ウクライナの戦争から逃れたヴェロニカちゃんは、隣国モルドバで家族と共に安全を見出しました。
コンゴ民主共和国から逃れたザワディさんは、隣国ケニアで学校に通えるようになりました。
シリア難民のアイシャちゃんは、世界難民の日にリトルシェフ・コンペティションに参加しました。
婦人科医ナグハム・ハサンさんは、今もイラクで監禁から逃れたヤジディ教徒の女性たちの治療を続けています。

― これらの援助活動は、皆様からのご支援から生まれたものです。

ウクライナでの戦争という衝撃的なニュースが報道された2022年もあとわずかとなりました。
ウクライナでの戦争、終わらないシリアやイエメン、ベネズエラの危機、アフガニスタンでの地震、そして気候変動によるパキスタンや南スーダンでの大洪水や、ソマリア、エチオピア等での干ばつ等、厳しい世界情勢の中、2022年も多くの皆様から温かいご支援を賜り、本当にありがとうございます。

2022年も皆様のご支援のお陰で、難民・国内避難民等への幅広い援助活動が実現しました。
1年の最後に、今回は皆様のご支援で可能となった難民・国内避難民等の笑顔をご紹介します。

皆様のご支援から生まれた笑顔

アフリカから

コンゴ民主共和国から隣国ケニアに逃れたザワディさん(18歳)は避難先のカクマ難民キャンプで教育機会を得て、今は中学校に通っています。「友達がたくさんできました」と彼女は嬉しそうに語りました。
ブルンジ難民のピエールさん(41歳、左)はUNHCRとパートナー団体の支援で農業を始めました。受け入れコミュニティの人々も加わり広がっていく農地で「長い間、私たちを受け入れてくれた地域社会に恩返しをしたいです」と語ります。

【動画】モザンビークで避難を強いられた人々の生活を明るく照らす

アジアから

スマイアちゃん(5歳、右)とジュバイダさん(16歳、前の列左から2番目)の姉妹は脳性麻痺により身体を自由に動かすことができません。かつては横になっているだけだったジュバイダさんはUNHCRとパートナー団体による理学療法を受け、イスに座ったり物を投げたり、少しずつ身体を動かせるようになってきています。
2022年6月、アフガニスタン南東部を襲った大地震。過去20年で最悪の地震となったこの天災でUNHCRは迅速に緊急支援を開始し、同月中に9台分の救援物資を輸送。また、緊急の被災者を保護するシェルター支援として、パクティカ州とホースト州で最も被害の大きかった15の村に、地震に強い家1300棟を提供しました。

中南米から

NGO“国境なきピエロ団”を笑顔で迎える子どもたち。UNHCRの支援でエクアドルを2週間訪問したピエロたちは、情勢不安や経済危機から避難を強いられている中南米の難民・移民の子どもたちのみならず、エクアドル中のコミュニティの子どもたちにもたくさんの笑顔をもたらしました。
ベネズエラ難民のヤラルディン・カブレラさん(左から3番目)はLGBTQI+の活動家。性的志向による差別、そして医薬品等の不足により避難を強いられている彼女は、避難先のエクアドルでパートナーと新生活をスタート、仲間の活動家たちと共に人権ワークショップに参加しました。

中東から

6月20日世界難民の日にリトルシェフ・コンペティションに参加したシリア難民のアイシャちゃん(6歳)。彼女が避難生活を送るヨルダンのザータリ難民キャンプは開設10年を迎えました。UNHCRは今現在も、シリア国内外で避難を強いられている人々へ援助活動を継続しています。
監禁から逃れたヤジディ教徒の女性たちを治療する婦人科医ナグハム・ハサンさんは2022年UNHCRナンセン難民賞の地域賞を受賞。「60歳の老人に何度も性暴力を受けた幼い子どもを、どう慰めれば?」と訴える彼女は、今もイラクのクルディスタン地域で性暴力の犠牲となった女性たちに耳を傾け続けています。

ヨーロッパから

ウクライナ ブチャの攻撃から逃れたネディーカちゃん(5歳)の家は激しい攻撃で破壊されました。しかしUNHCRの住居ブログラムにより彼女の一家はモジュラー住宅で暮らしています。「娘は今も飛行機を怖がります」と母親のオクサナさんは語りますがネディーカちゃんは新しい2段ベッドを気に入ったようです。
記念式典のオープニングで歌声を披露するロマの難民の子どもたち。UNHCRモンテネグロは2022年12月で30周年を迎えました。1990年代の旧ユーゴスラビア解体から現在のウクライナ戦争まで、多くの危機の中で、数多くの難民、庇護希望者、そして無国籍者を支援し続けました。
UNHCR(国連高等難民弁務官事務所)は、 難民の命を守り、保護する機関です。
ルワンダ難民を訪問する緒方元高等弁務官
ルワンダ難民を訪問する緒方元高等弁務官
UNHCRは、シリア・アフガニスタン・南スーダンなど世界中で家を追われた難民・国内避難民を支援・保護し、水や食料、毛布などの物資の配布や、難民キャンプなど避難場所の提供、保護者を失った子どもの心のケアなど、最前線で援助活動に尽力しています。1991年から10年間、緒方貞子さんが日本人として初めてUNHCRのトップである国連難民高等弁務官を務めました。 
※紛争や迫害などのため命の危険があり、国外へ逃れた人を「難民」、国内で避難している人を「国内避難民」と呼びます。

2022年、ご支援者の皆様からいただきましたメッセージ

2022年、ウェブサイト経由で2万3000件以上の温かいメッセージを賜りました。心に沁みるたくさんのメッセージ、本当にありがとうございます。いただきましたメッセージは1つ1つ全て、スタッフが拝読させていただいております。今回はほんの一部ですが、皆様からいただきましたメッセージを紹介させていただきます。

だんご3兄妹さん

小学生2人と中学生の兄妹です。罪もない子どもたちが苦しんでることが、悲しくて仕方がないです。私たちに出来ることは少ないけれど、おこづかいが少しでも役に立てば嬉しいです。自分勝手な大人たちに負けないで!!

