物語の背景・アフガニスタンの状況

アフガニスタンの終わりのない紛争の裏には別の戦いが存在します。
1990年代後半、タリバン政権は、政治的、宗教的対立で長い間混乱していた国内情勢を立て直しましたが、女性の教育、職業選択、公共の場での行動を厳しく制限し、女性の権利に深刻な影響を与えました。
2001年9月の米国同時多発テロ事件を機に、米英主導でアルカイダ及びタリバンに対する軍事行動が行われ、11月「北部同盟」がカブールを制圧、12月までにタリバン支配地域が奪還されました。タリバン政権崩壊後、2001年12月のボン合意に基づき、移行政権の発足、新憲法の採択・発布、大統領選挙、下院議会・県議会選挙に至る一連の統治機構整備プロセス(ボン・プロセス)を通じ民主化が進展しました。(外務省HPより)
しかし、タリバンはアメリカ主導の有志連合によって政権を追われた後も、国内に強い影響力を持ち続けていました。
2021年8月、再びタリバンが政権を握った後も、UNHCRは現場での活動を継続していますが、情勢不安、経済危機は続き、国民の約半数に値する2400万人が人道支援を必要としており、600万人が飢餓に苦しんでいます。
また、2022年6月にはアフガニスタン南東部にて大規模な地震が発生、また今年2023年10月、アフガニスタン西部のヘラート地域でも、大規模な地震が発生。さらに多くの人々が避難を強いられています。
アフガニスタンの人々の命を守るため、
UNHCRは多岐にわたる支援活動を行っています
- 救援物資の提供:危機に直面した際に不可欠な毛布やマットレス、シェルターや給水容器、栄養補助食品など、命を守る様々な救援物資を届けています
- 現金給付支援:食料や子どものミルク、医療費、家賃の支払いなど、個人の様々な特定のニーズに優先的に対応できる現金給付支援 を実施しています
- 教育支援:学校の建設や文房具の購入費の給付などを通じて、子どもたちの教育環境改善や、女の子の教育へのアクセス改善に尽力しています
- 保健・衛生:人々が安全な水を確保できるよう水道設備などのインフラ整備を行い、また病気になった際に必要な保健サービスを提供しています
難民に寄り添い、支援する毎月のご寄付をどうぞお願いいたします
1億人以上の人々が紛争や迫害等により故郷を追われている中、今ほど人道的な支援が必要とされる時代はありません。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、この状況に対し、世界各地で救援活動を実施していますが、資金が圧倒的に足りない状況が続いています。皆様からのご寄付によって多くの命が助かります。彼らを守り、支えるため、ぜひ毎月のご支援をお願いいたします。
皆様のご支援でできること



※1ドル=144円換算
- 当協会へのご寄付は、税控除(税制優遇)の対象になります。お送りする領収証は確定申告にご利用いただけます。
- ご支援者の皆様にはメールニュース、活動報告等を送らせていただき、難民支援の「今」、そしてUNHCRの活動を報告させていただきます。
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*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。