国連UNHCR協会は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の公式支援窓口です。 《寄付は税控除の対象になります。》

  • 0120-540-732(平日10:00-19:00)
  • メニューを開く

支援の現場から

UNHCRは洞窟から救出された少年たちとコーチに国籍を付与したタイ政府の対応を歓迎

2018年8月9日 ― UNHCRは、タイ当局による素晴らしい救出活動によってチェンライの洞窟から救出された、少年たちとコーチに国籍を付与したタイ政府の対応を歓迎します。

 
「この少年たちとコーチに国籍を付与することによって、タイは彼らに、より明るい未来を夢みて、満ち溢れる可能性に手を伸ばせるチャンスを与えたのです」とUNHCR無国籍特別顧問キャロル・バッチェラーは述べました。「国籍の付与によって、タイは彼らに、望みを叶え、彼らが属する社会のメンバーとして参加する道となる正式な身分を与えたのです。」

 
公式にどの国の国民としても認められていない人々は“無国籍”と考えられ、基本的な権利やサービスを享受することができません。場合によっては、彼らは旅行、結婚、財産の所有、就職、自分が暮らす社会への効果的な貢献ができないのです。彼らの問題はしばしば目に見えず、耳にすることもなく、見向きもされず、広いコミュニティから遠ざけられてしまっています。世界で数百万の人々が、無国籍と考えられています。

「無国籍として生きている人々はしばしば不安定な生涯を過ごすことになります」とバッチェラーは語りました。「これは、国家によってなされる前向きな行動が人々を助け、迅速に無国籍の状況を解決することができる、という輝かしい実例です。私たちは今回のタイによるこの努力を歓迎し、人類に対するこの完全に回避できる障害を根絶する手助けをするよう、無国籍者を受け入れているすべての国家に求めます。」タイ内務省は無国籍者への国籍を決定するガイダンスを発行しました。その無国籍者の多くは、情報が限られた、遠方の国境地帯に住む山岳民族の一部です。

 
このような困難にもかかわらず、タイは無国籍を終焉させるために行動を起こす地域的なリーダーであり続けています。2008年以来、約10万人がタイ国籍を付与されている他、タイ王国政府は2024年までに現在無国籍となっている48万人に国籍に関する解決策を見つけ出す約束もしています。

 
UNHCRとパートナー団体であるアドラ(ADRA)は、無国籍を根絶する、というタイの目標を達成するため、引き続きタイ王国政府とタイの無国籍コミュニティをサポートし続けます。2014年、UNHCRは、10年以内に世界中の無国籍を終結させることを目的とした #IBelong * キャンペーンをスタートしました。

 
* #IBelong 公式サイト(英語サイト):http://www.unhcr.org/ibelong/

 
By: UNHCR

 
原文はこちら(英文)
UNHCR welcomes move by Thailand to grant citizenship to boys and coach rescued from cave

難民を守る。難民を支える。

UNHCRは、人道危機によって生活が脅かされた何千万もの人々を支援しています。人々が紛争や迫害によって故郷を追われるかぎり、いつ、どこであっても、彼らの権利と安全、そして命を守り、援助を届けるため、彼らの尊厳と希望を取り戻すために、UNHCRは活動を続けます。どうぞご支援ください。

※当協会は認定NPO法人ですので、ご寄付は税控除(税制上の優遇措置)の対象となります

一覧ページへ戻る

国連UNHCR協会について
UNHCRを知る
UNHCRを支援する