ウクライナの戦争から逃れたヴェロニカちゃんは、隣国モルドバで家族と共に安全を見出しました。
コンゴ民主共和国から逃れたザワディさんは、隣国ケニアで学校に通えるようになりました。
シリア難民のアイシャちゃんは、世界難民の日にリトルシェフ・コンペティションに参加しました。
婦人科医ナグハム・ハサンさんは、今もイラクで監禁から逃れたヤジディ教徒の女性たちの治療を続けています。
― これらの援助活動は、皆様からのご支援から生まれたものです。
ウクライナでの戦争という衝撃的なニュースが報道された2022年もあとわずかとなりました。
ウクライナでの戦争、終わらないシリアやイエメン、ベネズエラの危機、アフガニスタンでの地震、そして気候変動によるパキスタンや南スーダンでの大洪水や、ソマリア、エチオピア等での干ばつ等、厳しい世界情勢の中、2022年も多くの皆様から温かいご支援を賜り、本当にありがとうございます。
2022年も皆様のご支援のお陰で、難民・国内避難民等への幅広い援助活動が実現しました。
1年の最後に、今回は皆様のご支援で可能となった難民・国内避難民等の笑顔をご紹介します。
皆様のご支援から生まれた笑顔
アフリカから


【動画】モザンビークで避難を強いられた人々の生活を明るく照らす
アジアから


中南米から


中東から


ヨーロッパから



2022年、ご支援者の皆様からいただきましたメッセージ
2022年、ウェブサイト経由で2万3000件以上の温かいメッセージを賜りました。心に沁みるたくさんのメッセージ、本当にありがとうございます。いただきましたメッセージは1つ1つ全て、スタッフが拝読させていただいております。今回はほんの一部ですが、皆様からいただきましたメッセージを紹介させていただきます。
だんご3兄妹さん
小学生2人と中学生の兄妹です。罪もない子どもたちが苦しんでることが、悲しくて仕方がないです。私たちに出来ることは少ないけれど、おこづかいが少しでも役に立てば嬉しいです。自分勝手な大人たちに負けないで!!
さすけねえさん
福島の原発事故で母の実家が避難区域になり、祖母や伯父、おばが避難を余儀なくされました。故郷が失われ、やむなく避難される方を思うと涙が出ます。今、福島は徐々に復興しています。ウクライナの皆さんも諦めないで、命さえあれば何とかなります。
アンジェリーナ773さん
肌の色を理由に学校でいじめられました。
そんな私よりももっと辛い思いをしている子どもたちがいると知って、私はいじめっ子と立ち向かいました。
私のお小遣いを寄付します。今は難民でも、夢をあきらめないで済む子どもが一人でも増えますように!
OHALUさん
最近出産した身として、
このような状況での出産や、あかちゃんを守らなくてはならないお母さんの気持ちを想像するだけで涙が止まりません。
戦うことも必要ですが、避難したい人が安全に避難できるよう祈っています。
nojo 1557さん
戦争を知らない世代ですが、戦争の悲惨さはそれなりに理解できているつもり。特に、子供たちの泣き叫ぶ姿は見ていられない。そうした悲惨さを嘆き悲しむだけでなく、今自分にできること行動に移すことで、少しでも支援に繋がることを切に願います。
ひろさん
ウクライナの紛争の被害に遭われている方、シリア、イエメンなど、世界中の紛争で困っている方の少しでも力になれればと思っています。3児の父として、貧困と恐怖に怯える子供は他人事と思えません。
微力ながら、ご支援をよろしくお願いします。
Yokohama JJさん
5歳の夏 焼夷弾の下避難しました。TVで幼いお子さんが一人避難される姿を見て涙しています。私も国内で避難民の数十年を過ごし、ようやく安住の地を得ました。ウクライナの皆 頑張ってください。遠くアジアの地から祈っています。
flowersさん
息子に16才の誕生日プレゼント何がいいか聞いたところ、毎月寄附してほしいというので、毎月寄附させていただくことにしました。
Chomolungmaさん
二十歳になったら必ずマンスリーサポーターになります。それまでは単発でのご寄付しかできず悔しいですが、もうこれ以上罪のない人々のいのちが失われることがないよう、どんな時も強く祈っております。
たろうさん
以前、20年ほどマンスリーサポートをしておりました。子どもを亡くしたことがきっかけでした。今回ウクライナの惨状に耐えかね、再開することといたしました。一人でも多くの子どもたちの命が守られますように。
あなたのご支援が、過酷な状況を生きる難民を支えます
どうぞ、これからも難民支援にご協力ください
「この現代に、こんな酷い戦争が起こるものなのか…」
2022年2月のウクライナでの戦争ぼっ発をテレビや新聞、インターネットで目の当たりにした多くの人々が、このように思ったのではないでしょうか?しかし、これはウクライナだけではなく、シリアやイエメン、アフリカのサヘル地域や南スーダン、コンゴ民主共和国等、暴力に苦しむ多くの国々で避難を強いられている人々が直面している現実です。そして残念ながら、ウクライナ等の戦争は今も解決の糸口がつかめておらず、こうしている今も、多くの人々がUNHCRの支援を必要としています。
2022年、大変な1年を送られた方にも、充実した1年を送られた方にも、来る年が素晴らしい年になることを祈っております。そして、UNHCRは「誰ひとり、置き去りにしない」という思いを込めて、紛争や迫害、人道危機で避難を強いられている人がいる限り、現地に残り、援助活動を続行しています。
新しい年を迎えようとしている今も、紛争や迫害から逃れる人々が、屋根のない家で夜を過ごす子どもたちが、そしてそんな子どもたちを守るために苦闘している親たちがいます。どうぞ2022年の最後に、UNHCRの難民援助活動にご協力ください。
あなたのご支援でできること



※1年続けていただいた場合、1ドル=140円換算
- <当協会へのご寄付は、寄付金控除(税制上の優遇措置)になります。お送りする領収証は確定申告にご利用いただけます。
- ご支援者の皆様にはメールニュース、活動報告等を送らせていただき、難民支援の「今」、そしてUNHCRの活動を報告させていただきます。
- Webでご寄付いただく際の皆様の個人情報はSSL暗号化通信により守られております。
*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。