さすけねえさん

福島の原発事故で母の実家が避難区域になり、祖母や伯父、おばが避難を余儀なくされました。故郷が失われ、やむなく避難される方を思うと涙が出ます。今、福島は徐々に復興しています。ウクライナの皆さんも諦めないで、命さえあれば何とかなります。

アンジェリーナ773さん

肌の色を理由に学校でいじめられました。
そんな私よりももっと辛い思いをしている子どもたちがいると知って、私はいじめっ子と立ち向かいました。
私のお小遣いを寄付します。今は難民でも、夢をあきらめないで済む子どもが一人でも増えますように!

OHALUさん

最近出産した身として、
このような状況での出産や、あかちゃんを守らなくてはならないお母さんの気持ちを想像するだけで涙が止まりません。
戦うことも必要ですが、避難したい人が安全に避難できるよう祈っています。

nojo 1557さん

戦争を知らない世代ですが、戦争の悲惨さはそれなりに理解できているつもり。特に、子供たちの泣き叫ぶ姿は見ていられない。そうした悲惨さを嘆き悲しむだけでなく、今自分にできること行動に移すことで、少しでも支援に繋がることを切に願います。

ひろさん

ウクライナの紛争の被害に遭われている方、シリア、イエメンなど、世界中の紛争で困っている方の少しでも力になれればと思っています。3児の父として、貧困と恐怖に怯える子供は他人事と思えません。
微力ながら、ご支援をよろしくお願いします。

Yokohama JJさん

5歳の夏 焼夷弾の下避難しました。TVで幼いお子さんが一人避難される姿を見て涙しています。私も国内で避難民の数十年を過ごし、ようやく安住の地を得ました。ウクライナの皆 頑張ってください。遠くアジアの地から祈っています。

flowersさん

息子に16才の誕生日プレゼント何がいいか聞いたところ、毎月寄附してほしいというので、毎月寄附させていただくことにしました。

Chomolungmaさん

二十歳になったら必ずマンスリーサポーターになります。それまでは単発でのご寄付しかできず悔しいですが、もうこれ以上罪のない人々のいのちが失われることがないよう、どんな時も強く祈っております。

たろうさん

以前、20年ほどマンスリーサポートをしておりました。子どもを亡くしたことがきっかけでした。今回ウクライナの惨状に耐えかね、再開することといたしました。一人でも多くの子どもたちの命が守られますように。

あなたのご支援が、過酷な状況を生きる難民を支えます
どうぞ、これからも難民支援にご協力ください

「この現代に、こんな酷い戦争が起こるものなのか…」
2022年2月のウクライナでの戦争ぼっ発をテレビや新聞、インターネットで目の当たりにした多くの人々が、このように思ったのではないでしょうか?しかし、これはウクライナだけではなく、シリアやイエメン、アフリカのサヘル地域や南スーダン、コンゴ民主共和国等、暴力に苦しむ多くの国々で避難を強いられている人々が直面している現実です。そして残念ながら、ウクライナ等の戦争は今も解決の糸口がつかめておらず、こうしている今も、多くの人々がUNHCRの支援を必要としています。

2022年、大変な1年を送られた方にも、充実した1年を送られた方にも、来る年が素晴らしい年になることを祈っております。そして、UNHCRは「誰ひとり、置き去りにしない」という思いを込めて、紛争や迫害、人道危機で避難を強いられている人がいる限り、現地に残り、援助活動を続行しています。
新しい年を迎えようとしている今も、紛争や迫害から逃れる人々が、屋根のない家で夜を過ごす子どもたちが、そしてそんな子どもたちを守るために苦闘している親たちがいます。どうぞ2022年の最後に、UNHCRの難民援助活動にご協力ください。

あなたのご支援でできること

>> 毎月のご支援の増額のお申込はこちら

毎月1,500円のご寄付
防水性・耐久性が高く、厳しい環境下でも使える就寝用マットレス64枚
毎月3,500円のご寄付
避難中でも温かい食事がとれる、鍋、皿、フォーク等の調理器具セット14家族分
毎月5,500円のご寄付
緊急時に雨風から避難民を守る、防水性のある家族用テント1張

※1年続けていただいた場合、1ドル=140円換算

  • <当協会へのご寄付は、税控除(税制優遇)の対象になります。お送りする領収証は確定申告にご利用いただけます。
  • ご支援者の皆様にはメールニュース、活動報告等を送らせていただき、難民支援の「今」、そしてUNHCRの活動を報告させていただきます。
  • Webでご寄付いただく際の皆様の個人情報はSSL暗号化通信により守られております

*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。

来る年も難民を守れるよう、どうぞご支援ください
水・食糧の供給から住居、医療、教育まで、長期的に難民を 支えるには、毎月のご支援が欠かせません。ぜひ、ご検討ください。
水・食糧の供給から住居、医療、教育まで、長期的に難民を 支えるには、毎月のご支援が欠かせません。ぜひ、ご検討ください。
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