難民を守る。難民を支える。
2022年、紛争や迫害により故郷を追われた人の数は1億人以上

2021年末、紛争や迫害によって移動を強いられた人は8930万人*に達しました。そして、2022年5月には、その数は1億人**を突破したことが発表されました。これは78人に1人が避難を余儀なくされたことになります。この驚異的な数は、ウクライナでの軍事行動のぼっ発、そしてエチオピア、ブルキナファソ、ミャンマー、アフガニスタンなどの国々での新たな暴力の高まり、長期化する紛争の影響によるものです。* Global Trends 2021より ** UNHCR2022年5月23日報道発表より

紛争、迫害のみならず、気候変動による自然災害、そして新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による貧困・食料難等、さまざまな人道危機によって多くの人々が故郷を追われている中、今ほど支援が必要とされる時代はありません。UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は、この状況に対し、世界各地で救援活動を行っていますが、資金が圧倒的に足りない状況が続いています。皆様からのご寄付によって多くの命が助かります。彼らを支えるため、ぜひ毎月のご支援で「国連難民サポーター」になっていただけませんか?

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難民とは?国内避難民とは?
紛争や迫害、人道危機により故郷を追われた人々

* 2021年末時点、UNHCR Global Trends 2022より

約2710万人の難民

手を洗う難民の子どもたち
経済危機に陥る隣国レバノンに逃れたシリア難民の母子。父親は2011年に他界し、今は厳しいテント生活を強いられている

「難民(Refugees)」とは?
紛争に巻き込まれたり、宗教や人種、政治的意見といったさまざまな理由で迫害を受けるなど、生命の安全を脅かされ、故郷を越えて他国に逃れなければならなかった人々のことを「難民」と言います。また、避難先から戻り、新しい生活を始めようとする帰還民もUNHCRの支援対象者です。
難民及び国外に逃れるベネズエラ人の約3分の2となる69%が、シリア(680万人)、ベネズエラ(460万人)、アフガニスタン(270万人)、南スーダン(240万人)、ミャンマー(120万人)の5か国で占められており、11年続くシリアの紛争等、終わらない人道危機により、これらの国の難民の数は前年度より増加。また、難民の83%を受け入れているのは、セーフティネット等が脆弱な中低所得国です。世界の人口の9%、世界のGDPの0.5%に過ぎないこれらの低所得国が多くの難民を受け入れている、という不均衡な状況となっています。

* Global Trendsは国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が支援するパレスチナ難民580万人を含みます

約5320万人の国内避難民

イエメン国内避難民
カメルーンにて、気候変動による干ばつによって引き起こされた、水資源をめぐる衝突で焼き払われた村に立ちすくむ漁民の男性

「国内避難民(Internally Displaced Persons)」とは?
国境を越えていないことから、国際条約で難民として保護されない人々のことです。しかし、難民と国内避難民の苦境は同質であることが多いので、共通の支援対策を執ることが最も現実的であることも多いのです。
1990年代、国外へ逃れられない人命を守るため、国内避難民を保護し支援することを決断したのは、日本人で初めて国連難民高等弁務官を務めた故・緒方貞子さんです。

国内避難民の数は暴力行為や紛争の激化によって急増の一途をたどっており、その人数は2012年から約3倍に増加しました。また、気候危機による避難も増加しており、この5320万人以外にも、2370万人が気候変動、洪水や干ばつといった自然災害のために国内で避難を強いられました。

約430万人の無国籍者

ロヒンギャ難民
出生証明証の手違いで、クロアチアにて無国籍者となってしまった9歳の少女へ法的援助をするUNHCR職員

「無国籍者(Stateless)」とは?
無国籍であるということは、保健、教育、就職、移動の自由といった基本的な権利を奪うだけではなく、銀行口座を開設したり、携帯電話のSIMカードを購入したりすることすらできないことを意味し、どの国によっても国民と認められない人々のことを意味します。
無国籍という状態が生じる原因にはさまざまなものがあり、その中には、少数派の人々に対する国籍法上の差別がある場合、旧ソ連解体のように国家が独立(国家承継)した際にそれまでの住民の一部が国民として受け入れられない場合、そして関係国の法(両親や出生国の国籍法等)が対立し相容れない場合等が含まれます。

2021年末時点で、430万人以上が無国籍または国籍未確定と推定されています。しかし、すべての国がデータを持って報告している訳ではないので、実際の人数はこれより多いと考えられています。

