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グアテマラ共和国フエゴ火山噴火により、数千人が家を追われる
少なくとも110名の死者が出ている致命的な噴火の後、UNHCRは避難した約1万3,000人のニーズを調査しています

おおよそ214人が避難している南部大学センター(CUNSUR)で、フエゴ火山噴火の生存者と話すUNHCRスタッフ

エスクィントラ(グアテマラ)2018年6月12日 ― グアテマラのフエゴ火山が兆候なく噴火した時、燃焼した気体の雲と灰が、農家を営むルシアの収穫物を飲み込みました。

 
今、この中米の国の西部低地にあるエスクィントラの町のシェルターで避難生活をしている彼女の家族の最大の関心事は、噴火の被害を免れた家のことです。

 
「私の息子と夫はこの臨時の避難所で寝ていますが、我が家の所有物が他人に盗まれないよう、日中は家を見張っています。」と、ルシアは言います。

 
彼女は、この火山の斜面で暮らす1万2,784人の地元住民の1人です。9日前、少なくとも110人が死亡し、200人が今も行方不明となっている最初の致命的な噴火が発生して以来、避難をしています。

 
グアテマラ南部5地域にある教会、学校、文化/スポーツセンター、市庁舎等の臨時の避難所で暮らす人は5,074人と推定されています。

 
鳴り響く噴火活動の中、復旧対応が続いており、UNHCRはこの人道的悲劇に見舞われていると推定される170万人以上を気にかけています。

「家に降りかかった火山灰は、私たちの赤ちゃんには毒だと言われています」

「火山活動が落ち着き、立ち入りが許可されるとすぐに、UNHCRは、避難している人々が宿泊している集合シェルターやコミュニティを訪問し、状況とニーズ把握を援助するためのチームを派遣しました」と、6月12日(火)にジュネーブで開かれた記者会見でアンドレ・マヘチッチUNHCR報道官が伝えました。

 
家と財産を置いていかなければならならず、生計に影響が出ている人々へ緊急の支援をするため、査定は今も続いています、とマヘチッチ報道官は語りました。

 
UNHCRは国連の保護活動を主導しており、共有地域と衛生設備における保護と安全を改善するために、国連組織と人道コミュニティの調整を行っています。

 
「障がい者の避難所利用の保証、妊婦や授乳時の女性のサポート、社会心理支援、衛生キットの提供、子どもと女性のための安全なスペースの確保も含まれます」と、マヘチッチ報道官は報道陣に伝えました。

 
溶岩の流動、有毒ガス、高熱の灰と岩石をもたらす火山活動が続いていますが、今週も救助活動は継続されています。フエゴ火山は現在も活発で、UNHCRは、予報された雨により、泥土と地滑りのリスクが高まる可能性があることを懸念しています。

 
避難所で暮らしている人々にとって、不確実性がさらなる困難となっています。その一人が、エスクィントラの南部大学センター(CUNSUR)で暮らす生後17日目の赤ちゃんの母親アナ・カロリーナです。

 
「いつ家に戻ることができるのか、私たちには全く分かりません」と、彼女は言います。「家に降りかかった火山灰は、私たちの赤ちゃんには毒だと言われています。」

 
Pablo Villagran

 
原文はこちら(英文)
Guatemala’s Volcan de Fuego drives thousands from their homes

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