シリアでは紛争が11年目となり、国内で約690万人が家を追われ、加えて約560万人が国外に逃れ難民となり、厳しい避難生活を強いられています。昨冬は中東各地で記録的な寒さとなり、家を追われた難民や国内避難民は命の危険にさらされ、大変な苦難を強いられました。
「この冬は、いったいどれだけ寒くなるだろう。凍える寒さや嵐、洪水から家族を守れるだろうか?」人々は強い不安を感じています。そしてそれはシリア難民だけでなく、ウクライナやアフガニスタンなど世界各地で避難している人々が直面する、冬を越せるかどうかの「命にかかわる危機」です。今冬、コロナ禍とウクライナ危機の影響により物価は高騰し、深刻な貧困と食料不足で人々は窮地に追いつめられています。すでに厳しい冬が始まっており、今まさに時間との闘いです。
家を追われ窮地にある人々に、毛布や防寒具の提供、現金給付などの支援を届け、かけがえのない命を守ることができるよう、お力を貸していただけないでしょうか。
また、あの一番つらい季節がやってくる―。
今あなたに知ってほしい、世界各地の難民の冬
2023年1月、ウクライナ東部ドニプロでの攻撃後、緊急支援を開始
2023年1月、ウクライナ東部ドニプロにおける激しい攻撃により子ども2人を含む35人の命が犠牲となり、今も多くの民間人が行方不明となっています。
ドニプロに拠点を置くUNHCRのチームは地元NGOと協力して、攻撃直後に現地に入り、520人以上の被災者へ衣類や衛生用品を含む1600点以上の支援物資を支給。また、破損した窓を覆うために225枚の防水シートを配布した他、生存者約53人に集合サイトでの臨時宿泊施設を提供しています。
動画:ウクライナの現地スタッフから、防寒支援のお願い
「命を守る防寒支援にご協力ください」
UNHCRウクライナ事務所 レポーティング担当官 青山愛

今ウクライナでは、数百万人が破壊された家などで暮らし、電力やガス、水の供給も限られ過酷な状況にあります。経済的に困窮する家族も多い中、厳しい冬が目前に迫り、UNHCRは防寒支援を急ピッチで進めています。
私は2022年4月からウクライナで援助活動にあたっていますが、冬の足音は確実に近づいてきています。避難を強いられている多くの方は、ウクライナの冬の凍てつく寒さを知っているからこそ、暖かい家を失い、先行きが見えない状況に深刻な不安を抱いています。
冬が来る前に、早急に毛布や防寒具、暖房器具、家屋の修理、現金給付などの支援が必要です。特に子どもたちや高齢者など脆弱な人々への支援が急務です。どうか、ご協力をお願いいたします。
UNHCRの防寒支援




皆様の今すぐのご支援が、寒さに凍える難民の命を守ります。
あったかい毛布。家族で囲めるストーブ。雨や雪を防ぐ防水シート。
そして、冬に欠かせない物を買ったり、壊れた家を直したり、医療を受けるための現金…。
あなたのご支援で、また1人、この冬をあたたかく過ごすことができます。
UNHCRと一緒に、難民のもとへあたたかさを届けましょう。
ご支援を心よりお待ちしています。
氷点下の凍える寒さが、子どもたちの命を危険にさらしています。
どうか今すぐ、温かい支援をお願いいたします。
あなたのご支援でできること
※1年続けていただいた場合、1ドル=112円換算



*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。

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