約460万人の庇護希望者

庇護希望者の列
庇護を希望するため、息子を背負い、国境を越えようとする中米ハイチから来た父親

「庇護希望者(Asylum Seekers)」とは?
自身の故郷から逃れて他の国にたどり着き、その国で庇護を希望する人々のことを言います。
UNHCRは、庇護希望者がより良い支援と保護を確保できるように、各国に対して、その権利を守るための法律を整備する提言をします。庇護されると、難民認定や法的保護、援助物資を受けることにつながります。
2021年以降、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによる移動制限、国境封鎖のために減少した庇護希望者への各国の対応も徐々に改善してきています。

また、2021年には、親とはぐれた、または保護者のいない子どもたち2万7000人が新たに庇護を希望。UNHCRはこのような子どもたちが人身売買等の危険にさらされないよう、保護・支援をしていきます。

UNHCR(国連高等難民弁務官事務所)は、 難民の命を守り、保護する機関です。
ルワンダ難民を訪問する緒方元高等弁務官
ルワンダ難民を訪問する緒方元高等弁務官
UNHCRは、シリア・アフガニスタン・南スーダンなど世界中で家を追われた難民・国内避難民を支援・保護し、水や食料、毛布などの物資の配布や、難民キャンプなど避難場所の提供、保護者を失った子どもの心のケアなど、最前線で援助活動に尽力しています。1991年から10年間、緒方貞子さんが日本人として初めてUNHCRのトップである国連難民高等弁務官を務めました。 
※紛争や迫害などのため命の危険があり、国外へ逃れた人を「難民」、国内で避難している人を「国内避難民」と呼びます。

動画:難民とは?移民とは?

(動画の設定で字幕をオンにしていただければ、日本語字幕が表示されます)

UNHCRの支援活動

緊急支援
紛争や内戦などの緊急時において、UNHCRは、いかなるとき、いかなる場所でも、高度に訓練された緊急支援チームを72時間以内に現地に派遣。逃れてきた人々の命を守るための保護・援助活動を開始し、世界各地にある備蓄倉庫からテント、毛布、水、食料、医療、生活用品などの援助物資を供給します。
自立支援
紛争や迫害で故郷を追われた人々の避難生活は十数年に及ぶこともあります。長い避難生活の間、学校に行けなくなってしまった子どもや、家族を失い社会的・経済的弱者となってしまった女性、故郷に戻れず生計を立てられなくなった人々のために教育支援・女性支援・自立支援を実施します。

難民を支えるため、ご支援ください

ウクライナからの難民を支援する様子
ウクライナから逃れた母子を国境付近で保護するUNHCR職員

過去10年間、故郷を追われた人の数は年々増加し、10年前の2012年(4270万人)から2倍以上に増加しました。また、故郷を追われ避難を強いられた人の約41%は18歳未満の子どもです。
皆様のご寄付は、避難を強いられた人々を援助するUNHCRにとって、なくてはならないご支援です。継続的なご支援を続けていただくことにより、迅速な緊急援助、水・食料の安定した供給や、長期の資金計画が必要な学校教育や難民への職業訓練や自立支援などを進めることが可能となるのです。故郷を追われ難民となった人たちは、極限の状況下で皆様のご支援を待っています。
世界各地に平和が戻り、全ての難民・国内避難民等が「故郷」と呼べる場所で幸せに暮らせるようになるまで、これからも一人でも多くの方に難民支援の輪に加わっていただき、継続的に支えていただきますよう、お願い申し上げます。

故郷を追われた人々の命と希望を、私たちと一緒に支えてください

  • 当協会へのご寄付は、税控除(税制優遇)の対象になります。お送りする領収証は確定申告にご利用いただけます。
  • ご支援者の皆様にはメールニュース、活動報告等を送らせていただき、難民支援の「今」、そしてUNHCRの活動を報告させていただきます。
  • Webでご寄付いただく際の皆様の個人情報はSSL暗号化通信により守られております

*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。

あなたのご支援でできること

※1ドル=112円換算

毎月1,500円のご寄付

1年で、マラリア等の感染症対策に不可欠な蚊帳80家族分

毎月3,500円のご寄付
1年で、暗闇の中でも食事や勉強ができるソーラーランタン13家族分
毎月5,000円のご寄付
1年で、避難中でも家族と温かい食事がとれる、調理器具セット24家族分
皆様からのご寄付によって 多くの命が助かります。
水・食糧の供給から住居、医療、教育まで、長期的に難民を 支えるには、毎月のご支援が欠かせません。ぜひ、ご検討ください。
水・食糧の供給から住居、医療、教育まで、長期的に難民を 支えるには、毎月のご支援が欠かせません。ぜひ、ご検討ください。
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