの暮らしを変える

スクリーンで映像を楽しむシリアの子どもたち

※移動式チームとは……
安全上の理由や経済的理由、情報がないことにより、保護をはじめとするサービスを提供するコミュニティセンターのような施設に来ることが難しい人たちのもとへ、サービスを届けるために赴くチーム

 
2018年11月4日 ― もっとも苦しい思いをしている人々の元に駆け付けるために長い道のりを経て、最初に現場に入り、事態を見極めて介入する。そのコミュニティの出身であり、コミュニティのために尽力する。―― 彼らの名は、移動式チーム。

 
移動式チームの一員であり、UNHCRのパートナー団体ナマア会のシャヘドは言います。「私たちは皆、この紛争の影響を受けています。私は、子どもたちが安全な場所で、笑顔で育っていくのを見たいのです」。シャヘドとチームのメンバーたちは、アレッポ郊外の北に位置するテル・シャイル村で活動し、子どもたちが安全な場所で遊べるよう小さなチャイルド・フレンドリー・スペース(子どものための場所)を提供しています。

「私は、子どもたちが安全な場所で、笑顔で育っていくのを見たいのです」

ゲームで遊んだり、お話を聞いたり、アニメを見たり。また健康な生活を送り、普通の子ども時代を過ごせるようサポートするさまざまな活動に参加するために、200人以上の子どもたちが、このチャイルド・フレンドリー・スペースに来ています。「私が移動式チームのメンバーになったのは、私の育ったコミュニティに恩返しをしたかったのと、人々の苦しみを和らげたかったからです」と、安全を求めて故郷から逃れてきた子どもたちとゲームをしながら、アフマド・ユズファンは語ります。

チャイルド・フレンドリー・スペース(子どものための場所)でゲームをしたり、お話を聞いたりして楽しむ避難民の子どもたち

ここに来ている多くはアフリンから逃れてきた子どもたちで、言葉の壁があり、地元の子どもたちと交わるのが難しいのです。そのためアフマッドとチームは、すべての子どもがここで問題なく一緒に遊び、ふれあうことができるようにしています。

 
多くの国内避難民や避難先から戻ってきた人たち、受け入れ側の地元の人々は、安全上の理由や経済的理由、情報がないことにより、コミュニティセンターのような決まった場所にある施設に出向くことが難しいため、移動式チームはシリア国内でうまく機能している手段として実証されています。移動式チームによって、郊外や都市部の区別なく、もっとも弱い立場にあるシリアの人々に、コミュニティを基盤にした保護サービスを提供できます。またチームは、新たに避難を強いられた人や避難先から戻り支援を必要としている人々がいる場所に派遣され、保護のニーズを精査し、的確な援助活動の計画の立案にも役立っています。

自分で工作した作品を見せてくれるシリアの少年

Antwan Chnkdji

 
原文はこちら(英文)
Mobile teams make a difference in children’s lives

シリア危機、今こそ支援が必要です

2011年3月。シリアで紛争が始まってから、すでに7年が過ぎました。しかし、壊滅的な被害を受け廃墟になった町は、未だに水も電気もなく、医療や教育も崩壊したままです。今こそ、皆さまの力をUNHCRにお貸しください。

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