国連UNHCR協会は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の公式支援窓口です。 《寄付は税控除の対象になります。》

  • 0120-540-732(平日10:00-19:00)
  • メニューを開く

支援する・参加する・広める/支援の現場から/最新ニュース

現在世界で最も急速に深刻化している、南スーダンの難民危機
ウガンダなどの周辺諸国は緊急に援助を必要としています

ウガンダ北部のアルーア地区にあるインペリのレセプションセンターで、最近建てられたインペリ居住地に輸送される前にトラックから外を見る南スーダン難民

ジュネーブ(スイス)2017年3月17日 ― 新たな戦闘や恐ろしい暴力行為、飢餓や干ばつといった状況を受けて、幾千もの人々が南スーダンから逃れざるを得なくなり、世界で最も急速に深刻化している難民危機となっています。

 
南スーダンから周辺地域へ移動した人の数は160万人に達しています。南スーダンの以前の人口が1,100万人であったことを鑑みると非常に高い割合です。その新たに難民となった人の割合は危険な水準であり、経済的に困難かつすぐに物資が枯渇しつつある地域に、明らかに対処不可能なほど重くのしかかっています。

 
「近隣諸国はどの国も影響を受けています。難民はスーダン、エチオピア、ケニア、コンゴ民主共和国、中央アフリカ共和国に逃れています。その半分近くはウガンダに逃れており、ウガンダ北部の状況は急迫しています」と、ジュネーブにてババ―・バロシュUNHCR報道官は報道陣に述べました。

ウガンダ北部のアルーア地区にあるインペリのレセプションセンターで食糧を得るため列に並ぶ南スーダン難民

「最近まで毎日2,000人程度がウガンダに到着していましたが、ピークを迎えた2月には1日で6,000人以上も流入してきました。現在1日の到着人数の平均は2,800人程度で、3月のピーク時には1日で5,000人以上到着しました」と彼は付け加えました。

 
南スーダンから新たに到着している難民へ対応するために設置された一時滞在施設は限界に達しています。最近当該地域に降り注いだ雨は助けにならないばかりか悲惨さを増幅しています。

 
ウガンダの現状は、2016年9月にニューヨークで開催された「難民と移民に関する国連サミット」において立てられた公約に対する、初めての大きな試練であることは明らかです。この公約は、包括的難民支援枠組み(CRRF ― Comprehensive Refugee Response Framework)として知られる、世界的な難民の現状への革新的アプローチという重要な約束事を含んでいます。

 
ウガンダはこの新しいアプローチを行う最前線の国です。ウガンダはその他5つの国々と共同して、人道的取り組みと開発のための取り組みが統合された行動をとることによってCRRFを支持することに合意しました。これらの取り組みは難民へ土地を分け与えることを含み、また難民が労働市場へ参入することの許可をも含んでいます。

 
「これらの取り組みは緊急で大規模な追加の支援がない限り、失敗に終わってしまう重大な危険性があります。現在、この地域における南スーダン難民のための援助資金は必要額である7億8,100万米ドルのうち僅か8%しか集まっていません。UNHCR単独のウガンダのための必要資金は、2億6,700万米ドルも不足しています」と、バロシュは話を締めくくりました。

 
Babar Baloch

 
原文はこちら(英文)
Refugee crisis in South Sudan now world’s fastest growing

一覧ページへ戻る

国連UNHCR協会について
UNHCRを知る
UNHCRを支援する