学校・団体のご支援
写真データを活用する募金活動
現地のリアルな写真をうまく使って、難民支援募金をしてみませんか?難民の人たちの表情を写真を通じてより多くの人に伝え、広めていくことは、難民問題の解決に向けてとても大切なことです。
国連UNHCR協会には、UNHCRの援助活動を紹介する様々な写真が、UNHCR本部経由で届いています。募金活動にご協力くださる学校や自治体等の非営利組織には、地域やテーマ(家族・水・移動など)ごとにまとめた写真データセットのご提供について、ご相談を承ります。
難民問題について基礎知識を得るためのDVDの貸し出しを行っています。
また、協会ホームページで映像を視聴することもできます。
活動の前段階として、ぜひご覧ください。
※写真データをご提供させていただく場合には、指定の「画像・映像・データ/ 資料借用申請書」をご提出いただきます。使用許可は申請目的に対する使用1回限り有効です。写真の2次使用(同一写真を異なる目的で複数回使用する行為)は固くお断りします。
写真を入手した後は、国連UNHCR協会から提供する写真データをイベントで展示しながら募金活動を行います。大きく印刷したり、ポスターを作って掲示していただくこともできます。写真を紹介することによって、難民の現状が伝わりやすくなり、募金にご協力くださる方が増えるかもしれません。
東京都目黒区にある都立国際高校では、生徒会主導の具体的な活動として、2014年秋に写真データを活用した募金活動を行いました。生徒会執行部が力を合わせてポスターを作成し、昼休みと放課後を使って学内で募金を呼びかけました。
1.趣旨: 国際的課題のひとつである難民問題を生徒会がとりあげることにより問題意識
の浸透を図り、募金という物質的支援活動をとおして国際貢献に関する意欲涵
養の一環とする。
2.主催: 生徒会執行部
3.活動内容: 生徒総会における趣旨および概要についての説明ののち、生徒会執行部役
員(九名)が校内において募金活動を行い、総額を寄付する。
4.日時: 平成26年11月12日(水)放課後から11月14日(金)放課後まで
(昼休みと放課後)
5.場所: 都立国際高校校舎内
6. 寄付先: 国連UNHCR協会(国連難民高等弁務官事務所日本委員会)
※寄付までの募金管理責任については、顧問がこれを負う。
「募金総額は22,737円。生徒の言葉を借りれば、予想以上の協力を得られた形となった。
国際的な支援というものが、このような地道な活動を第一歩として行われていることを学び、そしてその活動の一端にささやかではあるが関わることができたことは、生徒にとって有益な経験であり、当初の活動目標達成にある程度は近づくことができたのではと考える。
一方、今回の募金実施にたどり着くまでには、学校内で様々な紆余曲折があったことも事実である。金銭を扱う活動である以上、実施に向けては慎重な姿勢が求められて当然である。
また、活動形態に関しても、あくまで趣旨に則した形で計画立案されなければならない。個人的な感想ではあるが、実施の意向はあっても、学校全体の賛同が得られず頓挫している例も相当数あるのではなかろうか。本校としても今後も継続的な活動を目指すのであれば、募金趣旨に対する学校全体の共通理解が大前提として必要の感を強くする。」
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世界で困っている人たちのために活動したい気持ちはあるけど、なにから始めればよいかわからないと思っている学校や団体のみなさん、この実践例を参考として「小さな国際貢献」に取り組んでみませんか?
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