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インドネシア地震の生存者へ、シェルターを空輸

UNHCRは、インドネシアのバリクパパンへ、8万人に家を失わせた壊滅的な地震と津波の生存者へ配給するテントを空輸します

インドネシアのパルにて、子どもの頃に過ごした家の残骸の前に立つ、地震の生存者メガ(左)とその夫

パル(インドネシア)2018年10月19日 ― 地震の生存者メガ(31歳)と彼女の夫は、パルにある子どもの頃に過ごした家の残骸の中を捜索します。

 
「シェルターで使うものをかき集めるため、父の家に来てみました。見つかったのはマット1枚だけでした。私が育った家は、破壊されてしまいました」と彼女は言います。

 
メガは、約2,000人が犠牲となった9月28日スラウェシ沖の壊滅的な地震と津波の後、住む場所を失ったインドネシア・スラウェシ島の都市パルの住人数千人のうちの1人です。

 

空輸で運ばれる被災者への援助物資

彼らを助けるため、この朝、UNHCRは435張の緊急用テントを配布できるようにインドネシアのバリクパパンに届けました。追加の緊急用テント、就寝用マット、蚊帳、ソーラーランプは、次週以降に配送される手配が整っています。

 
インドネシア国家防災庁の公式な推測によれば、地震とその後続いた津波による被害は家屋6万8,000軒、そして家を失った人々は8万人とされています。

「マット1枚しかありませんでした。私が育った家は、破壊されてしまいました」

現地の村民と話し、被災状況を確認するUNHCRスタッフ

テントは、バリクパパンでインドネシア当局に渡され、近隣のスラウェシ島へ運ばれます。スラウェシ島で、UNHCRの現地でのパートナー団体であるインドネシア赤十字とインドネシア・ムスリム人文科学財団へ提供され、最も支援を必要としている約6,500人へシェルターが提供されます。

 
今週初め、UNHCRのチームは、スラウェシ島中部にあり最も被害を受けた地域の一つであるパルを訪問。地元の政府機関やパートナー団体と調整し、さらに準備を進めました。

 
UNHCRのスタッフは、この地震と津波の被害を“想像を超えた” “破滅的な”ものと説明しました。コミュニティーでは、家や学校、病院が粉砕されてしまいました。村々全体が失われたのです。

 
ペトボとバラロアの町では、2つの災害によって地域が泥だらけになってしまいました。多くの人々は家のみならず、かつて彼らが立っていた土地すら失ったのです。

インドネシア・パルの破壊を視察する生存者のロスミニ

バラロアの破壊を視察した人の1人が、生存者のロスミニでした。「本当に恐ろしかったです」と彼女は言いました。「今日初めて親類の家々を訪れ、目の当たりにすることができています。」

 
生存者の多くは大きな悲しみに襲われていますが、可能なところでお互いに助け合い、回復力もあります。失ったのが父親だけだったのは“幸運”だと感じた、なぜなら彼女の夫と息子は生き延びたのだから、と語った女性もいました。

 
家族の家に戻り持ち物を回収しようとしたものの、すべてが破壊されていた様子をスタッフに話してくれた女性もいました。地震と津波によるトラウマが大きすぎて、家に何が残されているのか、戻って直面することができない、と伝えてくれた人々もいます。

 
By UNHCR staff

 
原文はこちら(英文)
Airlift delivers shelter for Indonesia quake survivors

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