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「難民についての教材活用セミナー」

【2017年度実施報告】

難民についての教材活用セミナー

概要

難民についての教材活用セミナー国連UNHCR協会が初めて企画した「難民についての教材活用セミナー」を、2017年7月29日の東京を皮切りに、8月6日は札幌、18~19日は名古屋、20~21日は大阪、27日には福岡で開催致しました(名古屋・大阪では希望者がいたため別日程で短縮版を実施)。

当協会と連携して活動している学生団体SOARのメンバーも各会場にて一部ファシリテーターを務めました。

 

参加者の大部分は、小学校、中学校、高校、大学で教壇に立っている方々で、専門の教科は社会科、世界史、地理、英語、家庭科、日本語、福祉、工業などと多岐にわたり、養護教諭の先生もいらっしゃいました。

また、志ある大学生のみなさんも各会場で多数ご参加いただき、今後、学生団体SOARで一緒に活動したいと目を輝かせている方もおり、地方での活動の可能性が広がっていくのを感じました。

さらに大阪会場においては、4人の高校生が、地域の中学校において『いのちの持ち物けんさ』を実施するために、セミナーに学びに来るという大変意欲的な出来事もありました。

 

 

難民についての教材活用セミナー全日程合計で、110名以上の方にご参加いただきましたが、参加者構成や期待されていることはさまざまだったため、開催地ごとにアレンジを加えて臨みました。

 

基本的な構成として、午前中のセッションでは、「UNHCRの歴史と難民問題の現状」に関して、参加者全員に配布した『難民についての授業の手引き』暫定版に記載されている内容を補完する形式で、職員の中村による講義があり、次に「教材の紹介と学習の視点」を職員の天沼が担当し、午後に体験するワークショップが誕生した背景や、学生団体SOARによる実践例などを紹介しました。

 

1時間の昼休みの後、「いのちの持ち物けんさ」と「あるものないものワークショップ」を実施しました。「いのちの持ち物けんさ」は地域によっては、学生団体SOARのメンバーがファシリテーター役を担いました。

参加者の方々は、ワークショップを受ける側の立場だけではなく、自分が行うとしたらどのような課題があり、どのようなアレンジが必要かを真剣に考えて取り組まれ、最後のディスカッションの時間は、非常に白熱した議論がなされ、即席のオリジナルの授業案をつくられた先生方もいらっしゃいました。

参加者の声

以下に、アンケートでいただいたお声の一部を抜粋し掲載させていただきます。

 

☆難民問題とUNHCRの基礎知識

・くわしく定義から教えてくださり、もっと難民のことを知りたい、身近な(私たちもいつ難民になってもおかしくない)問題に感じました。又、UNHCRの活動の尊さを知ることができて、大変有意義な時間でした。

・難民の定義から支援の拡がりまで包括的に教えて下さりありがとうございました。

・実際に現場で力を尽くしておられる方の話はやはり迫力があり心に刺さりました。

☆難民問題授業応用編/教材の紹介

・「総合的な学習の時間」の題材としても適している、対象も相応しい。

・主旨を明確に説明していただけたのでワークショップを始める前のイントロとしてよい準備ができました。

・50分完結型の教材はとても活用しやすいので是非授業にとり入れたい。

☆『いのちの持ち物けんさ』の実践

・一方的に知識を与えられるよりも、主体的になって学び、実感して理解できるので、学習の手応えがあった

・難民のことを自分のことと関連付けてとらえることができる活動だと感じた。

・このワークこそ、今の私たちの学校に取り入れたい!と強く感じています。

☆『あるものないものワークショップ』の実践

・いろいろやりながらいつの間にか難民の方々の本質にたどり着く感じが良かったです。

・写真や図が多くわかりやすかったです。ワークショップ2つをぜひ高校生に還元したいです。

・ワークショップに必要な知識がコンパクトにまとめられていたので参考にしたいと思いました。

☆ディスカッション

・先生方が現場でどのように難民問題を教えて、なおかつ当事者意識も持たせて考えさせたいと思われているかが強く伝わってきました。

・グループディスカッションで同じ(小学校教員)立場の先生方とお話しできたのが、共有しやすかった。

・教員同士の討論ということで、いかに授業の面で生かしていくかというテーマで深く話し合えました。

☆『難民についての授業の手引き』

・とてもわかりやすくまとめられていて、参加者の方がおっしゃっていましたが、参加した者の使命として広めていきたいと思っています。

・とても見やすくまとまっている。自分なりに教材を作るときにも応用しやすい。

・詳細な情報がわかりやすくもりこまれていると思いました。(すごいなーと思いました)

 

一方で、今後の課題につながるご意見もいただきましたので、次年度以降の開催に活かしてまいります。

今後の展望

2018年度は、3月に東京と大阪、7~8月に、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・熊本での開催を予定しております。

より多くの方の期待にお応えできるよう研鑽を積み、皆さまのご参加をお待ちしております。

 

難民についての教材活用セミナーまた、すでに本セミナーでの内容をもとに、各地でワークショップを活用した授業が実現しております。

今後、新たな実践例のご報告が寄せられましたら、『学校などでの実践例』としてご紹介していく予定です。

そのような事例を皆さまに知っていただくことで、さらに多くの教育現場で、難民やUNHCRについての実践的な授業が実現していくよう務めてまいります。

 

最後に、お忙しいなかご参加いただいたみなさま方に心より御礼を申し上げます。

【参考】

※「学生団体SOAR」について詳しくはこちら

(2017年7月9日の「第2回学生団体総選挙」キャリア・教育部門でグランプリを受賞!)

※「学校・団体の皆様へ」について詳しくはこちら

※「出張授業/学習訪問」について詳しくはこちら

※「学校などでの実践例」について詳しくはこちら

※「ご寄付でできること」について詳しくはこちら

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