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2020年、東京で競う難民オリンピックチーム

国際オリンピック委員会は、2016年リオで開催された夏のオリンピックでの歴史的デビューに続き、難民チームが再び競技に参加することを発表しました

ブエノスアイレスで開催された実行フォーラムのオリンピズムにて、トーマス・バッハIOC会長とともにステージに立つ難民選手たち

2016年リオで開催された夏のオリンピックでの画期的なデビューに続き、難民オリンピックチームが再び2020年の東京大会に参加します。

 
ブエノスアイレス(アルゼンチン)2018年10月9日 ― 10月9日(火)、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開催された第133回IOC総会にて、難民のチームが再び、国際的なスポーツの祭典に参加することが確定しました。

 
票決前のIOC総会にて、UNHCRサポーターでリオの難民オリンピックチームの一員であるイエーシュ・ピュール・ビエルは「すでに達成された土台の上にある唯一無二の機会をとらえ…2020年の東京で第2の難民オリンピックチームを結成してほしい」と、IOC委員を前に力説しました。

 
近代オリンピックが1896年に始まって以来、200国以上のナショナルチームが、夏と冬の大会で栄光をかけて競い合いました。そして2016年に、史上初の難民チームも参加しました。

 
4か国から来た10人の難民選手が、難民オリンピックチームとして、リオデジャネイロに集結しました。IOCの旗の下で競技をした水泳選手2人、柔道家2人、マラソンランナー1人、中距離ランナー5人で構成され、今後も引き続きIOCが難民問題に関与していくことが示されました。

 
難民選手が東京で競うという発表は、フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官からも歓迎されました。

 
「2016年、リオの難民チームは世界中の人々の創造力をかきたて、スポーツを通して、世界的な難民危機の人道的な面を見せてくれました」と、声明にてグランディ弁務官は語りました。

 
「この伝統が東京でも続くことは喜ばしいです。この驚くべき若者たちに、最高峰のレベルで競い合う機会を与えることは、称賛に値します。」

 
第二次世界大戦以降、暴力と迫害で故郷を追われた人の数が最悪となった時に、リオで難民オリンピックチームがスポーツを通じて示した勇気とたくましさは、すべての難民の勇気と忍耐力への賛辞となりました。

 
今週、難民オリンピックチームは、実行フォーラムのオリンピズムで、2016年以来初めてブエノスアイレスに再集結しました。彼らは平和への手段としてスポーツを啓発していくために、今回の再集結を活用し、彼らの努力が世界中の難民に与えた希望を呼び覚ましました。

 
難民オリンピック選手でUNHCR親善大使のユスラ・マルディニは、10月9日の決定が世界中の難民にもう一度、夢を見るチャンスを与えるでしょう、と語りました。

 
「難民オリンピックチームを一度代表したことを誇りに思い、再びチームが東京で競技をすることを嬉しく思います」と彼女は語りました。「チームの一員になれるように、私はできる限り努力します。そして、世界各国にいる他のすべての難民選手の幸運を祈ります。」

 
票決の後、トーマス・バッハIOC会長は、声明の中で「理想的な世界では、オリンピック大会で難民チームを結成する必要はないでしょう。しかし、不幸なことに、2016年、リオオリンピック大会の前に私たちが最初に難民オリンピックチームをつくった要因は、未だに存在し続けているのです」と語りました。

 
「これは、人類とオリンピックの心躍る旅の続きです。そして、難民は忘れられていない、ということを思い出すきっかけです。」

 
Lorey Campese and Claire Lewis

 
原文はこちら(英文)
Refugee Olympic Team to compete at Tokyo 2020

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