UNHCRの使命

世界には、紛争や迫害により故郷を追われ避難先を求めている人々がいます。
このような人々を保護し、安全な避難場所を用意すること。厳しい気候やさらなる暴力から身を守るための場所を用意すること。それは、難民を守る任務を担う国連機関UNHCR(ユーエヌエイチシーアール)の最優先事項です。
UNHCRを語る数字とキーワード

大規模な人道危機の発生後、72時間以内に緊急援助活動を開始。有事の際に必要な知識・経験を持つ職員が速やかに現地に派遣され、仮設住居の提供をはじめ、難民の命を守る援助活動にあたります。

スイス・ジュネーブに本部を置き、逃れてきた人々の命を守るため、1万4000人以上のUNHCR職員が全世界で働いています。
UNHCRは世界135か国で難民援助活動を行っています。人々が紛争によって故郷を追われるかぎり、いつ、どこであっても、UNHCRは活動を続けます。
最初に駆け付け、最後に去る
多くの人が他国に逃れて来る緊急事態の際、真っ先に現場に駆け付け、避難生活が続く限り難民に寄り添い援助活動を続けます。避難生活のために必要な包括的支援を、NGO、難民、受け入れ国政府・地域と連携して実現する総合力が強みです。
UNHCRは緊急事態の発生後、すぐにチャーター機を手配。緊急用テントをはじめ必要不可欠な支援物資を速やかに用意。また、長雨の影響でキャンプが水浸しになるなどの悪条件の下、清潔な水の供給や衛生状況の改善、保健サービスの提供など援助活動を続けています。
皆様のご支援が、尊い命をつなぎます
皆様からのご寄付は、UNHCRの緊急援助活動にとってなくてはならない活動資金です。政府からの支援は使途が決められ、難民のもとに届くまで時間を要する一方、皆様からのご寄付は、ロヒンギャ危機をはじめ、その時もっとも必要な現場に最優先に充てられます。72時間以内に開始される緊急援助活動に充てられ、命の危機に直面している人をいち早く助けるのも、皆様からのご寄付なのです。

長期の避難生活を強いられている難民。
その中には20年以上の避難生活を送る人もいます。先が見えない不安の中、人々はどのような場所で生活を続けるのでしょう。
出典:GLOBAL TRENDS FORCED DISPLACEMENT IN 2019
UNHCRの仮設住居の支援② 中長期的支援へ
耐久性に優れた仮設住居の提供(ヨルダン・ザータリ難民キャンプ)


紛争開始から12年
紛争で家を追われ、大地震の被害にあったシリア避難民を支える資金が足りません
紛争で大切な人を失い、家を破壊され、命ひとつで逃れてきたシリアの人々。長期化する避難生活の中、極限の暮らしに直面しています。

世界規模での難民支援に、
ぜひ加わっていただけませんか?
「限られた資金で1人でも多くの人に仮設住居を提供するには受け入れ国・地域、難民との協働が不可欠です。地元の手頃な素材を調達し、難民も仮設住居の設置に携われば、皆、手入れの方法もわかるようになります」
UNHCR仮設住居専門家 トム・コーコラン
難民の命を守るUNHCRの援助活動にご協力ください
当協会は認定NPO法人ですので、ご寄付は寄付金控除(税制上の優遇措置)の対象となります
*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。
皆様のご支援でできること


1年で、避難中でも家族と温かい食事がとれる、調理器具セット13家族分

※1ドル=144円換算

