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支援の現場から/最新ニュース

ロヒンギャ難民危機バングラデシュから、ありがとう!「届いています、皆様からの温かいご支援」国連UNHCR協会

「わずか100日で、60万人以上の難民が逃れてくるとは…」
20年以上の難民支援の経験を持つUNHCR職員たちにも衝撃を与えるほど、深刻かつ大規模な人道危機となったロヒンギャ危機。
UNHCRは総力を結集して援助活動に尽力してきましたが、それを可能にしたのは、他でもない皆様からの温かいご支援でした。そして、日本中の皆様からご寄付をいただいただけでなく、ロヒンギャ難民へ温かいメッセージと「がんばれ、UNHCR!」と多くの励ましをいただいたことを、私たちは決して忘れません。今回は皆様へ心からの感謝を込めて、ロヒンギャ難民への援助活動の成果をご報告します。

UNHCRは、皆様のご支援をロヒンギャの人々のもとへ届けています

家庭用テント5万世帯以上など、届けられた支援

動画:UNHCR親善大使 ケイト・ブランシェット、ロヒンギャ難民支援「ありがとう」のメッセージ

(※動画右下の設定で字幕をオンとしていただければ、日本語字幕が表示されます)

バングラデシュ難民キャンプ視察レポート ― 咳が止まらない赤ちゃん

国連UNHCR協会 武川ひとみ

咳が止まらなかった赤ちゃん。難民キャンプでは多くの人が咳をしていた。呼吸器系の疾患が多いことが報告されている

2018年3月、バングラデシュの難民キャンプを視察した際、UNHCRの援助活動の成果を実感する出来事がありました。30度を越える暑さの中、難民キャンプを歩いていた時のことです。ロヒンギャ難民の母親とかわいい赤ちゃんに出会いました。写真を撮らせてもらったのですが、急に赤ちゃんがせき込み始めたのです。なかなか咳が止まらず、苦しそうにもがく姿に不安を覚えました。
背中をさすっていると、そこへクリニックの職員が通りかかりました。急いで声をかけると、彼は「栄養失調かもしれない」とすぐにMUAC(腕の太さをはかり栄養状態を調べるバンド)を取り出し、赤ちゃんの上腕を素早く計りました。すぐに深刻な栄養失調と判明し、母親に事態を説明してクリニックに行くようメモを渡しました。偶然にも彼は、難民キャンプを歩いて家庭訪問し、人々の健康に問題がないか巡回しているところだったのです。

赤ちゃんの症状の記録を取り、母親に栄養失調について説明しクリニックを案内する職員

その後私はそのクリニックを視察したのですが、施設内の「栄養改善センター」で、その母子と再会したのです。ちょうど栄養補助食を受け取っていた母親は、私の顔を見た瞬間、笑顔を見せてくれました。「すぐ来てくれて良かった!もう赤ちゃんは大丈夫」と安心しました。
UNHCRの支援で3か月前にオープンしたこのクリニックは、難民の健康を力強く支えていました。こうした迅速な対応がなければ、あの赤ちゃんの症状は深刻化し、命に危険が及んだかもしれません。皆様からのご寄付は、こうして多くの栄養失調の赤ちゃんにも届いています。温かいご支援に、心から感謝申し上げます。

「皆様のご支援が、ロヒンギャ難民の困難を乗り越える力になっています」

UNHCRバングラデシュ事務所 久保眞治 前代表

写真:バングラデシュ現地の難民キャンプで援助活動をする久保元代表

今回、皆様のロヒンギャ難民へのご支援の輪が本当に短い間にこれほど大きな広がりとなりましたことに深く感動しております。心より感謝申し上げます。
現在も、皆様の温かいご支援を糧にUNHCRの最優先活動、例えばサイクロンの大災害が予想される地域の難民2,000世帯のため、より安全な地域での転居先の確保を行い、UNHCRのプロテクションチームの精力的な活動の継続による「一番弱い立場にある人々の保護」も確実に進められています。
何よりも、日本の支援者の皆様の思いの結晶がロヒンギャ難民の元に届けられ、この困難を乗り越える力となっているものと確信しています。
ご寄付という目に見える形でご協力をいただいた、お一人お一人の真心と信頼に思いを致し、UNHCRはこれまで以上に「一歩も引かない」活動を継続しご期待にお応えしていきたいと思います。
厳しい状況が続きますが、これからもどうぞよろしくお願いします。

これからも、ロヒンギャ難民をご支援ください

モンスーンによる豪雨に備え、歩道やシェルターの補強をするUNHCRスタッフ達

皆様のご支援により、ロヒンギャの人々の命を守り、多くの援助活動を行うことができました。心から感謝申し上げます。
今、UNHCRは迫るモンスーンの季節に向け、急ピッチで対策を行っています。昨年は洪水や地滑りで難民は甚大な被害を受け、コレラなど感染症も発生しました。「今年はモンスーンの被害から難民を守らなければならない」と、UNHCRの全力での活動が今日も続いています。

迫り来るモンスーンの季節に向け、ロヒンギャ難民支援のために、これからも皆様のお力が必要です。
どうぞ引き続き、皆様の温かいご支援をお願いいたします。

ロヒンギャの人々を、これからもご支援ください

長年差別と迫害に苦しみ、国外へ避難してなお、命の危険にさらされているロヒンギャの人々。1990年代からロヒンギャの保護に取り組んできたUNHCRは、彼らにとって最後の砦です。
避難してくる人々を支援するために、援助資金が緊急に必要です。現地では懸命な支援が続いています。どうぞ今すぐ、皆さまの力をUNHCRにお貸しください。

※当協会は認定NPO法人ですので、ご寄付は税控除(税制上の優遇措置)の対象となります

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