誰ひとり、置き去りにしない。
その命を守るために、安全な居場所を用意する。

UNHCRの使命

地中海を渡る難民

世界には、紛争や迫害により故郷を追われ避難先を求めている人々がいます。
このような人々を保護し、安全な避難場所を用意すること。厳しい気候やさらなる暴力から身を守るための場所を用意すること。それは、難民を守る任務を担う国連機関UNHCR(ユーエヌエイチシーアール)の最優先事項です。

UNHCRを語る数字とキーワード

72時間

大規模な人道危機の発生後、72時間以内に緊急援助活動を開始。有事の際に必要な知識・経験を持つ職員が速やかに現地に派遣され、仮設住居の提供をはじめ、難民の命を守る援助活動にあたります。

14000人

スイス・ジュネーブに本部を置き、逃れてきた人々の命を守るため、1万4000人以上のUNHCR職員が全世界で働いています。

135か国

UNHCRは世界135か国で難民援助活動を行っています。人々が紛争によって故郷を追われるかぎり、いつ、どこであっても、UNHCRは活動を続けます。

最初に駆け付け、最後に去る

多くの人が他国に逃れて来る緊急事態の際、真っ先に現場に駆け付け、避難生活が続く限り難民に寄り添い援助活動を続けます。避難生活のために必要な包括的支援を、NGO、難民、受け入れ国政府・地域と連携して実現する総合力が強みです。

UNHCRの仮設住居の支援① 緊急援助活動 アジア・ロヒンギャ難民危機 2017年8月以降、ミャンマー西部で起きた激しい暴力行為により、少数民族ロヒンギャ65万人以上がバングラデシュに避難。UNHCRは、人であふれた劣悪な衛生環境で深刻な健康被害にさらされている人々に、安全な避難場所を用意すべく、現地で援助活動を行っています。UNHCR職員の声 UNHCRバングラデシュ事務所 前代表 久保眞治 「ロヒンギャ難民の悲劇は、私の24年の難民支援活動の中でも経験したことのない規模と速さで悪化の一途をだどっています。わずか100日で63万人に達した難民の大多数が子どもと女性です。服さえ着ていない子ども、親と離ればなれになってしまった子どもも大勢います。その多くが目の前で家を焼かれたり人が殺されるのを目撃するなど、深刻なトラウマを抱えており、一刻も早い助けが必要です」

仮設住居と支援物資水、衛生、保健

UNHCRは緊急事態の発生後、すぐにチャーター機を手配。緊急用テントをはじめ必要不可欠な支援物資を速やかに用意。また、長雨の影響でキャンプが水浸しになるなどの悪条件の下、清潔な水の供給や衛生状況の改善、保健サービスの提供など援助活動を続けています。

皆様のご支援が、尊い命をつなぎます

皆様からのご寄付は、UNHCRの緊急援助活動にとってなくてはならない活動資金です。政府からの支援は使途が決められ、難民のもとに届くまで時間を要する一方、皆様からのご寄付は、ロヒンギャ危機をはじめ、その時もっとも必要な現場に最優先に充てられます。72時間以内に開始される緊急援助活動に充てられ、命の危機に直面している人をいち早く助けるのも、皆様からのご寄付なのです。

20年

長期の避難生活を強いられている難民。 その中には20年以上の避難生活を送る人もいます。先が見えない不安の中、人々はどのような場所で生活を続けるのでしょう。

出典:GLOBAL TRENDS FORCED DISPLACEMENT IN 2019

UNHCRの仮設住居の支援② 中長期的支援へ
耐久性に優れた仮設住居の提供(ヨルダン・ザータリ難民キャンプ)

2012年 ヨルダンでは、紛争により逃れた65万人以上のシリア難民が避難生活を送っています。同国内のザータリ難民キャンプは2012年に開設。⇒2016年 UNHCRは長期的な生活を見据えて、耐久性に優れた仮設住居への移行を実施。テントはプレハブ工法の住居に変わりました。
不足分93%

紛争開始から12年
紛争で家を追われ、大地震の被害にあったシリア避難民を支える資金が足りません


紛争で大切な人を失い、家を破壊され、命ひとつで逃れてきたシリアの人々。長期化する避難生活の中、極限の暮らしに直面しています。

トム・コーコラン職員

世界規模での難民支援に、
ぜひ加わっていただけませんか?


「限られた資金で1人でも多くの人に仮設住居を提供するには受け入れ国・地域、難民との協働が不可欠です。地元の手頃な素材を調達し、難民も仮設住居の設置に携われば、皆、手入れの方法もわかるようになります」
UNHCR仮設住居専門家 トム・コーコラン

難民の命を守るUNHCRの援助活動にご協力ください

当協会は認定NPO法人ですので、ご寄付は寄付金控除(税制上の優遇措置)の対象となります

*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。

皆様のご支援でできること

毎月5,500円のご寄付
1年で、風雨から家族を守る家族用テント1張
毎月3,500円のご寄付

1年で、避難中でも家族と温かい食事がとれる、調理器具セット13家族分

毎月1,500円のご寄付
1年で、防水性・耐久性が高い就寝用マットレス62人分

※1ドル=144円換算

皆様からのご寄付によって 多くの命が助かります。
水・食糧の供給から住居、医療、教育まで、長期的に難民を 支えるには、毎月のご支援が欠かせません。ぜひ、ご検討ください。
水・食糧の供給から住居、医療、教育まで、長期的に難民を 支えるには、毎月のご支援が欠かせません。ぜひ、ご検討ください。
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